男性の冷えとり(風宏) PR

風宏の5年目の冷えとり1病気オタクと依存症

風宏
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初めて冷えとりのことを書きます。

茜さんのブログで、わたしの冷えとり経験について、読んでくださっておられる方は既にご存知かと思いますが、ここでは、

  • 冷えとりについて思うこと、
  • わたしに起きた症状について、その時、わたしはどう思っていたか?
  • どのようにわたしの冷えとりに対する考え方が変化して行ったか?
  • 冷えとりによって、わたしという人間自体がどう変わっていったか?

を書きたいと思います。

風宏の冷えとり

わたしは、冷えとりを始めて5年になります。(2020年現在は10年になります。)

現在、靴下は6枚履き。絹のズボン下2枚履き。

長湯がとっても苦手なので、半身浴は、ほとんどやっておりません。(まだ覚悟が足りないんだな〜)

つまり、冷えとりと言っても、靴下とズボン下を履いているだけ。他に何もやっていません。

わたしはもともとアレルギー体質です。特に花粉症に関しては、季節前に事前に注射を打ってもらうほどひどく、飲み薬も一番効力の強いものを飲んでいました。それでも、ほとんど効かない。くしゃみ、かゆみに加え、目が充血し、涙が止まらない。ひどい時にはめまいが止まらないほどでした。

茜さんが冷えとりを始めて、身体中に湿疹ができ、身体中を掻きまくり、足爪が異様な形に変化し、喘息のような咳が止まらなくなって、ファッションもどんどん変わって‥。そんな姿を見ていて、

「よし、わたしもやるぞ!」

なんてのは全然なくて、むしろ、

「下半身を温めたからってどうなるってんだ?蒸れてるだけでしょう?」

「さっさと病院に行った方がいいんじゃないの?」

そう思っていましたから。でも、同時にこうも思っていました。

「茜さんの身体の激変はすごいな〜」

病気オタクの血が騒ぎます。単純にそういう身体の変化を経験してみたいというオタクの血がざわつくのです。それに、

わたしより少し先に、靴下の二枚履きを始めた娘の音のアトピーが目に見えて変化し始めたというのもありました。

時は、2010年の春。

元来、冷え性で布団に入っても足がなかなか暖まらず、眠りにつくのも時間がかかっていました。「本当は、靴下を履いて寝たい」子供の頃からずっとそう思っていましたが、

「靴下を履いたまま寝るのは良くない」

日本人なら誰もがそうだと思いこんでいます。

わたしもそうです。が、突然、ピン!ときたのです。

「そうか!冷えとり理論だと靴下を履いたまま寝ていいのか!」

春とはいえまだ寒い。花粉症も相変わらずひどい。騙されたと思ってやってみるか!

で、やってみて気づいたのですよ。

次から次へと起こる身体の異常。

その起こるスピードに思考がついていかない。

しかも、なんていうか、一つのことが起こって、しばらく悩んで、その悩みが解決するかしないかのタイミングで必ず次の異変が起こる。

これ、絶対なんです!

今度は何?!

もうやだっ!!

勘弁して!!!

本当、ほとほと、参る。怖い。

怖いけど、そのわけのわからない状態が、本当にわけわからないから、ちょっとだけ面白かったりもするんです。これ、こんなになっちゃってどうなっちゃうの?みたいな。

そういうことをこの9年間、繰り返していると、どうなるか?

もちろん、紆余曲折はあるとはいえ、トータルで見ると、身体の状態は良くなっているし、何よりも、

心が成長する

んですねー。

齢50になって、心が成長するんです。

心が成長するためには、その前に”変化”が起きなければなりません。

止まってしまった成長がまた始まるわけですから、ある意味、自然の摂理に抗うわけです。

当然、ストレスです。

でも、決して難しいことではありません。

その変化とは?

たった一つのことを実践すればいいから。

そうです。

柔軟になるのです!

 

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凝り固まった考え方を柔軟に変えるのです。

例えば、

「インフルエンザの予防接種は、絶対に打たなければならない!」

その考え方が、

「あれ?もしかしたら打たなくてもいいんでねえの?」

ちょとだけ、そう考えてみる。

と、いうか、そう考えてみようと、思えるようになると言った方が正確でしょうか。

それは、

「冷えとりをしているから」

ではなくて。

ではないんです。

「インフルエンザにならないように日頃からきちんとした生活を送っていたら、ならないんじゃない?」

っていう、当たり前のことに思考が思い至るんです。

であれば、きちんとした生活って?

