こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
いつもたくさんのブログの中から、ご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。
冷えとりをしていると、スポーツするときは、重ねばきしている靴下はどうしたらいいの?という疑問もでてきます。
(私の子供は靴下4枚ばきの冷えとりっ子ですが、靴下を履き替えることもなく、そのまま体育をします。夫はスポーツのときは、靴下を履き替えます。)
進藤義晴先生の本には、スポーツクラブなどにお金を払ってスポーツしたり、ジョギングをしたりするくらいならば、家のお掃除をすることを奨励されています。
なぜならば・・・
スポーツをすることには、別の欲がついてくるからなのです。
やせたい・・・(食べ過ぎをやめればいいのです)、これが一番の動機のことがありませんか?
つまり、自分本位でやるスポーツは、見栄という欲があるのでよくないのです。
その点、掃除や片付けで体を動かすことは、家をきれいにして、家族に気持ち良い空間で過ごしてもらいたいという気持ちから行うものですから、他人本位になります。
家も片付き、体も動かすことができて、一石二鳥ですよね。
だから、掃除で体を動かすことを奨励されているのです。
もちろん、自分本位ではないスポーツならばよいのだと思います。
体を動かして、スポーツをすることで他人と交流するのは楽しいことですから・・・
さて、今回のおはなしは、冷えとり歴8年の夫のスポーツに関するお話です。
冷えとり8年目の夫のスポーツをする理由
スポーツを始めたのは心を鍛えるため
夫・風宏は、スポーツは心を鍛えるものとして、行なっています。
会社員だった時にパワハラをうけて、心が病気になりそうになった時に、心を強くするためにまず体を鍛えようと始めたのがスポーツでした。
(*詳細につきましては、「社員を追い込むパワハラの実態1「わたしが見た。経験した」〜職場での自分に気づく〜」」シリーズをどうぞご覧下さいませ。)
ひとつひとつ、目標をつくりました。
今日は、腹筋を50回、明日は60回・・・
それをだんだんクリアしていき、心を強くし、パワハラに打ち勝つことができた経験から、心が弱くなってきたと思った時に、スポーツをするように心がけているようです。
元バレエリーナの草刈民代さんも、心を鍛えるには体からと言っていましたから、心を強くするには体を鍛えるということは、本当に効果があるようです。
加齢で変わったスポーツの目的で食べ物の変化
でも、最近始めたスポーツクラブ通いは・・・
別の目的のためです。
松本人志さんのようなマッチョになりたい!という自分本位の欲のためでした。
筋肉には鳥のささみと言って、食べまくります。
うちの家庭では、あまり肉や魚を食べないのに、毎日のように鳥のささみが食卓にでてくるようになりました。
(夫がいるときは、夫が料理をしますので、夫の好みのごはんになります)
これには、子供のアトピーも悪化しました。
手足の関節部分にアトピーがとてもたくさんできてしまいました。
若杉友子さんの著書によると、
手足の関節にできる場合は、とり肉の毒
と、ありました。
肉はアトピーには、あまりよくないようです。
子供も、ささみを食べ過ぎるとかゆくなるし、ぱさぱさしてあまり好きではないので食べなくなると、アトピーも落ち着いてきました。
夫は、大豆たんぱく質も大事といって、高いお金を払って、プロテインも飲み始めました。
すると、おならが猛烈にでるようになりました。
これは豆を食べ過ぎたときによく起こる症状です。
くさくないのならいいのですが、猛烈なにおいです。
これには家族が本当にいやになりました。
それから、ナッツもジョコヴィッチが勧めているというので、毎朝ハチミツとともにいただいています。
このようにスポーツをすることで、食べるものにも変化がありました。
すると、体はどのように変わってきたのでしょう?
スポーツのために食べ物を食べると異変が起こる
スポーツのやりすぎで痛み
ものすごい腰痛と肩の痛みが襲ってきたのです。
そりゃそうですよね?
