こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。
今回のテーマは眠りです。
冷えとりを始めて、睡眠は変わってきてはいませんか?
私は、冷えが取れてくるにつれて、あまり眠らなくても平気になってきました。
これは一体どういうことなのでしょう。
今日の記事は、冷えとりと睡眠を検証していきたいと思います。
睡眠時の冷えとり
冷えとりをしている方のほとんどは、靴下を重ねばきしたまま、床につきます。
そして、湯たんぽとともに眠っています。
それも一つではなく、3、4つ。
そして、夏でも‥?
私も冷えとりを始めたばかりの頃は、そうは言っても、裸足で眠らないのは気持ちが悪いし、体に悪いのではないか、また夏に湯たんぽは冗談じゃない、無理だなと思っていました。
ところが、冷えが取れてくるにしたがって、日常生活のいつ、いかなる時も靴下を脱ぐと寒いと思うようになり、脱げなくなりましたし、夏でも湯たんぽは必須となりました。
眠っている時に毒が出ていくというので、これを利用しない手はありませんよね?
眠ると、トイレが近くて目が覚める、咳が出る、体が痒いという症状は、起きている時には出せないものなので、体が毒を出していると思ってどんどん出すといいそうです。
かゆければかく、トイレに行きたければ行く、咳もうるさくて迷惑だからと思わずどんどん出す。
こういうことが現れるからといって、睡眠時間が減るとイライラするのは良くないことなのです。
例えば、かゆければかいて、傷口を広げれば毒も出やすくなり、早く楽になり、自然に眠れるようになります。
寝るときには、頭寒足熱を心がけたいものですね。
頭寒足熱にすると、寝ている間に血液の循環が良くなりますので、内臓が働き、毒が出て、病気が治っていきます。(足元が冷えていると眠れませんよね?)
半身浴の要領と同じで、上半身は薄く、下半身だけにお布団をかければ、そう暑くもありません。
冷えとり上級者の方は、上は冬でもタンクトップ一枚、下はパジャマのズボンを履いて寝ていて、それでも暑ければ、上半身は、ほぼ裸に近い感じになり、下半身だけに軽く布団をかけて眠っているそうです。
この状態にしても暑さを感じる時は、冷えのぼせになっているので、アイスノンを枕かわりに使用するといいとのこと。
この時、できれば寝具は自然素材のものがいいですね。
(そうでなくても、冷えが取れてくるにつれて、化学繊維のものが気持ちが悪くなり、私の場合は処分することとなりました。)
現在のうちの寝具はシルクの毛布と掛け布団(羽毛)を使用しています。
アクリル毛布の電気毛布をお使いの方もいるかもしれませんが、温める器具もできるだけ自然に近いものがベストですね。
シーツはすべて木綿です。(夏は麻のシーツにしています)
10年間使用したシルク毛布が引き裂けるように破けてしまいました。春の毒だしがひどかった夫のシルク毛布です。
足元と胸もとがが破けました。
シルク毛布は価格が高いものですが、10年間は使用できますので、睡眠中にも毒だしをすることを考えればお安いものです。
湯たんぽも金属製よりは、自然に近い陶器製が望ましいです。(熱の伝わり方がふんわりしていて気持ちがいいです)
湯たんぽの扱いは、陶器製のものは、気をつけないと割れますので、お湯をいっぱい入れないという工夫も必要ですが、健康になるのですから、このくらいのことはなんともありません!
冷えとりの睡眠時間
私は睡眠にはかなり貪欲で、最低でも8時間眠らないと気が済みませんでした。
仕事で徹夜状態が続くと、イライラは募り、眠りたくでも眠れないストレスでいっぱいでした。
眠らないと死ぬと真面目に思っていました。
このころのことを思い出してみると、眠れていない時は肉や甘いものを食べていたように思います。
睡眠不足の時には、気持ち的に食べないとやっていられないという感じだったのです。
ところが、食べて体力を補っていると思っていても、本当に眠くて眠くて仕方がありませんでした。
そうです。
もうお気づきかと思いますが、食べ過ぎていると眠くなるのです。
休む間もなく、食べ物を食べていると臓器はずっと働き続けることになります。
すると、臓器も疲れてしまって、これ以上食べ物が体に入ってこないようにするのです。
口内炎、歯茎の腫れ、目やに、頭痛、肩こり、喉の痛み、痰、咳、めまい、中耳炎、腕や肘の痛み、胃痛、吐き気、蕁麻疹、水虫・・・
これらの症状はすべて食べ過ぎると出るものです。
それでも、食べることをやめないと、防毒として、食べ物を取りに行かせないように怪我をさせたり、眠らせたりするようになります。
(食べ過ぎていないと、階段から落ちても奇跡的に怪我をしなかったりします。これは先日、実際に私の身に起こりました。その時に私は、お昼にケーキでも食べようかなと考えていた矢先だったので、体から警告があったのかもしれません。怖くなり、ケーキを食べるのはやめました?)