そのための生活リズムは?

食生活は?

格好は?

そういうことを、一つ一つ考えて生活するようになるんです。

そうなったのです。このわたしが!

浴びるようにお酒を飲んで、冬は寒い寒いと壊れたラジオのようにリピートしてアホみたいに着膨れしていたわたしが、

「あれ?風さん、ちょっと薄着すぎやしませんか?」

そう言われるまでになったのです。

「厚着すりゃいいってもんじゃないのだよ、君〜」

そう言える、冬に強い男になったのです。

 

まあ、そもそも柔軟の第一歩は、靴下を履き始めた時点で始まってるんですけどね。

暑かったら止めればいいんだし。

もっと、早く始めれば良かったんですけどね。

でも、人間って、靴下を重ね履きする。たったこれだけのことなのに、拒むんです。

やってみればいいのに。

やって嫌だったら止めればいいだけなのに。

なのに、やらない。

あれ、なんででしょうね?

柔軟じゃないからです。

自分の考えだけが正しいとは思ってないけれど、今まで続けたきた習慣をほんのちょっとだけ変えるだけでも、人間はストレスなんです。

そのストレスが嫌なんです。変化を嫌うから。

つまり、柔軟じゃないんです。

柔軟は、楽ですよ。

柔軟は楽しいですよ。

 

柔軟は、ケガしませんよ。

人生も同じ。

柔軟だとケガしません。

 

冷えとりをする=心が柔軟になる=心が成長をする=ケガしない=人生のケガをしない。

かな?

て、ことは、

冷えとりをする=人生のケガをしない。

かな?

ちょっと飛躍しすぎかな?

いやいや、案外、そうでもないかもですよ。

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冷えとりする前の私の依存

 

冷えとりをやっている誰も彼もが、柔軟性を持ち、優しい気持ちになって心が成長しているのか?

と、問われれば、正直、

そうとは言い切れません。

 

