こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
肝臓の働きは、外から入ってきた異物を浄化します。五臓六腑の相関図では、肝臓は心臓の親にあたりますので、血液を全身に回す調整をする働きもします。
冷えとりでは、怒りっぽい人は肝臓が悪く、肝臓が悪い人は怒りっぽいと言われています。
今日の記事は、体に侵入してくる異物を浄化してくれる肝臓のことについて考えてみたいと思います。
冷えとりから考える肝臓のこと
冷えとりでは肝臓が悪い人は、怒りっぽく、怒りっぽい人は肝臓が悪いと言われています。
五臓六腑の相関図から見ると、肝臓は心臓の親にあたります。親は子の面倒をみるものですから、肝臓は心臓の働きを助け、血液を全身に回す調整もしているのです。
食べ過ぎると消化のために胃に血液を回すので、頭がぼうっとして眠たくなるのも、このせいなのです。
こんなふうに心臓と深く結びつく肝臓は、怒ると一気にその嫌な気も血流に流してしまいます。そうすると、一気に嫌な気が全身をかけめぐるというわけです。
肝臓が悪くなると起こる症状
肝臓が悪いと考えられる症状
- 目が悪くなる、緑内障、白内障
- 頭痛や肩の痛み
- 怒り、傲慢や卑屈さ
肝臓が悪いと目が悪くなることがあります。
冷えとりでは目が悪いのは、食べ過ぎをやめさせるために、食べ物を見えなくさせるためとも考えられますから、食べ過ぎをやめる必要があります。
また肝臓が悪い人は頭痛や肩の痛みが現れることがあります。
肝臓は、アルコールの分解だけではなく、薬などの体に侵入してきた異物も分解していますから、長年アルコールを飲んできた人や薬漬けの人に頭痛や肩が痛い症状が現れるのは、肝臓が悲鳴をあげているのかもしれません。
それから、肝臓が悪い人は怒りっぽいだけではなく、傲慢さや卑屈さもあります。傲慢というのは、見栄っ張りのことをいいます。人から見下されたくないという気持ちも傲慢にあたります。
肝臓をよくするためにまずやるべきこと
肝臓をよくするためにするとよいこと
- 怒らない
- 添加物の多い食事をとらない
- 肝臓の薬穀である麦を食べる
- 断食して内臓を休ませる
「肝が座る」という言葉がありますが、どっしりと構えていると小さなことにいらいらしなくなってきます。
いらいらしたり、怒りたくなった時は半身浴をしてみてください。温かい湯に浸かっていると、「まあ、いいか」「しかたない」と思えるようになり、怒りや悲しさが持続しなくなります。
肝臓はタダでさえ侵入してくるたくさんの異物を分解しなければなりません。それなのに、食品添加物の多い食品を食べていたら肝臓の休む間はなくなります。ぜひ食事も見直してみてください。
肝臓の薬穀といわれているのは麦ですので、冷や麦や麦茶をいただくようにしましょう。小麦は最近ではグルテンアレルギーの方も増えてきましたので、成分をよくみて食べ過ぎない程度にいただくことが大切です。
いつも体の異物を浄化してくれる肝臓に感謝して、断食してみることもおすすめです。
断食につきましては、
もご覧くださいませ。
断食は、とても効果がありますので一度試してみてくださいね。
私も良く効いてびっくりしたことがあるんですよ!
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
麦茶はペットボトルのものには保存料が入っていることも多いので、できるだけ家でやかんで煮出して作ったものをいただくのをおすすめします。
心の毒につきましては、【冷えとりと心の毒のまとめ】利己と冷酷と傲慢と強欲をご覧くださいませ。
怒りっぽかった冷えとり家族の争いを描いた本が発売されています。ぜひご覧くださいね。