こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきましてありがとうございます。
さて、前回のブログから冷えとりおはなし会で、参加者が自分の悩みを一人ひとり柳沢さんに相談している様子をお伝えしています。
これは非常に大切なことです。
自分の経験が人の役に立つかもしれないのです。
そういう意味では、情報を共有するというのは大事なことですよね!
自分は、他の悩みで会に参加しているのだけど、ある方の悩みを聞いていて、とてもヒントになったという場合もありました。
それが私にとっての、前回のおはなしでご紹介させていただいた目が悪くなる(緑内障や白内障のこと)ことでした。
*前回のおはなしは、「冷えとり 冷えとりおはなし会3−2」をご覧くださいませ。
冷えとりを始めてから、私にはこういうことが多く起こるようになりました。
必要と思ったものが、いつでも手に入るという感覚です。
冷えがあるときは、体調も悪く、いつもイライラしていたので、そういうことがあったのかもしれないのですが、気がつくことができませんでした。
ですから、やはり身体が健康であるというのは、本当にいいことづくしなのだなあとつくづく思ってしまいます。
皆さんはいかがでしょうか?
それでは、皆さんのおはなしの続きを見ていきましょう。
首の激痛
- 冷えとり歴7ヶ月で、靴下を4枚から始めて、本当に心地が良いと感じている。
- 先日、首に激痛が走ったので整形外科に行ったけれど、治らず、冷えとりをしていたら、治ったから驚いている。
- 病院では、レントゲンを撮っても原因はわからず、姿勢が悪いのではないかと言われた。
- 冷えとりをやってみようと思い、家では15~16枚靴下を履くようになった。(すると、指先がじくじくしてきて、て足の甲が痛い)
- 最近では、指先に黒いものができたり、突発性難聴になった。(指先の黒いものは一月半かかって治ってしまったから、こちらも驚いている)
- 突発性難聴は、耳が聞こえないので、補聴器を購入したが、なくなってしまって、冷えとりを始めたら、なんとなく聞こえるようになってきた気がする。
- 冷えとり歴があまりないので、わからないことが多くて、とても不安で、繭結さんに来て、こちらの会を紹介され、参加を決めた。
柳沢さんからの答え
首が痛いのは、冷えて、つっぱっているから。痛みは腎臓や肝臓が悪いと出る。
首の右側の痛みは、消化器、肝臓が悪い。左は心臓。
冷えがあるときはとにかく動いてもらいたい。
痛いのは、炎症を起こして血液を回そうとするから。
調子が悪いときはできるだけ断食すると良い。断食すると栄養が入ってこないので、正常でないものを正常に戻すことができる。(異常なものがなくなる。例えば膝に水が溜まるからといって、水を抜くとさらに水が溜まるようにななるので治療をしないほうがいい。治すと毒が出なくなってしまうので、食べたり食べなかったりして試すといい)
突発性難聴は腎臓が悪いと起こる。腎臓が悪いと耳鳴りがし、聞こえが悪いと音が高く聞こえる。
補聴器がなくなったのは幸い。なんとか聞こうとする努力をする。三分(さんぶ)の苦労をさせる。冷えとりで聞こえるようになったのは大変よかったと思う。鼓膜が再生したという例もあるから気長にやると良い。(皮膚は一週間、粘膜はひと月で再生する。特に異常が起こった人はそのサイクルが早い)
冷えとりは、衣(靴下の重ねばき)、食(食べ過ぎず、腹7分)、住(半身浴)と考えてやってほしい。
実は、夫(風宏)は聴神経腫瘍(脳腫瘍の一種)になった時に、腫瘍を取るために、鼓膜だけを残して、左耳の聴覚機能全てを取りました。(三半規管もとりました)
(*詳細につきましては、
9〜頭痛と後遺症〜」をご覧くださいませ。)
聴神経をとってしまったので、もちろん音は聞こえなくなります。
夫はフリーライターなので、聴覚や三半規管がないのは致命的です。
車にも乗れないし、人の話も聞けないようでは、仕事にならないではないですか!?
