こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。
告白します!私はコーヒーが大好きです。
寝ても覚めてもコーヒーを飲む!
レストランでの食事の締めのコーヒーは必須!
コーヒーのアロマに癒され、コーヒーに喝を入れられ、アラフィフまで生きてきました。
でも、実はコーヒーは体が冷える飲み物だと言われています。
本当だったら、冷えとりのためには飲むのを控えなければいけないのでしょうか?
今日の記事は、冷えとりコーディネーター風茜が体が冷えると言われているコーヒーとの上手なおつきあいについてお伝えするものです。
冷えとりは心で食べる
冷えとりでは体を冷やす性質のある食べ物はあまりオススメしていません。
地産地消、身土不二を奨励しているからです。
つまり、夏に収穫されるものは夏に食べるべきだし、日本人なら日本で収穫されるものを食べるべきだということです。
ところが、そうは言っても現代はそんなことも言っていられないくらい、いつでも季節を外れた食べ物や外国から輸入されている食べ物が入ってきます。
冷えとりでは心で感謝して食べるという考え方もあります。
たとえ、体を冷やす食べ物を食べたとしても感謝して食べれば問題はないのです。
コーヒーは体を冷やすと言われる理由
コーヒーは暑い国で生産されるものです。暑い国で収穫される食べ物は、そこに暮らす人によい食べ物です。
つまり、
暑い国では暑さを和らげたい→体を冷やす食べ物の性質のものが多くとれる
というわけです。
そのような理由から、コーヒーは体を冷やす性質なのです。
またコーヒーにあるカフェインは血管を拡張するために体温が急に下がったり、利尿効果もあるために、排尿で体温が奪われることからも冷えを感じるので、コーヒーは体が冷えるという理由もあります。
実はコーヒーには体を温める効果もある
ところが、コーヒーには体を温める効果もあることをご存知ですか?
体を冷やすカフェインは摂りすぎると体を冷やしてしまいますが、適度であれば、体を温める効果があるのです。
コーヒーの温め効果をみていきましょう。
カフェイン
カフェインには毛細血管を拡張し、血の巡りをよくする作用もあるのです。
冷えとりで足を温めるのは内臓のない下半身に血液が届きにくいので、温めることで血の巡りをよくするのです。
だから、毛細血管を拡張してくれるカフェインは血の巡りをよくしてくれるので、多少のカフェインは体を温める効果があるというわけです。
利尿作用
冷えは甘いものが血管を緩ませて血の巡りを悪くするために起こります。
体の中のいらないものはどんどん捨てれば、水分を溜め込まないのでめぐりもよくします。
そういう意味ではコーヒーの利尿作用には大いに期待したいところです。
冷たいコーヒーの飲み過ぎはたくさん飲めてしまうので水分過多になります。
ぜひ温かいコーヒーをいただいてくださいね。
甘いものは体を冷やしますので、砂糖やミルクをいれないでブラックでいただくのが効果をあげるこつです。
体が冷えるコーヒーには温め効果以外の効果もある
体が冷えてしまうという冷えとり的にはあまりよくないコーヒーですが、実はこんな効果もあるので、まったく飲まないなんて勿体無い!
適度にコーヒーとおつきあいしていきましょう。
アンチエイジング
コーヒーにはポリフェノールが含まれているので抗酸化作用があります。
酸化しないということはアンチエイジングで、いつまでも若々しくいられるということですよね。
やる気
コーヒーには中枢神経の興奮をもたらす性質があるために、なぜかコーヒーを飲むとやる気になります。
温かいコーヒーを飲むとやる気になるのはこんな理由からです。
もちろんアロマ効果もあって、ストレスも改善されますよね。
がんリスク防止
国立がんセンターによれば、
緑茶・コーヒー摂取と膵がんとの関連について
今回の研究の結果、全体としては、コーヒーの摂取量によって膵がんのリスクが高くなったり、あるいは低くなったりという変化は観察されませんでした。ただし、男女別に見ると、男性のみにおいて、ほとんど飲まないグループに比べ、よく飲むグループほどリスクが低くなるという傾向が見られました。
とHPで公開されています。
がんリスクが低くなるという結果があるということも研究からわかってきているのです。
体を冷やさないコーヒーの飲み方
コーヒーは体が冷える飲み物であると同時に、体を温める効果もあるということがわかりました。
ではいったい、どのような飲み方やどのくらい飲むことが適量なのでしょう。
冷えとりコーディネーター風茜の体を冷やさないコーヒーの飲み方
そうはいっても、飲み過ぎは体に良くありません。
コーヒー中毒であった風茜は、現在はこんなふうにコーヒーとおつきあいしています。
それがなければ気が済まないというくらい依存するのは、よくないことです。
朝のコーヒー
朝断食をしているために体を温める紅茶をいただくのみです。
空っぽの胃にはコーヒーのカフェインがどうも合わないのです。
紅茶にもコーヒーと同じくらいカフェインがあるのですが、しょうがをいれて飲んでいるので胃の不調を感じることはありません。
午前中は体を冷やしたくないのでコーヒーはいただきません。
昼のコーヒー
眠気とさよならです。午後からの仕事に喝をいれてます。
デミタスコーヒーカップは小さいので、量が少なくて済みます。飲みすぎてしまう人はカップを小さめにするといいかもしれません。
お昼は食べ物が胃に入って、眠たくなるので喝をいれるためにコーヒーは絶対に必要です。
夜のコーヒー
コーヒー中毒だったころからの長年の習慣で、私にとってはコーヒーと食事というのがセットでした。
夜は半身浴をしっかりすることができるので、自分にコーヒーを飲むことを許しています。
ティータイムのコーヒー
昼から夕方にかけて、どうしてもお茶したくなるときがあります。
そんなときは、やはりだらだらしているときが多い気がします。お茶で気分を変えたい!もちろん、コーヒーの香りにも癒されたいです。
このときいただくのはエスプレッソコーヒー。
実は、アメリカンよりもエスプレッソコーヒーの方がカフェインが少なくて済むのです。
なぜならば、
- 豆の量が少ない
- 味が濃いので少量で満足できる
という理由からです。
コーヒー中毒を改善して、体を冷やすコーヒーのいいとこ取りをしよう!
以前は1日に10杯以上コーヒーを飲んでいた私ですが、一杯を濃い目の味にしたら少量でも満足できるようになりました。
私の場合は、何杯飲んでも眠れないことはありませんが、人によっては午後以降にコーヒーを飲むと眠れなくなる人もいますので、寝つきが悪い場合はコーヒーの飲み方を考えたほうがいいでしょう。
コーヒーは香り豊かで淹れるととても幸せな気持ちにさせてくれる素敵な飲み物です。
冷える飲み物だからとまったく拒否するのではなく、少し取り入れることも冷えとり的にはとても大切なことです。
体に悪いといわれるものを完全除去するのではなく、1.2割をとりいれるというのも冷えとり的な考え方です。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
温め効果のお茶記事はこちらもどうぞ。
まとめ
- コーヒーは1日3杯まで
- 濃い目の味だと少量でも満足できます。
- 夜に飲みたい場合はカフェインレスをおすすめ
カフェインレスでお気に入りはこちらの2点です。
他にも冷えに良いおすすめのお茶を紹介しています。