冷えとりに依存するあまり、

西洋医学を拒み続ける人。

家族に強要する人。

不治の病も100パーセント治ると思い込んでいる人。

冷えとりをやるうちに、自分だけの理論に行き着いて、間違った方法をひたすらやり続ける人。

このような方々はたくさんおられると思います。

その逆に、

こういう新しい健康法だとか、セミナー、教室が登場すると、自分できちんと調べもしないで「どうせ新手の宗教の勧誘だろ」と騒ぎ立てる人もいます。

これも、一種の依存です。宗教に対する拒絶反応という依存がそう思い込ませるのですね。

ただ、このように思われても仕方がない部分もあります。

上記のように依存してしまって、身近な家族に強要したり、友人を強引に勧誘したりしたせいで、周囲から敬遠されてしまったりというケースもあると聞きます。

わたしも冷えとりを初めて9年になりますが、わたしの周囲の友人や知人は、わたしがもともと病弱で、かつて大病を患ったことを知っていますから、

「また風がなんか新しい健康法を探してやっている」

程度の認識です。靴下を分厚く履いていても変には思われませんでした。わたしも、

「なんだそれ?」

と、聞かれれば話しますが、わたしの話を聞いて、

「やってみよう」

と、思った友人は一人だけです。20代の女性一人。

男性は一人もいません。医者の友人は、冷えとりを全く信用していません。

「意味ないよ」

そう言い捨てます。

「爪がボロボロになった」

と、言えば、「それは水虫だよ。そんなの早くやめないと治らないよ」と、言います。

「そんなことないよ!冷えとりは正しい!」

とは、わたしは言いません。わたしより明らかに専門知識のある友人に反論したら、友人にとってわたしは”聞き分けのない強情なやつ”になってしまうからです。

わたしは彼の言う通り、不安になってすぐに皮膚科に行きます。そこで、

「水虫じゃありませんよ」

そう言われましたが、医者の友人にはこのことを伝えません。

これを繰り返すと売り言葉に買い言葉になるからです。

「どうだった?」

と、聞かれたら結果を伝えますが、聞かれてないので伝えていません。

そもそも彼と私では”観点”が違うのです。

わたしは西洋医学も冷えとりもどちらも信じています。一つの症状に対してどちらを優先するかはケースバイケースで良いのです。わたしの場合。

だって、医者の友人にしてみれば、

靴下の重ね履きをしているアラフィフの男は、もうそれだけで”変”なのですから。

依存の可能性

ただ、これだけは言わせてください。

すぐにものすごい変化が身体に起こることは紛れもない事実です。

これは、わたしに限ったことではなくて、靴下の重ね履きを始めるとすぐに誰にでも、ものすごいスピードで身体に変化が起きてしまう。

これは、本当にものすごいショックだと思うんです。

なんせ、今まで経験したことのないことが起こるのですから。

例えば、長年ずっと身体の不調を訴えておられた箇所が靴下を重ね履きするだけで突然、良くなる。

茜さんの場合は生理痛です。あれほど、痛み止めを飲みまくっていたのに、全く痛みがなくなるわけです。

わたしにも、いろいろ起こりました。

花粉症が治る。尿酸値が下がる。ピロリがいなくなる。

普通じゃ考えられないわけです。

「だったら、ガンも治る!」

「だったら、動かなくなった半身も治る!」

「痴呆症も治るかもしれない!」

そう思い込む人が出てもおかしくないと思うんです。

わたしのように、気軽な気持ちでやる人ばかりではないでしょう。

藁をも掴む思いで始められた方もおられるでしょう。もし、そういった方に”奇跡”と勘違いされるようなことが起こってしまったら、

「わたしには冷えとりがあるから、どんな病気になっても大丈夫」

という、”依存”が始まってもそれは仕方のないことなのかもしれません。

でも、

”依存”は、やっぱりよくありませんよね。

”依存”して、良いことなんて、これっぽっちもありません。

何事も、ほどほどに、ぼちぼちです。

ただ、冷えとりが、依存の罠に嵌ってしまう性質を持っていることは確かなんですよね。

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依存の罠

 

それはどのような性質かというと、

靴下を履くだけ。半身浴をするだけ。

低価格。

 

前もってセミナーに行ったり、仲間を集ったり、事前に勉強をしなければならないといったことがない。

お気軽。

 

始めてすぐに結果が得られる。しかも、その結果は、自分の予測をはるかに凌ぐ効果。

ビギナーズラックが必ず訪れる。

 

さらなる効果を求めようとグレードアップを望めば簡単にできる。靴下の重ね履きを増やし、半身浴の時間を増やすだけ。

時間とお金の投資に全く悩まない。

 

これだけのことが、必ず、100パーセントの確率であなたに起こります!信じてください!

 

でも、たった一つだけ、がまんしてください。

それは、

ちょっとダサいこと。

それさえがまんできれば、あなたはきっと今より幸せになります!お約束します!

 

どうですか?

こうやって読んでいくと、なんだか、嘘の投資話のようにも、パチンコや競馬に嵌る人のパターンにも似てますよね。それこそ、宗教の勧誘文句のようにも読めてきます。

「冷えとりをやるすべての人が幸せになりますよ〜!格好はちょっとダサいけど」

また、「ちょっとダサい」というのがミソなんですよね。

「そこさえ我慢できれば、必ず上手くいく!」

よく聞く謳い文句です。

「料金はちょっとお高いですが、必ずあなたは綺麗になる。お約束します」

みたいな。この謳い文句、ハマる人にはハマるのです。

だからこそ、逆に、

「絶対、良くなる」

と、いう謳い文句に拒絶反応を示す人がハマる人と同じ数だけいるのです。

それだけ、冷えとりは、パチンコや競馬、ダイエットや美容整形、漢方などに匹敵するほどの強烈なコンテンツなのです。

 

要するに、依存する可能性は高いのか?低いのか?

そんなのわかりません。

依存するかしないか?

そんなの、その人次第ですから。

依存症になるか、ならないか?

「タバコをやめられない人は依存症だ!」

「お酒をやめられない人は依存症だ!」

「あの人はギャンブルに依存している」

「美容整形は、一度やり始めたら止まらなくなる。限界がわからなくなる。依存してしまう」

「冷えとりもそれと同じ。ああいうのにハマる人は依存症体質の人だ!」

そう主張される方はたくさんいます。

でも、それは間違いです。

依存症になるのはタバコ、お酒、ギャンブル、美容整形、冷えとりが悪いのではありません。

タバコを飲む人が全員ニコチン中毒ではありませんよね。夜の飲み屋街はアル中だらけではないでしょう?