耳が聞こえないということは、障害を持つということです。
区に相談に行ったところ、「片耳が聞こえないくらいでは障害と認定できない」と言われました。
私は「くらいなら」といい言葉にびっくりして、心の中で、「じゃあ、あなたもそうなってみれば? そしたら辛さは少しでもわかるよね」と、心底不快に思ったことを思い出します。
障害の認定も降りないので、夫はなんとか努力をせざるをえませんでした。
これが柳沢さんの三分の努力をするということに当たったのではないかと、今にしてみれば思います。
取り去った聴覚機能は再生されてはいませんが、骨電導でなんとか聞こえるようにまで回復しました。
ですから、三分の苦労をさせたおかげで、夫は社会復帰できて、仕事も元の通りにできるようになったのです。(車の運転もできるようになりました)
気分が上がらない、落ち込みの悩み
- 冷えとり歴3年目で靴下は10枚履いている。
- 山登りが趣味だが、最近は人間関係に疲れて、大好きな山にも行きたくないくらい気持ちが落ち込んでいる。
- 常にだるくで気持ちが暗い。
- 会社の人間関係に疲れると、いけないと思うのに甘いものを食べてしまう。
- 朝いちばんに飲むのは白湯がいいのか、朝ごはんを抜いても大丈夫なのか、睡眠時間がどれくらいがいいのか、いろいろな情報があって悩んでしまう。
柳沢さんからの答え
気分が上がらないのもめんげん。
肝臓、腎臓が冷えると意欲がなくなる。(温まると感情が緩む)
臓器の温めが足りないから、ピリピリする。
食べると、胃に血液が集まり、活動して温かくなるので、甘いものを食べてしまうのではないか?
朝飲むものは、飲みたいものを飲めばいい。
朝は食べたくなければ食べなくても大丈夫。朝を抜いたら力がでないとよく言われるが、朝食べたものを吸収するのに6時間はかかるから、朝の活動のエネルギーは、前の日の夕食で作られているから、抜いても影響はない。(今日、動いているのは、今日食べたものではない)
朝を食べなくても、人には脂肪があるので、糖は脂肪があれば血糖値に変えられるので問題はない。
睡眠時間は5時間もあれば十分。
どんな異常が起きても、取り入れて、めぐらせ、捨てる。
緊急の毒出しが起こるときもある。それはめぐらせができないと詰まるから。
これは偶然ではなく必然で、怪我は毒出しの一つ。(手を怪我したり、足を怪我したりするのは食べ過ぎているので、怪我をさせて食べ物を取りに行けなくさせるために起こっていること)
例えば、包丁で指を切ったりしたら、水で洗って、シルクパウダーをつけて、「毒が出た」と思っているといい。
こまめな掃除(体の毒出し)が大切で、こまめに毒出しができないと大掃除(辛い病気など)することになる。
確かにこの相談者の方のように、世の中にはたくさんの情報があり、悩むことも多いというのは、同感です。
例えば、朝一番に水を飲むと胃腸が働くから良いと、よく美容や健康法などで言われてきました。
実際にそうすると、とても冷えるので、私はやめてしまいました。(白湯はすすっています)
水を1日に1リットル飲むと良いという説もありますが、それは体の中の汚れは水で落とすという理論です。
「洗濯物をお茶では洗わないでしょう。水でしょう。それと同じことです。」
そういう情報を取り入れて、なるほどそうだよね〜と思って、私も無理をして、水をたくさん飲んだ時期もありました。
すると、おしっこの回数が増えて困りました。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事 あなたの人生を激変させる14日間のプログラム」の中に、尿の回数が多く、尿の色が水に近いのは気をつけるべきだという記述もありましたので、おしっこばかりするのも腎臓を酷使しすぎてしまってよくないのかもしれません。ジョコヴィッチによれば、せっかく採った有効なミネラルやビタミンを排出してしまうということです)。
それに内臓を水で洗うというのを聞いてしまうと、お茶を飲むことで茶渋がつくように胃壁が黒ずんでしまうのかな?とも思ってしまい、お茶を飲むたびにいいのかな?という気持ちにもなりました。
私は、それまでは、日中は緑茶を飲む派だったので、水を飲むということには、何か物足りなく感じていました。
水で洗い流すというのは一つの理論です。
お茶には、お茶のとても良い成分もあるので、結局のところ、私はお茶を飲むほうが心地が良いのでそちらを選びました。
(*お茶の成分につきましては、詳しくは
「冷えとり お茶の効能1 紅茶と中国茶 2 日本茶」をご覧くださいませ。)
飲みたいものを飲むというのが大切なことなのです。
冷えとりおはなし会は次回に続きます。
つづきはこちらをどうぞ。
冷えとり豆知識
靴下の重ねばきは、4枚から効果が現れやすいそうです。最初は冷えのぼせがあるので、びっしょりと汗をかくこともあって気持ちが悪い時もあるそうですが、次第に心地よくなります。(靴下は汗をかいたら、はき替えてくださいね)
靴下を増やすタイミングは、あるとき4枚ではなんとなく寒いなあと思うようになり、少し増やしてみようと思ったときだそうです。
増やすときは、2枚ずつ増やすのがベストだそうですよ。
冷えとりで起こる不調は、どんな時でも温めるというのが基本ですが、火傷の時だけは冷やしてくださいとのこと。その部分が冷たくなるまで冷やすと、皮がくっつきます。それから、温めると治るそうです。(半身浴を6時間すると、皮がくっついて治るそうです)
記事中で出てきたシルクパウダーはこちらです。食べてよし、塗ってよしのシルクパウダーです。