今までスポーツから離れていたおじさんが、スポーツ再開後、手加減もせずに体を鍛えまくっているのですから。
加えて、今まであまり食べていなかった鶏肉のささみや大豆も明らかに摂りすぎています。
どこか悪いと困るから病院に行きました。
(私はめんげんだと思っていました)
そして、接骨院に行くと、どこも異常なく、湿布をもらって帰ってきました。
痛み止めなのですが、劇薬なので1日の枚数は必ず守るようにと言われて、嬉々として貼り、またスポーツへでかけます。
「医者がいうには、インナーマッスルが鍛えられていないのに、外ばかり筋肉がついたから、それに耐えきれず痛みがでるらしいから、今度はインナーマッスルを鍛える!」
なんということでしょう!
スポーツして、体を痛めて、医者に行って、薬をもらって、それを使いながらまたスポーツをするということがなんだか私には腑に落ちません。
冷えとり的スポーツの考え
おそらく、冷えとりをしていなければ、夫の行動は当たり前の考えなのでしょう。
冷えとりをしている私から、夫を見ると、体を壊すためにスポーツをしているようにしか見えないのです。
いったいなんのためのスポーツ?
体を壊してまで筋肉をつけてかっこよくなりたい!なんて・・・
これは見栄です。
でも、冷えとりは強制的にさせることはできません。
自分が主体となって、冷えとりをやらない限り、続かないからです。
夫の場合は、
- 半身浴は20分もできない。
- 暑いので湯たんぽをいれて就寝できない。
- 食欲を抑えられない。
できないことだらけですが、その中でやり続けられているのが
靴下の重ねばき。
体調不良のときのみ集中的に半身浴を2時間行うこと。
今も、自分の不摂生でよく医者に行って、薬をもらって飲んでしまいますが、それでも冷えとりをする前にくらべれば、ましになってきました。
以前は、私もがちがちの冷えとりをしていたので、夫に私の冷えとりのやり方を強要させていました。
だから、家ではいつもけんかが耐えませんでした。
今は、やりたいようにご自由にスタイルをとっていますので、あまりけんかはありません。
不調を訴えられても、「まあ、肉食べているしね〜」と軽く流してしまいます。
人を思うとおりに動かすなんて難しいのです。
冷えとりをやってもらいたいのであれば、まずは自分から楽しく冷えとりをすることが一番です。
でもでも、スポーツをして、体をこわし、病院に行くことは本末転倒なので、いつかわかる日がくるといいなと願っています。
【夫の近況】
冷えとり10年を越えた頃は、スポーツクラブ通いをやめ、歩くようになりました。
食べ物も筋肉を作るために極端な食生活をしていましたが、スポーツクラブに行かなくなり、それもやめました。
すると、あんなに悩まされていた腰痛や肩の痛みがあまり起こらないようになりました。
スポーツと食べ物にこだわっていた冷えとり8年目よりも、何もしていない今の方がすらっとして、若々しいです。やはり、冷えをとると若返るというのは本当でした。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 見栄が強い場合は、怒りっぽくなったり、肝臓が悪くなる場合があります。
肝臓が悪くなると、消化器にその毒を肩代わりさせようとするので、異常に食欲がでてきます。
夫の場合は、あと15分でごはんだというのに、我慢できない!とバナナを食べてしまったりしています。
異常に食欲が出る場合は、肝臓の調子が悪くないかを気をつけましょう。 - 冷えとりをしていると、事故や怪我をするようなことがあっても、軽く済む場合があります。
たとえば、夫と私は追突事故に遭ったときがありましたが、むちうちにならずに本当に軽くて済みました。
事故に遭うのは、体がけがをさせて、食べ物をとりにいかせないためと進藤先生は言われていますが、そのときは確かに食べ過ぎの傾向がありました。
冷えとりをしていたおかげで、事故もけがも軽く済んで本当によかったです。
私たち家族が四度も交通事故に遭ったことも書いています。