こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。
シナモンといえば、京都の八ツ橋、アップルパイ、スタバのコーヒートッピングを思い出します。私の中のシナモンといえば、お菓子の上に降りかかっている茶色い粉という認識がありました。
香りが豊かでシナモンの香りを嗅ぐと幸せ感に包まれます。
お菓子と縁が深いシナモンなのですが、実は冷えを解消してくれるスバイスだということをご存知でしたか?冷えとりでは甘いものは体を冷やすので、甘いものとともにあるシナモンを敬遠しがちな私でしたが、実はアンチエイジングにも効果の高いスパイスだったのです!
今日の記事は、そんな冷えをとり、アンチエイジングまで期待ができるシナモンについて、冷えとり的に考えてみたいと思います。簡単シナモンレシピもありますよ〜!
シナモンとは
「シナモン(英: Cinnammon)は、ニッケイ属(Cinnamomum)の複数の樹木の内樹皮から得られる香辛料である。ニッキ(肉桂〔ニッケイ〕の音変化)とも。また、生薬として用いられるときには桂皮(ケイヒ)と呼ばれる。(Wikipediaより)
シナモンには栄養がたくさんあるので、貧血に悩む女子にも強い味方ですね!
シナモンは冷えにいいだけではなくこんなにたくさん効果がある
シナモンが古代から優れた香辛料として珍重されているのは、
- ミネラル豊か
- クマリン(バニラに似た芳香成分)
- 血流改善(毛細血管を修復して丈夫にする)
- 抗酸化作用
- 抗菌作用(ミイラの防腐剤として使われていた)
という点です。
主にシナモンに
- 若返りや冷えを取る
- しみ、しわ、たるみ、むくみ改善
- 育毛
- 冷え改善
- 目のクマ改善(毛細血管改善により)
- 抗菌・抗ウィルス
- アロマ効果でリラックス
- 疲労やうつ改善
- 記憶力を高める
などの効果があります。
加齢とともに血流は悪くなっていきますから、毛細血管の流れの改善にシナモンが効果的なのであれば冷えがとれるというわけですよね。
効果満点のシナモンのとりすぎには注意
そうはいっても、効果があるからといってシナモンのとりすぎには注意です。シナモンに含まれるクマリンという成分にこんな問題点があるからです。
2008年、欧州食品安全機関はクマリン(シナモンの主要な成分)の毒性を考慮し、クマリンの最大推奨耐容一日摂取量(TDI)を0.1 mg/kg体重と発表した。クマリンは高濃度で肝障害と腎障害を引き起こすこと、CYP2A6(英語版)多型を持つヒトで代謝作用の原因となることが知られている(Wikipediaより)
クマリンの過剰摂取は肝障害が起こる可能性があるのです。
1日の必要摂取量は0.6g(小さじ一杯くらい)でしたら問題はありません。
シナモンにも種類があり、セイロンシナモンにはクマリンは多く含まれていないのですが、カシアというシナモンにはクマリンが多く含まれているので注意が必要です。
価格が安いものはカシアを使ったものは多いので購入の際には気をつけましょう。
普通にシナモンを使っていれば問題ない量ですが、シナモンが好きでたくさん使う方はセイロンシナモンを選ぶことをおすすめします。
シナモンの摂りすぎには健康食品やサプリメントに注意が必要
普段からシナモンを食べていて、サプリもとると、クマリンの許容量を超えてしまう場合があります。
冷えとりでもサプリメントや健康食品などをあえて奨励していません。そのようなものから栄養をとるのであれば、食物をいただいて命に感謝することが大切だからです。
せっかく冷えをとってくれるシナモンも効果的にいただきたいですよね。シナモンはお菓子と組み合わせられる香辛料ですが、甘いものは体を冷やします。そんなわけで、冷えとり一家ではこんなふうにシナモンをいただいていますよ。
冷えとり家族の簡単シナモンレシピ
りんごのコンポートシナモンかけ
【材料】りんご2つ、セイロンシナモン適量
【調理器具】鍋
【作り方】
1・りんごを細かくカットします。
2・それを鍋に入れます。(りんごだけで十分な甘みが出ますので砂糖は必要ありません。
3・水なしでガスで煮詰めていきます。(健康を考えて、電子レンジではあえて加熱しません。)
4・しなっとなったらできあがり。(煮詰めると、半分くらいの量になります。)
シナモンをかけていただきましょう。
シナモントースト
ただトーストしたパンにバターを塗って、シナモンをふりかけるだけです。
シナモン紅茶
紅茶にシナモンパウダーをいれるだけで、アロマ豊かな紅茶になり、さらにおいしくなりますし、紅茶は体を温めてくれる飲み物なので、シナモンを加えることでさらに体が温まります。
簡単な料理でシナモンを効果的にとりいれましょう。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
シナモンの摂りすぎは肝障害や腎障害を引き起こすので注意が必要。
シナモンを選ぶとしたら、クマリンという成分が少ないセイロンシナモンを選びましょう。
冷えを取る効果が高いので、冷えを起こしやすい甘いものとシナモンを併せて食べないほうがよいです。
セイロンシナモンはこちらをどうぞ。