冷えとりで起こる不思議なこと PR

冷えとり体験者が考える「冷えとりとは宗教?」その答えは~1

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜( @kazeakane1)です!

いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきありがとうございます。

最近、レスキュー女子esの検索で、「冷えとり、宗教、嘘」というワードで検索されることが多くなりました。

(それだけ、冷えとりについての関心が高まってきているのかもしれませんね。)

皆さんは、冷えとりは宗教だと思いますか?

家族の中で、一時期、私だけが靴下を重ねばきしていた時には、夫(風宏)からは、靴下教と揶揄(やゆ)されていました。

このように、人はわからないことに関しで、疑心暗鬼になりがちです。

物事には、いい面と悪い面の両方があります。

真実を知るのが怖いからといって、知りたくない情報を遮断するのも良くないことだと思いますし、一つのことを信じきり、それが絶対であるというように考えるのも危険なことだと思います。

必ず、いい面と悪い面を考えていくということが大事です。

今回は、冷えとり体験者が考える「冷えとりは宗教?」について解説します。

あくまで、こちらは私の個人的な見解ですので、そういうものが苦手という方は、このシリーズをお読みになることをおやめくださいね。

宗教とは

皆さんは、宗教とはどのようなものだと思いますか?

宗教(しゅうきょう、英: religion)とは、一般に、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。(wikipediaより引用)

私は、宗教というと、まずは、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の三大宗教を思い出します。

次に、1995年に起こった地下鉄サリン事件を引き起こしたオウム真理教を思い出します。

オウム真理教は、私が大学生の頃から活発に活動を街頭で繰り広げていました。(当時、麻原は選挙に出馬しようとして、首都圏の駅前で街頭演説をしていたものです)

大学の駅のある駅前では、オウム真理教や真光の技の勧誘が普通に行われていました。

興味津々で勧誘についていった友人もいました。

(手をかざしてもらって、ただで悪いものがとれるのならという気軽な気持ちからだったのだと思います。)

わたしは、今まで何度も転職を繰り返してきましたが、その中のある会社では、2人に一人の割合で社員がある宗教の団体に入っていました。社内には「宗教の勧誘をしないように」との社則がありました。結局、そこは二ヶ月勤めただけで辞めてしまいました。(毎朝、宗教のような社訓を皆で読まされるのが苦痛でした)

アメリカの新興宗教に傾倒して、仕事を辞めてその団体に入って、アメリカに行ってしまった友人もいました。

結婚して、平日に休みを取っていると、ある宗教団体が作っている野菜を公園で販売しているというアナウンスが聞こえてきたりしました。

野菜は無農薬なので、とても魅力的だったのですが、購入時に宗教に勧誘されるのが嫌で買いに行くのをやめてしまいました。

(この団体は、入信の際に個人の全財産を宗教団体に提供し、農業や牧畜で生産したものを販売して生計を立てていて、そこに家族全員で入信した友人もいました)

また、別の友人がある新興宗教に傾倒して、その団体に入信してしまったので、私も夫も、彼らからしつこく勧誘された経験があります。

もちろん、丁重にお断りしました。(あまりにしつこかったので、ある時期は交流をやめてしまったくらいです)

でも、彼らは口を揃えて同じようにこう言うのです。必ず同じでした。

「どうして、知らないのに拒否するのか。一度集まりに参加してみてから、決めればいいじゃないか」

これこそが罠です。

集会に参加したことのある人に聞くと、宗教集団の中に一人でいると、とても断れるような雰囲気ではなくなるとのことでした。

夫(風宏)は、新興宗教に入信して出家信者になった友人の妹を友人と二人で奪回しようとして、そこで、部屋に3時間も閉じ込められて「あなたは人間として最下層のところにいる。このままだと死にますよ」と、言われ続けたそうです。その後、友人も入信してしまい、友人が夫をしつこく加入するようになり、その友人と妹とは絶縁したそうです。

宗教団体は巧みに勧誘する術を持っています。

人の心理に揺さぶりをかける画像や、サブリミナル効果を使って巧みに訴えかけてくるように、広報戦略が練られているのです。

とても素人が抵抗できるものではありません。

もしかしたらいいのかな?という軽い気持ちでいくと、素直で真面目な人ほど、のめり込むことになるように、私は友人たちの例を見て思いました。

ちなみに夫の友人も、難関国立大学卒業後、優秀なアナリストととして働いていました。そんなに頭のいい人でも、一瞬で取り込まれ、すべての人間関係を捨て、財産を投げ出すのです。

私のように疑り深い人は、そんな上手い話があるのか?と疑心暗鬼でいっぱいですから、まず自分で調べてからではないとなかなか行動に移せないのです。(それがいい時と悪い時もありますが・・・)

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このように、私の若い頃は宗教がすぐ身近に存在していました。

茜
人は心が弱っているときには何かに頼りたくなります。そんなときにすっと入ってくるのが宗教の勧誘です。

宗教は怖いというイメージも強くありますが、実はメリットもたくさんあります。

宗教は怖いイメージがあるけれどいろいろなものを生み出す力も

宗教と聞くと、今では危険なものという認識が強いのは、新興宗教の行き過ぎな事件や、宗教を利用した組織ぐるみの犯罪行為が知られているからだと思うのですが、いかがでしょうか?

