こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。。
夏は暑くて冷えとりには不向きな季節と思われています。冷暖房が完備されている現代人の生活では、エアコンのかけすぎで夏こそ冷えるということをご存知ですか?
冷えが取れてくると、暑さ、寒さも気にならなくなってきますが、アイスノンを使って夏の冷えとりをもっと快適に過ごす技をお伝えします。
すると、夏にはかかせなかった冷房をつけての睡眠が、冷房なしでも眠れるようになっていました。
今回のブログでは、風一家の夏の寝方について、ご紹介したいと思います。
どうぞご覧くださいませ。
冷えとり歴10年の夫と11年の子供の夏の寝方
冷えとり歴10年の夫と11年の子供には、暑さについてそれぞれ言い分があります。
追記2021年7月:現在、夫冷えとり歴13年、子供冷えとり歴14年目になりました。
夫は、
「熱中症になったらいけないから、絶対冷房は睡眠時に必要だ」
という信念。
これは、夫がかなりの頻度で熱中症にかかり、その辛さからの思考だと思います。
子供は、ただ、ただ暑〜いだけなのですが、
年間をとおして、体に熱を持つとアトピーのために猛烈に体をかきむしります。
冬は長袖を着ているので、その血まみれな肌も目立たないのですが、夏は半袖や袖なしの服がどうしても多くなり、血まみれの肌が目立つので、かいてもいいけれど、なるべくかかせたくないという親心から冷房があったほうがいいかと私も考えています。
(冷えとりでは、アトピーはかいてもいいと言われています。かくと傷口が広がり、毒が出せるという考え方で、西洋医学とはまた少し違う考え方になります。)
この2人の共通点は、
- 水を常温で飲まずにキンキンに冷やして飲みたい
- おやつをやめることができない(アイス・ゼリーなど)
- 汗っかき
- 半身浴を長くすることができない
- 仕事、勉強などのストレスが多い
などです。
たぶん、冷えがとれていないから、暑さを暑さとして感じるのだと思います。
仕方がありません。
毒を入れ続ければ出していくしかありませんから。
この2人は、冷房をつけて夏掛けのふとんをしっかりかけて、普通に寝ています。
冷房設定は24度でしたが、どんどんそれでも暑いと言い出し、今では22度設定で風のビュービューでるところで眠っています。
そんな場所に寝ているものですから、夫と子供はたんが絡む風邪のような咳をたまにしています。
冷えとりでは、夏は心臓の毒出しの季節で、汗をかいて毒をだすとよいとされています。
汗をかかないと心臓の毒が出し切れなかった分、秋の肺の毒出しのときに肺から毒がでることになります。
今現在、咳がでているのはそういうことなんでしょうか?
冷えとり歴12年目の私の冷房を使わない工夫
2020年7月現在:冷えとり歴15年目になりました。
以前、冷えとり勉強会で進藤先生のお嬢さんの幸恵さんから、進藤先生は夏でも冷房をかけず過ごされているとお聞きしたことがあります。
それを見習って、私もあまり冷房をつけて寝ません。
冷えとりをやる前は、夫と子供と同じように冷房の下で寝ていました。
そのときはとても温度を下げたがる夫と、温度をあげたがる私との攻防戦でした。
アイスノンを使う
今、夫と子供は冷房を低めにつけて寝るので、一緒に寝ると私が体調を崩すので、別の部屋で頭に扇風機をあてながら、アイスノンをして寝ています。
そうするとあまり暑くてぐったりということがなくなりました。
頭が冷えているとあまり暑さを感じないのですね。
頭寒足熱とはよく言ったものです。
冷えとりおはなし会でも、夏の寝方について話題になったことがありました。
やはり冷えとりをやっている方は冷房をつけて寝ない方がほとんどでした。
(なかには、お風呂に入りながら寝てしまって、全然ベッドで眠らないなんていう方もいました)
寝るときの服装
冷えとりおはなし会では、
「半袖パジャマ、頭にアイスノンと扇風機でも暑い時はどうしたらいいのか?」
という質問がでたときがありました。
その答えは、「上をもっと脱ぐ!」でした。
冷えとり上級者の方は上半身はほとんど裸に近い状態で寝ている方が多いようです。
私もこんな感じです。
上半身はタンクトップ、下半身は絹のスパッツとウールのスパッツ。
(冬はこの上にパジャマを着ます)
それから下半身にはおへそから下にシルクの毛布と夏掛けの布団をかけて、上半身は、はだけて眠ります。
足元には湯たんぽ
冷えとり上級者は湯たんぽを2〜3個いれているそうです。
私はひとつだけ湯たんぽをいれています。
今のところは夏バテもしません。
夜中暑さのあまりに寝汗で目がさめるということも特にありません。
夏の睡眠は5時間半ですっきりと目が覚めます。
逆に、冷房のところで寝ている夫と子供が起きてからも、
だるい〜、眠い〜、つかれた〜
と言っていることが多いようです。
私は大腸が弱く、夏に心臓の毒が出し切れないと、必ず秋に喘息の発作のような咳が出ることが多く、その方が暑さよりもずっと苦しいので、夏の毒だしを積極的にトライしています。
のどが痛くなったり、咳が出るのは食べ過ぎの証拠。
痰が絡むのは胃の毒、乾いた咳は肺の毒出しです。
涼しいと食欲が増しますから、食べ過ぎに注意しましょう。
夏にはすいかを食べることが多いですね。
昔からすいかに塩をふって食べていたのは、甘さを感じるためではなく、体を冷やすのを避けるためでした。
夏の果物は体を冷やします。
ふだんから、果物を食べる時は、しょうゆをつけて食べると冷やす作用がなくなります。
ええ〜!
そう思うかもしれませんが、意外に味はいけています。
進藤義晴先生の『新版万病を治す冷えとり健康法』の健康のめやす14条によると、
暑い、寒い、空腹が苦痛でなくなる
出典:進藤義晴『新版万病を治す冷えとり健康法』
とあります。まさにそのとおりで、暑いことは暑いのですが、冷えがとれてくるにつれて、その暑さが不快だと思わなくなってきています。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
頭寒足熱を心がける。頭にアイスノン、足元には湯たんぽ。
暑くてたまらないときは、まだまだ着過ぎているので、もっと薄着になると良い。
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