こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜です。
家族で冷えとりをしています。
今回は子供のあごのかゆみのめんげんについてお伝えいたします。
【冷えとり健康法とは】
耳鼻科医師だった進藤義晴先生が考案された健康法で、下半身と上半身の温度差をなくし、体を温め冷えをとります。24時間下半身を温めるために、半身浴、靴下のかさねばき、湯たんぽの活用して冷えをとります。
基本は
- 半身浴をする
- 足元を温める
- 正しい食事をする
出典:進藤幸恵著・進藤義晴監修『免疫力が高まるシンプルな暮らし』
娘のアトピー
娘は生後8ヶ月にアトピーと診断され、10年間ステロイドと抗アレルギー薬を飲んできました。
皮膚科で掻いてはダメと言われるのがストレスとなり、一念発起して冷えとり健康法をしながら脱ステロイドをしました。
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4年くらい時間がかかりましたがアトピーが寛解して本当にうれしかったのですが、高校生になり勉強が忙しくなり過度にストレスがかかるようになると、腕をかきむしるようになりました。
アトピーが復活してしまったのです。
これにはとてもショックでした(涙)
心の状態と関係のあるアトピー
最初は冷えとりを家族に強制していた私ですが、今では家族それぞれの意思を尊重しています。
娘も小さい頃は素直に私のいうことを聞いてくれましたが、もう高校生になりましたので、そういうわけにもいかなくなりました。
やはりお菓子は食べたいでしょう。
娘は勉強ストレスからお菓子を食べて、またアトピーを悪化させてしまいました。
本当に綺麗な肌に戻っていたのに、大勢の前で発表しなければならないという課題がかなりストレスだったようであっという間に腕中、アトピーの発疹ができ、それがかゆいので掻いているうちにいじりすぎてイボがたくさんできてしまいました。
冷えとり提唱者の進藤義晴先生によれば、
いぼ、ほくろ、吹き出物などは全て内臓に関係しています。特に「冷えとり」をしますと、下痢、湿疹、頭痛など、すぐ毒出しと分かる症状から、いぼ、ほくろなど見過ごしやすい症状まで、大小さまざまな形で毒が出てきます。もちろん、症状について心配はいらないのですが、逆の見方を変えると、症状の出る場所や出方で、体(内臓)の悪いところが分かってきます。
出典:進藤義晴『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』
とあります。
詳しくは【冷えとりとめんげん】いぼのできる場所でわかる悪いところをご覧くださいませ。
JKということもあり自ら薬を使いたいというので今年からまた薬を使い始めました。
現在は皮膚科の医師の指導で、
- 毎日朝と晩に、抗アレルギー剤(ペポタスチン)
- かゆいときだけステロイド(アンテベート)
- 朝晩にヒルドイドローション
を使用しています。
本音を言えば、薬は使ってもらいたくないですが、娘の体は娘のものです。
娘は、
- 半身浴
- 家にいる時は靴下の重ねばき6枚(学校ではハイソックスに足先にホカロンをつけている)
- 1年を通じて寝るときに湯たんぽ
を続けながら、肌の具合がよくなり明るい表情になりました。
かゆくてよく眠れなかったのが眠れるようになった!
腕だけ出ていたアトピーが顔に移行した
ところが薬を使うようになり、症状を抑えるようになったので、別のところに毒を出そうと今まで出ていなかった顔の部分にアトピーが出てきてしまいました。
冷えとりお話会で、出てきた毒を薬などで抑えてしまうと出てくるべき元の場所に毒は戻ってしまうと学んだことがあります。
症状のあるところに塗り薬で薬を塗ってよくなっても、それは抑えているだけなので、別のところから毒がでてくるというのは冷えとりあるあるで、私も虫歯のめんげんで経験したことがあります。
もうひとつ顔に出てきたと考えられるのは冷えのぼせが要因かもしれません。
血液は温かいところを目指して上っていくので、足元が冷えていると内臓があって動きのある上半身や頭に血液が上っていきます。
冷えのぼせにならないように毎日アイスノンを使って寝ていたのですが、寒いからいやだとやめたとたんに顔一面に湿疹(にきび?)がで始めました。
アイスノンを使っているときには顔にはぶつぶつは出ていませんでした。
- 娘はアイスノンをすると寒いからやりたくない
- マスクをしているのでぶつぶつがあっても気にしないからいい
というので顔のぶつぶつは放置していました。
なぜか顎の部分にできたぶつぶつはかゆくて仕方がないというので皮膚科の先生に聞いてみたところ、「これはにきびだからステロイドは塗らないでニキビの薬を塗ってください」と処方された薬がゼブアックスローション。
ところが、これを塗るとさらにかゆくなるので調べてみたら副作用にかゆみがでるとありました。
薬を塗るのをやめてもあごのかゆみは止まりません。
腕は塗り薬できれいになりましたが、腕が治るとあごのかゆみとして毒が出てきてしまいました。
やっぱり薬で抑えてしまうと別のところから毒を出そうと体ががんばってくれるんだな〜。
あごのかゆみは何の毒?
進藤義晴先生の次女の幸恵さんのブログによれば、
快肌布の事ですが、使い方の説明書に「顎を擦ると良い」とありますが、それは以前に父(進藤義晴)が「生命力が強いか弱いかは顎が強いか弱いかという事と関係している」という指導から来ています。
それと、顎は腎臓の毒が出るところでもありますので、大切なところという意味もあるようです。
出典:小ずずめ・くらぶ
顎(あご)は腎臓の毒という記述を読むと何だか納得です。
というのは、そもそも娘のこのアトピーの悪化はたくさんの人の前で発表するという恐怖からはじまったものでした。
小さい頃みてもらったホメオパシーの先生にも怖がりの傾向があると診断されたことがあります。
腎臓が悪い人は怖がり
怖がりの人は腎臓が悪い
とも言われているのでまさにそうなんだなと納得してしまいました。
まとめ
家族の冷えとり歴が10年を超えた頃から、ガチガチの冷えとりをしなくなりました。
もちろん、
- 冷え
- 食べ過ぎ
などには十分気をつけています。
コロナ禍ということもあり、娘なりのストレスもあるのかもしれませんが、それは娘が自分で乗り越えなければならないことです。
親の私はただ見守るだけです。
顎のかゆみは見守っていきたいと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
家族のめんげんの物語を書きました。よかったら読んでくださいね。
娘のアトピーのことも書いています。