実は、私たちの結婚式はカトリック教会で行われました。

信者ではなく、三ヶ月の間、週に一回、神父様の談話を聞きに行って、にわか信者になり、式を挙げさせてもらったのです。

この時、フランス人の神父様から聞いた話で、共感できたのは、神のもとで契約(結婚)したことについては、覆すことはできない(離婚)ということでした。

(これは、書類の上では離婚できても、神の前では離婚できないということを意味していました)

当然、離婚しないという強い意志だったので、そこに賛同したということもありました。

それに、私たちは若い時分に結婚をしましたので、資金がありませんでした。

宗教は人を救うということが目的という部分が大きいので、慈善活動も多く行っています。

カトリック教の中で、この二つに共感をして、式を挙げさせていただくことに決めたのです。

もちろん、キリスト教は歴史的にいろいろな問題も抱えています。

西洋文化圏では、政治と宗教が深く結びついています。

時代によっては、宗教の方が政治よりも強かったという時期もありました。(カノッサの屈辱と言われる事件は、王が教皇に破門されて、雪の中で許しを請うという事件でしたが、教会から破門されるということは天国へ行けなくなるということを意味しましたから、それを支配している宗教の力が次第に強くなっていったと思います)

それから、免罪符の発行。お金で天国へ行く切符を買うのです。

悪いことをしても、お金さえ払えば、天国への切符を手にすることができたのです。

これに関しては、もともとキリスト教とは清貧に重きを置いていますから、強い反発があったはずです。

宗教の腐敗に対して、当然、宗教改革も起こりました。

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歴史的に鑑みても、宗教には開祖が目的としていたものから大きくかけ離れて、時の権力者によって、都合のいいように利用されている場合も本当に多かったのです。

日本が江戸時代にキリスト教を禁止したのは、神のもとでは人は平等であるということがわかると、身分制度が成立しなくなるからという要因も大きかったようです。

それでも、宣教師がキリスト教を布教しに訪れたのは、宗教でまず支配して、次に植民地支配を企んでいたからだという説もあります。

このように考えていくと、宗教はなんだか怖いと思ってしまうかもしれません。

ですが、宗教によって私たちが受けている恩恵もまたたくさんあるのです。

美術館でよく見かける西洋画はほとんどキリスト教関係ですね。

絵画は布教のために利用されました。庶民は文盲が多く、絵や歌で伝導したのです。(これは仏教では、観音像や大日如来などの木像彫刻なども同じことです。)

布教のために制作されたものが、時の洗礼を受けて、現在を生きる私たちの心を動かしてくれるのです。

文学だってたくさんあります。

村上春樹氏も新興宗教がベースとなった「1Q84」を書いていますね。

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漫画だって、「ブッダ」(手塚治虫)などの名作がたくさんあります。

このように宗教は人の心を動かし、美しいものを創り出し、私たちの心を揺り動かしてくれるものを残してくれているという利点もあるのです。

冷えとりは本当に宗教なのか?

冷えとりは信じる人がいても、本当に宗教なのでしょうか?

宗教と思われてしまうのは、冷えとりを盾にグッズ販売などを行う悪質な業者とのトラブルがあったからだと思います。

なぜなら冷えとりは団体も持っていませんし、グッズも強制していません。個人個人の方が冷えとりを行っているに過ぎませんし、冷えとり提唱者の進藤義晴先生の次女・進藤幸恵さんのブログ「こすずめくらぶ」でも

「私は医者ではありませんので、分かりません。心配でしたら、病院でご相談下さい。いずれにしましても、ご家族も心配しておられると思いますので、今かかっている耳鼻科の先生にお世話になって下さい。」

と言われています。

けして医療を禁止しているわけではないのです。

茜
ここはよく誤解されているところですし、悪質な業者は人の弱みに付け込みますのでグッズを売りつけてくるので注意が必要です。

冷えとりは自分の頭で考えて実行する健康法であり、家にあるお風呂や湯たんぽを使ってできる安価な健康法でもあります。(絹の靴下だけが値段が高いです)。

次回は、冷えとりは宗教ではないということについて、冷えとりは宗教?冷えとりと嘘~2をさらに詳しくお伝えしたいと思います。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

冷えとり豆知識

  1. 私の友人で新興宗教に入信したのは、素直で純粋な性格の人でした。一つのことを信じ、疑わない。そしてそれだけが全てと思う。
    でも、物事にはいい面と悪い面がありますね?
    宗教には、興味本位で気軽に近づくのはやめたほうがいいです。入信して、脱退した友人が、「なぜあのときは盲信したのかわからない」そう教えてくれました。
    「その中にいるときは、それが全てと思っていた。でも、そこから離れたら、まちがっていることも多かった。今なら、冷静に考えてわかるのにどうしてわからなかったのだろう。」そんなふうに教えてくれました。
  2. 宗教は人を幸せにしてくれるものですね。あなたが不幸になったり、周りを不幸にするのは、正しいのでしょうか?歴史的にも、宗教もいろいろな問題をはらんで今の形があります。人が作るものには完璧はないのかもしれませんね。
風茜(Kaze Akane)
この記事を書いている人

風 茜(Kaze akane)

 

冷えとりコーディネーター 冷えとり歴17年目。靴下8枚ばき、半身浴2時間、1年中湯たんぽをいれ、腹7分を心がけている。アラフィフを機に、冷えとりコーディネーターとして、冷えとりと人との間をつなぐ仕事をしたいと活動を決意。2015年6月より冷えとりブログを開始。冷えとりお得情報や、冷えとり家族の日常をお届けしています。