あくまで、

その人次第。

すべてそうです。

何事も。

 

ちなみに、そんなわたし、立派な依存症体質です。

実は、過去に、タバコに依存し、お酒に依存し、株に依存し、体調を崩し、家庭をないがしろにし、金銭感覚がおかしくなって、借金を抱えてた時期もありました。

今だから言えますけど、茜さんから、

「離婚しよう」

と、言われたことが何度かあります。

わたしの方から離婚を切り出したことも何度もあります。

茜さんは、全く依存ということがないので、依存状態に陥っているわたしの状態を本当によくわかっていました。

わたしが、株にはまっていた時代は、

「毎朝、目を覚ました瞬間から目が血走っていて本当にお金のことしかこの人の頭にはないんだって、思った。あと、2〜3年、あの状態が続いていたら、間違いなく別れていたと思う」

そう言われました。

だからと言って、わたしの依存体質が治ったわけではありません。

いろんな経験を重ねて、それなりに歳をとったから、依存する対象がちょっとはまともになったに過ぎないのです。

それが、このブログです。

わたしは、今、このブログに依存してます。

書くことがやめられないから、書いているのです。

少なくとも、茜さんに迷惑はかけてないかな?

そんなわたしが申し上げるのだから、間違いありません。

依存は、その対象が悪いのではない。

その人次第です。

でも、わたしは冷えとりに依存していません。

なぜか?

お風呂が苦手だから。

半身浴なんて、もっと苦手だから。

9年半も続けているのに。半身浴できれば、もっともっと面白いことが身体に起こるということはわかっているのに。

でも、無理。

あの窓のない水蒸気で白く霞んだお風呂場に長くいると、息の詰まる感じがどうしても慣れないのです。

それを克服しようとは思いません。

だって、こういうことは、ほどほど、ぼちぼちが一番だと思ってますから。

若い頃に冷えとりを知っていたら、こうは思えなかったかもしれませんね。

年の功です。

 

さてさて長い長い前置きになりましたが、わたしに起きた身体の変化についてお話ししようと思います。

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風宏の体の変化〜眼球の痛み

冷えとりを始めて、皆さんが最初に経験するのは、足のかゆみと湿疹から始まり、全身に広がる症状だと思います。

わたしの場合は、「今思えば、」ですが、眼球の痛みでした。

春先に始めて、だんだん暖かくなると、やはり足が蒸れるような感じがして、昼間は暑いと感じたら脱ぐようにしていました。

確か、5月ごろ、就寝中に突然の眼球の痛みに襲われたのです。まるで、針で刺されたような痛みです。まつ毛が入ってもここまで痛くはならないというくらいの激痛。正確には目頭の奥の方。

「イタタタタタタタッ!」

と、飛び起きて目を押さえてうずくまる感じです。

飛び起きて、鏡を見ますが、よく分からない。何か、異物が入り込んだ感じでもない。仕方なく目を水でよく洗って寝ました。

で、翌朝はもうなんともない。

「あれはいったいなんだったんだ?」

それから2、3日は何も起きません。

「やっぱり、ゴミが入っていたのかな?」

すると、また夜中、

「イターーーーーーイィイイイイ〜!!!」

激痛です。こりゃたまらんと飛び起きる。そして、鏡を見る。何も分からない。だから、水で目を洗う。

「おかしい。絶対におかしい!」

わたしは翌日、近くの眼科に行きます。しかし、全くゴミもないし、傷もないし、できもののようなものもない。

「どこも悪くないですよ」

「いえ、そんなことないはずです。とんでもない激痛なんですから」

そう言っても信じてもらえない。

それからまた数日後、今度は真昼間、突然の激痛で身をよじる。わたしはその足で別の眼科へ。じっくり見てもらい、探してもらうけど、

「どこも異常はないですね〜」

「うううっ、そんなはずはないのです。痛いのですぅ」

「では、ここでは細かい検査はできませんので、慶応大学病院の眼科を紹介しましょう」

そう言われて行きました。

すご〜く時間をかけて検査しました。

ちなみに、わたしは脳腫瘍を患ってから18年間、毎年、脳の精密検査を行っています。脳に問題があるわけでもありません。

な〜んも悪いところはない。挙句、

「ちょっと痛みに対して敏感すぎるのかもしれませんね」

「そ、そんなはずは〜!信じてくだされ〜」

ちなみに、その後、もう一軒、眼科をはしご。でも、やはり原因はわかりませんでした。

ちなみに、今でも、月に一度は、このような眼球の痛みに襲われます。このたまに来る痛みに8年半も悩まされています。この痛みにはちっとも慣れません。

だって、ほとんど寝ている時ですから。

目覚まし時計よりびっくりします。

勘弁してほしいです。

私の冷えとりの続きは、風宏の冷えとり2尿路結石とかゆみをご覧くださいませ。

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(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)

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