ですから、寝ても寝ても眠たいのは、食べ過ぎていると考え、食べ過ぎをやめるといいのだと思います。
冷えが取れてくると・・・睡眠時間2時間説?
この本は、冷えとり提唱者の進藤義晴先生のものですが、基本的なことはすべてここに書かれていると言っていいくらいのものですので、私は教科書代わりにいつも開いて見ています。
この中に、「健康の目安 14カ条」というものがあります。
その中の一つに「睡眠、食事、排便にくよくよしなくなる」とあるのですが、あんなに睡眠に貪欲だった私も、冷えとり歴6年目の頃から、その日の睡眠時間が4時間でも気にならなくなってきました。
そして、4時間睡眠という日が何日も続いても眠たくならないのです。
長時間睡眠にこだわらなくなってきました。
そして、ソファに座って休んでいると、突然睡魔に襲われて、座ったままの姿勢で10分くらい眠りに落ちるようになりました。
これが本当にすっきりするのです。
(以前は8時間睡眠に加えて、昼寝2〜3時間なんてザラでしたから、本当にパッと起きられることが不思議でなりません)
冷えとり上級者の方は、半身浴しながらお風呂で眠るというつわものもおられますし、2時間睡眠でも大丈夫になってくるとのこと。
今はそれで大丈夫と思えるようになりましたが、そうは言っても4時間睡眠なんて体がもつはずはないと思い、無理やり8時間、ベットに横になっていましたが、不思議と4時間くらいでぱき〜んと目が覚めてしまうのです。
そして、本当にすっきり爽やかでどんなに眠ろうと努力しても眠れないので、起きてしまうことにしました。
目が覚めてしまう時間は、私の場合は大腸を司る時間帯の5時台でした。
以前、そのことを冷えとりお話会で柳沢さんに相談したところ、目の覚める時間がその臓器の毒出しなのだから、その時間に半身浴をすると、大腸の毒出しが更にできて、冷えが取れ、その時間に目が覚めなくなると教えてもらいました。
本当にその時間帯に目がさめると、半身浴を朝からしてみました。
すると、しばらくするとその時間には目が覚めなくなってきました。
なんと、別の時間帯に連続して目がさめるようになってきました。
そうすると、この臓器が毒出しをしたいのだなとわかるようにもなってきました。
また、睡眠時間が短くなると、できなかったことがいろいろ時間ができてできるようになり、本当に一石二鳥です。
私の睡眠に対する思い込みは見事に覆されました。
冷えが取れるに従って、いろいろなことが変わってくるとは聞いていたけれど、本当なのだと実感します。
世の中には思い込みで残念なことになっていることも多いですよね?
冷えとりをしていると、たくさんの情報が入ってきても、自分の頭で考えることができるようになってきますので、健康も人生が開けるのかもしれません。
皆さんはいかがでしょうか?
2019年5月24日現在、睡眠はなんと5時間ですっきりするようになりました。目が覚めてしまう時刻は、4時前です。
冷えとり12年になった今も、大腸の毒出しが続いていますが、その元の肺の毒出しの時間帯に目が醒めるときは、肺の毒だしなので用心しています。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 眠っている時には毒がでやすくなります。眠っている時にも頭寒足熱。
湯たんぽは、一つではなく、4〜5個いれているつわものもいます。
睡眠は、下半身を頭と水平にできるチャンスなので、頭寒足熱を心がけるといいと思います。 - トイレに起きるのが嫌で、眠る前に水を飲まない。そういう方もたくさんいます。
でも、トイレに近いということは腎臓から毒を出せているということです。
たとえ、2時間おきに目が覚め、トイレに行くとしても、毒が出ていると喜んで出しましょう。
そして、そういうことが嫌なのであれば、食べ過ぎていないか、食生活を見直しましょう。
記事中ご紹介した本はこちらもご覧くださいませ。
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