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【冷えとりとめんげん】秋の土用の毒だしに気をつけるべきこと

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10月20日から、土用の毒出しが始まります。11月6日まで続きます。
冷えとりのめんげんの一つでもある土用の毒出しは年に4回あります。
土用は季節の変わり目にあたり、体調も崩しやすくなります。
この記事は、土用の毒出しに気をつけるべきことと、土用の毒だしについて知りたい方のために書いたものです。

土用の毒出しとは?

土用とは、季節が切り替わる前の18日間のことをいいます。
ほとんどの方が土用といえば、うなぎを思い出すように、土用は体力が落ちて元気をつけなければならない期間だという認識があるのではないでしょうか?
そして、季節の変わり目には体調を崩しやすいというのも、土用の毒出しと関係があるのです。

土用の時期

立春(2月3日) → 土用 → 立夏(5月5日) → 土用 → 立秋(8月7日) → 土用(今ここ)→ 立冬(11月7日) → 土用

というように、季節は巡ります。

季節ごとに五臓六腑の毒出しがあり、

  • 立春(肝臓・胆のう)
  • 立夏(心臓・小腸)
  • 立秋(肺・大腸、皮膚)
  • 立冬(腎臓・膀胱)

それぞれの臓器の具合が悪くなったり、悪くなる臓器の肩代わりで自分の弱いところに症状が現れます。

五臓六腑敵対関係

たとえば、腎臓の毒出しの季節に腎臓からの毒だしが強すぎると、腎臓はその毒を心臓に肩代わりしてもらいます。
ですから、腎臓の症状でたとえば尿路結石が出ている人は、心臓病にならないようにしっかりと腎臓の毒出しに耐える必要があるのです。
この耐えるというのは、生活や考え方を改めたり、薬に頼り過ぎないようにすることもいいます。

五臓六腑親子関係

また、腎臓が悪い人は大腸や肺も悪くなることもあります。それは、腎臓の親に当たるのが肺なので、親は子供の面倒を見なければなりません。そのために、本来ならば腎臓で出すべきはずの毒を親が引き受けて肺で出すのです。だから、冬の時期には咳の風邪などの毒出しが起こるのですね。

土用の毒出しに起こること

土用の毒出しには主にこのようなことが起こります。

  • 食べる会合がなぜかたくさんある
  • くよくよメランコリーな気持ちになる
  • 吐き気、下痢
  • 目鼻口の症状
  • 肩やうでのしびれや痛み(消化器の毒だしと心臓の毒素)

食べる会合がなぜかたくさんある

土用の毒出しの期間になぜか会合に誘われたり、食べる機会が多かったりします。
これは、あえてそうなるように仕組まれています。
少しの毒となるものを入れて、一気に体の毒を出そうとするからです。
食べ過ぎれば、下痢をしたり、吐いたりしますよね。
下痢は体の奥にある毒を出し、吐き気は体の奥に入る中ぐらいのところにある毒をだしてくれます。その作用を促進するために、あえて食べる機会が増えていると私は考えています。

くよくよメランコリーな気持ちになる

物思いにふける秋とも言いますが、秋はメランコリーな気持ちになりがちですね。
季節の変わり目にメランコリーな気持ちになるのも、土用の毒出しで体調が崩れてしまうからなのです。
体調が戻れば、気落ちも元どおりになります。
この期間に気落ちしたら、土用の毒出しだからと思いましょう。

吐き気、下痢

土用の毒出しは消化器の毒出しが起こりますので、吐き気や下痢が起こりがちです。
下痢は体の奥からの毒出しと思って感謝しましょう。
また、胃がムカムカするときは一食抜かすなどして食べないようにすることも大切です。

目鼻口の症状

食べ過ぎとは関係がないように思われがちなのが、目鼻口の症状です。
実は、目鼻口は食べ過ぎると症状が出る場所でもあります。
食べ過ぎた翌日には目やにがひどくなったり、喉が痛くなったり、鼻水が出ます。

中耳炎や耳鳴り、難聴は腎臓と関わりがあります。鼻血が出る場合もありますが、鼻血は脳の毒が出てくれたと思って、無理に止めないで出しきってしまいましょう。

肩やうでのしびれや痛み(消化器の毒だしと心臓の毒素)

消化器の毒出しと関係があるのがしびれです。
肩や腕のしびれや痛みは、消化器と心臓の毒素が肩や腕に送られて起こる症状です。

土用の毒出しの対策

どんな場合でも、次のことに気をつければつらくなく過ごせます。

  • 頭寒足熱 血流が良くなる
  • 半身浴の時間を増やす、靴下の重ねばきを増やす
  • 体調が整うと心が落ち着くので明るい気持ちになる

頭寒足熱

寒くなってきましたが、頭にアイスノン。頭を冷やして足を温めると、血流が良くなり、症状は早く治ります。血液が末端まで巡るようになり、免疫力が高まるからです。

半身浴の時間を増やす、靴下の重ねばきを増やす

とにかく下半身を温めましょう。
半身浴はできるだけ長めの時間に。体調が悪ければ悪いほど長く行うと、毒がお湯の中に溶け出して楽になります。

靴下の重ねばきもプラス2枚(絹とコットン)を増やしましょう。それでも寒ければ、さらに2枚プラスしましょう。

体調が整うと心が落ち着くので明るい気持ちになる

くよくよ、メランコリーな気持ちになるのは体調不良だからです。
体調が整えば明るい気持ちになりますので、まずは体を整えることから始めてみましょう。

土用の毒出しの次は、冬の毒出しへ

土用の毒出しは11月6日に終わり、11月7日の立冬から、冬の毒出し(腎臓の毒出し)の季節に入ります。

腎臓の毒だしを軽くしたい場合は、この土用の期間にしっかりと毒出しすることをおすすめいたします。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

まとめ

土用の毒出しは消化器の毒出しが起こります。

対策には、食べ過ぎない、頭寒足熱を心がけるとよいです。

毒はとめないで出し切ると、次の毒出しが楽になります。

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