こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして誠にありがとうございます。
脱ステロイドの経過で悩みの種だったもののひとつにバレエがありました。化繊のレオタードにかぶれたり、先生からの圧迫で心理的なストレスから、バレエに行くとアトピーが悪化したからです。
1年と3ヶ月目には、バレエのクリスマス公演とクリスマスのご馳走が重なり、アトピーが悪化してしまいました。
冷えとりアトピー脱ステロイド1年と3ヶ月目
子供のアトピーの脱ステロイドを始めて、季節が一巡しました。
10年使用したステロイドと抗アレルギー剤をやめて、脱ステロイドをして約1年・・・
まだ全体の使用した月日の1割です。
実は東洋医学では、完治まではその病状の半分の時間はかかると言われています。
冷えとりではどうなっていくのでしょうか?
(冷えとりおはなし会では3年くらいは見てくださいねと言われています。子供の場合は排毒の力が強いので、時間がかからない場合もあると教えてもらいました。)
現在は、どうしよう!と絶望的になるという気持ちになることはなくなりました。
それは、ある程度の経験が自分の気持ちを助けてくれているからです。
全然、先が見えない時の病状の悪化はやはりこたえました。
●よくなろうと思って、冷えとりを始めたのに悪くなっている気がする。
●めんげんというけれど、本当は症状が悪くなっているのではないか?
人は目に見えるものを信じます。
そして自分の信じたいものしか信じません。
知人で人の悪口ばかり言う人がいます。
顔が険しく、いつもどこか体調が悪いです。
自分だけが正しくて、人は間違っているという考えを捨てなければ、体調不良は治らないと思います。
自分だけが正しいというのは自己中心的なわがままです。
これをなおさないと人は去っていきます。(誰もが悪口なんて聞かされてくないからです。)
それに全てのことは思う通りになりませんから、ストレスが溜まり、体調不良になりますね。
でも、まあそうこともあるさ〜とおおらかにしているとあまり体調不良にはなりません。
体が悪いということは、今までのやり方を変えなければならないということなのですね。
ですから自己中心をやめなければならないのです。
好きなときに好きなものを好きなだけ食べていれば、不調にもなるでしょう。
そして、テレビやネットでこれが体にいい!と言われれば、それを食べる。
好き放題して、体もよくなりたい。
それはあまりに虫がよくありませんか?
もちろん、テレビやネットの情報は、裏で商品を売るためにコントロールされている場合も多いので常に自分の頭で考えなければなりません。
一番いいのは、常に体の声を聞いて、どうするのかを自分で決めることです。
もちろん、子供の場合はそれはまだ難しいので、親がその舵取りをする必要もあります。
その場合、あれもダメ、これもダメと白黒はっきりさせてしまうような制限をしてしまうと、子供にストレスがかかりますので、そこは柔軟にしたいものです。
脱ステロイドの記録57週目
この週の週末にはクリスマスの行事がありました。
まず、矯正のために週の始めに歯を抜き、抗生物質を3日飲ませることになりました。(痛いというので、歯を抜いたその日の晩に一度だけ、鎮痛剤を飲ませました。)
歯を抜いた日はへこたれるので、好きなものを食べさせました。
オニオングラタンスープに食後にプリン。
これで心が癒されるなら良しとしましょう。
週末に備えて、週の半ばは調整ご飯にしました。
塾弁はおにぎり2つだけだったり・・・・
そして、迎えたクリスマス。
子供の希望で骨つきチキンとカボチャスープにケーキ。
この日は遠慮なく食べました。
さすがにケーキは全部食べられず、残すというようになっただけでも進歩かもしれません。
脱ステロイドの記録58週目
この週には、習い事のバレエの発表会がありました。
毎日、練習で怒られて、ストレスが溜まっている上に、発表会では身体も白塗り、顔も白塗りの上にものすごい厚化粧。
身体は首から胸部にかけて、結構塗りたくりますから、子供に塗らないようにお化粧係の先生にお願いして、顔もポイントメイクだけにするように頼みなさいと言っておいたのですが・・・
「ママ、やっぱりみんなと同じように身体も顔も白くしてもいい?」と電話がかかってきました。
みんなが白くなるのに、自分だけ肌色は嫌だったみたいです・・・
