こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
辛いものを食べると汗をたくさんかいたり、胃が痛くなったり、下痢をすることがあります。辛いものって体には良くないのでしょうか?
辛いものがどうしても食べたい!下痢をすると分かっているのにやめられない理由とは?
今日の記事は、辛いものが食べたい時に体の中でどのようなことが起こっているのかについて冷えとり的視点から考えてみたいと思います。
辛いものが好きな理由1:味覚が鈍っている
動物は辛いものは死をイメージするので絶対に食べません。それなのに、同じ動物の人は、なぜ辛いものを食べるのでしょうか?
辛いものとは、からしやコショウなどの香辛料です。辛いものを好む人は、香辛料の刺激を優先させた食事を求めていることが多いのです。
しかしながら、香辛料の強い食事はどんどん満足できなくなっていくので、エスカレートしていきます。まずは味覚を取り戻すことが先決です。
もちろん、食べ過ぎでなければカレーを食べたり、キムチを食べるのは悪いことではありません。
辛いものを食べ過ぎて夫は痔になった
夫は2回痔の手術をしています。これは原因がきちんとあります。夫はアルコールとキムチが大好きで寝る前によく食べていました。
夫は便秘を治すために、辛いキムチをたくさん食べていたのです。もともと九州の人なので、辛子明太子文化があり、辛いものには慣れた環境にいたというのも大きな原因でした。
便を出したい→キムチを食べる→便が出なくなりキムチの量をアップ→下痢→痔主になる→便が出ない→便を出したい→キムチを食べる...のループへ
を繰り返し、痔が出血して手術となりました。
それでも辛いものを食べてしまったら、牛乳かラッシーで
というわけで、夫はできるだけ辛いものをとってはいけない体になってしまったのですが、一度辛いものに慣れてしまった味覚を取り戻すことはそう簡単ではありませんでした。
それでも少しづつ正常な量に戻していくことにやったことは、辛いものをとったら、牛乳を飲むようにしました。ヨーグルトの時もありました。
すると、辛いものの量を減らすことに成功できたのです。
辛いものが好きな理由2:肺や大腸が悪い
冷えとりでは辛いものが好きな人は肺や大腸が悪く、肺や大腸が悪い人は辛いものが好きという傾向があります。
下痢
辛いものを食べると、汗をかいたり、下痢をしします。冷えとりでは汗は体の表面の毒を、胃は体の中に入る前の毒を、下痢は体の奥の毒を出すということで、奨励されていますが、辛いものを食べるたびに下痢をするようでしたら、それは控えた方が良いということになります。
喘息や痔
辛いものが好きな人は辛いものの食べ過ぎで、体の粘膜を傷めている場合があります。香辛料が粘膜を傷つけるからなのです。
辛いものは体にとっての毒なので、早く排出しようと体は働きます。そのため、排出を司る臓器(大腸、肺)は辛いものの刺激を受け続けると、より働かなければならなくなり、病気になる場合があります。特にカプサイシンは気管支を収縮させるので喘息や咳がひどくなるので、気をつけなければなりません。
辛いものが好きな理由3:消化器が悪い
冷えとりでは、消化器が悪い人は強欲と言われています。
強欲というのは出すのを拒む傾向があります。そのような人は、排出する臓器さえも強欲なので、吸った空気、食べていらなくなった不要物さえも出すのを嫌がるのです。
辛いものが無性に食べたい時には、消化器が悪いことが多いのですが、心の観点からは自分が強欲になっていないか見直す必要もあるのです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
たまに食べる辛いものはオーケーですが、辛い物好きは味覚が鈍っていることがありますので、気をつけましょう。
辛いものが好きな人は消化器が悪く、消化器は悪い人は辛いものが好き。
大腸、痔、胃、咳、喘息などの症状があるときは、辛いものをとりすぎていないか食生活を見直してみましょう。
他の味覚につきましては、こちらをどうぞご覧くださいませ。
辛いものを食べた後には牛乳やヨーグルトも良いですが、もっと体調が悪いときはこちらの
乳酸菌が良いです。うちの子はひどい喘息の症状がありましたが、これでずいぶん改善されました。アトピーにも効果がありました。