こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜です。
(実はインテリアコーディネーターでもあります。)
子供が大きくなり、現在住んでいるお部屋が手狭になり、冷えとり的視点で引っ越しを計画することにしました。
そのわけはこちらをどうぞ!
自分たちの家の写真をSUMOなどのインターネットに掲載したとたんに、実際に内覧したいという方が2組現れました。
私の家の売買は、2組目で決まったしまったのですが、内覧時に気をつけたことがありました。
今日のお話は、住替え物件を早く売買するために効果的だったことをご紹介したいと思います。
ケース1 自分の親とやってきたお医者様の若夫婦
記念すべき最初のお客様は、大人数での来家でした。
(ネットに配信したらすぐに連絡がありましたので、水場周りやテラスの床磨き、フローリングのワックスかけ、子供部屋の整理整頓などに気を配りました。)
うちの担当の不動産会社の人、先方の担当の不動産会社の人、若夫婦(この家に住もうとしている人)と夫の両親。
こんな狭い2LDKに一気にお客様6名と私たち2人。
不動産会社の人によると、親がお金を出してくれるとのことでついてきたらしいです。
が・・・。
こちらのお父さん、すごくブスッとしていて、買う気ないな〜と思いました。
こんな家、買うもんかオーラ全開でした・・・。
若い夫婦も遠慮して内覧しづらそうです。
このご家族は、同じマンションの他の部屋も閲覧していて、その比較のために来たようです。
こちらのご家族のために、お掃除はもちろんのこと、水周りを磨き上げたのですが、あまりそこには興味を持たれず、うちの壁紙になぜかヒットされていました。
あの気難しいお父さんさえも!
若夫婦がじっくり見学していたのがテラスでした。
でも、やはり資本者の親たちの言うことには逆らえなかったようで、購入しないとのお返事がありました。
見学は住むご本人だけでされるのがベストだと思いました・・・。
ケース2 税理士さん夫婦
前回の閲覧の時に張り切ってお掃除をしたのに、そこを全くみてもらえなかったので、すっかり掃除の意欲がなくなった私・・・
今回は夫がお掃除を頑張ってやっていました。
- 水まわりにハイターをかけて、急場をしのぐ
- 目立つ埃を払う(主に天井や照明器具の埃)
私がやったのは、
- 掃除機をかける
- ものの角を揃え、ディスプレイする
くらいでした(^ω^)
今回は、先方不動産会社の方2名(一人は研修のような若い人)、担当の不動産会社1名、夫婦2名でご来家。合計5名様でした。
このご夫婦は、前回のご夫婦と違って、水場もじっくりと見ました。
生活音と虫と臭いをとても気にされていました。
うちは森が目の前にあるので、虫は多いです。
音はマンションは長屋みたいなものですから、少しはあります。とても静かな環境なので、かえって音が目立つくらいです。
そして、今回はクローゼットのなかもご覧になりました。
ところが、開けてびっくり!!!
クローゼットが私のデスクにされていて、驚いていました。
実に1時間じっくりかけて、内覧し、そして最後に隣と上の階の人がどのような人かと聞いて帰りました。
このように詳細に見る人はあまり買わないと思っていたのですが、午後に買いたいと連絡がありました。
ところがこんな条件を出してきたのです。
- 150万円値引きしてほしい
- その代わり3ヶ月待つ
夫はこれには条件を飲めず、だったら定価で売ってしまって、賃貸を3ヶ月しても敷金礼金がないところに仮住まいすれば、150万円もかからないからとお断りしました。
すると、うちの担当者がいくらくらいならまけられるかというので、30万と言ってしまいました。
でも、まだ公開して2人目です。
別に急いでいないし(っていうか、私と子供は売りたくないし・・・)・・・
そして、残念なことに引っ越そうと思って、気に入っていた神楽坂の物件が売れてしまったようです。
この段階で引っ越したい物件がなくなってしまったので、1からスタートになっているのでますます急ぐ必要もなくなりました。
どうやら先方の不動産会社が買主さんにまけさせますからといい顔をしてしまったのに違いないし、うちの担当もさっさと専任契約を終えられれば自分の手柄になるので、不動産会社だけが美味しい思いをしているに違いない。
そして、家族会議を開き・・・
- 今回は夫が不動産会社に値引きに応じると言ってしまったから仕方がないけれど、最初から価格設定が安く設定されているので、今後は値引きはしない
- 売れない場合は無理に売らない
- もし売れた場合、住みたい家がなければ、賃貸して気長に探す
ということに決めました。
ところが・・・・
こちらのご夫婦、それでも買いたい!と、言い出して、
- 3ヶ月待つ
- 30万円の値引きでいい
と、あれよあれよというふうに契約がまとまってしまったのです・・・
実はすごくショックでした。
大好きなおうちとさよならなんて〜( i _ i )
こうして、家売買は2組目の見学者で終わってしまいました。
さあ、次は私たちが急いで住処を探さなければならなくなってしまいました。
冷えとり的にも、
取り入れ、めぐらせ、捨てる
ですから、次は取り入れられるはず・・・・
まだまだ冷えとり目線の家探しは続きます。
こんなに早く売れてしまったのは、自分たちが家の内覧をした時に、これはちょっと〜と思ったことを見せないようにしたおかげだと思います。
それは今日のポイントで!
冷えとりインテリア 今日のポイント
1
不動産屋さんは、海千山千です。二枚舌、三枚舌は当たり前。
基本、自分利益を優先していることが多いので、言いなりにならないように。
笑顔で穏やかな人ほど、表の顔と裏の顔の高低差は大きいです。
インテリア業界で働いていた私の観察データによります。
2
物件内覧の売主の場合、家の掃除は水まわりを中心に。
ハイターするだけで、見た目だけがきれいになります。
ドアノブや水道の蛇口など、光るところは磨いておくと、それなりにきれいになります。
ものの角を揃えるだけでも、きれいに見えますから、急場はしのげますよ。
3
私たちが居住中の家を見学した時にみたポイントは、家の清潔さでした。
吹き抜けの天井のある家は、上部の埃をチェック!
←年をとったら掃除できないんだなと実感。
ひと部屋をゴミ屋敷にしている老人の家。
←恐怖を感じました。ネズミやゴキブリが出てきそう。
クリエィティブなお仕事をされているおうちは、ものが多くごちゃごちゃしていましたが、ご主人がものすごくポジティブで、明るくて気に入りました。
←ネガティブな気を引きずりたくないです。
やたらと玄関にダンボールの荷物が置かれていた家。
←玄関周りをスッキリさせるとポイントが上がります。
玄関に花を飾っている場合は枯れた花は撤去。埃の積もった造花は片付けましょう。
汚い台所はNG。
→リフォームが大変だろうなぁと思ってしまいます。
自分の家の閲覧の時は、これらのことを気をつけたら、うまくいきました!