仕方がない、1日だけのことだからと許可しました。
すると・・・
発表会が終わってから、すぐにメイク落としをしたのですが、もともと腕の部分はガビガビになっていたので、白ものらなくて浮きまくって、アトピーの傷口のところにも入り込んで大変でした。
家に帰って、身体もまた念入りに落としたのですが、石鹸を使いすぎて、さらにガビガビに・・・
それでも半身浴をいつもよりは長く行いました。
(この日は疲れすぎて、食事もしたくないとヨーグルトとイチゴだけ食べたいと言ってそれだけを食べました。食べ過ぎないのもよかったのかもしれません)
子供の半身浴後のお湯を見てみると、白くなっていて、皮膚がたくさん浮いていました。
おそらく痒くてかきまくったのでしょう。
(白塗りした後は痒かったと言っていました)
白は、肺を表す色です。
お湯が白くなるということは、肺の毒出しが行われたと思われます。
白塗りで皮膚呼吸を塞いでしまったから、皮膚呼吸できるようになったら、一斉に毒出しが行われたのかもしれません。
この日は、眠りながらもかゆいようで、ボリボリと何回もかいていました。
アトピーでバレエをするというのは、このような弊害もあるのだなと改めて思いました。
脱ステロイドの記録59週目
バレエで荒れてしまった肌の回復のために、酢を塗ることにしました。
この酢を塗るということは、夫(風宏)が仕事で良い酢をいただいてきて、酢はアトピーにも効くということを聞いてきて、自分の足のめんげんに使用していたのですが、なかなか治りがよかったというのを聞いて、試してみることにしました。
以前、つるぽかをアトピーの傷口に塗るといいと、繭結さんで聞いてきて試したことがあるのですが、その時は本当に痛くて途中でかわいそうでやめてしまいました。
酢はしみないということでしたので、試してみたところ、痛くもなかったようですし、塗ってみると潤いは出てきて、カサカサとする感じはなくなってきました。
冷えとりおはなし会では、クリームなどを塗って肌に蓋をしてしまうと、毒を出す出口を塞ぐことになるから、毒がその元から出ている肺に戻っていってしまうから、塞がないほうがいいと言われて、うちではずっと肌はカサカサとさせてきました。
(それがポロポロと剥けると、下から綺麗な新しい肌が出てきて生まれ変わっているという経験がありました。)
しかし、顔、首、胸部の見えるところはそうはいっても、肌が荒れているとちょっとかわいそうなので、そこの部分は酢を塗ってみることにしました。
酢は臭いと痛みが子供にはなかなか受け入れられず、同じ時期に足の指からの毒にぬっていた夫にはよく効いていました。
脱ステロイドも記録60週目
新学期が始まりました。
のんびりが好きな子供が、学校、塾、習い事のスケジュールをうまく調整してこなしていかなければなりません。
実は、これはうちの子供にとっては大きなストレス・・・
アトピーの子供がストレスがかかるとどうなるか?
速攻、かきます。
以前、皮膚科の先生から聞いた話によれば、カーミングシグナルと言って、自分を落ち着かせるためにかくそうです。
(皮膚科では、皮膚をかくとそこからばい菌が入るので、このかきグセをつけないように、ステロイドを塗るという治療法を提案されましたが、冷えとりでは、皮膚をかいて傷口を広げ、毒を出すということが奨励されています。)
新学期の始まる前夜、寝ながらボリボリとかいていました。
今のところ、酢を塗りはじめた部分は、ガサガサしていたのが治りました。
普通の肌のようにしっとりという感じにはなりませんが、なかなか良さそうな感じもするので、まだまだ様子をみていきたいと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 鎮痛剤は身体を冷やします。痛さに耐えられない場合は飲んでも良いと思いますが、くれぐれも飲みすぎないように気をつけましょう。
抗生物質も腸の善玉菌まで殺してしまいます。
薬を飲むときは、意識して乳酸菌をたくさん取り入れることをおすすめします。 - 歯を抜いたときは、入浴を控えるように指導されます。
冷えとりでは、いつなんどきでも半身浴をして大丈夫です。
実際、子供も歯を抜いた日に普通に半身浴を1時間くらいしていました。
もちろん、気分が悪くなったり、痛みが出てきたら、やめることです。
あくまで自分で自分の体の声を聞きながら行いましょう。