こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきましてありがとうございます。
脱ステロイドを決心した私でしたが、自分のこととなるといろいろなことを試すことができるのに、子供にはなかなかそういうことはできなかったです。
子供にはまだ自己責任能力がありませんから、身体の面でも、心の面でも親がサポートする必要がありますよね。
親が間違った判断をしてしまうと大変なのです。(ステロイドと抗アレルギー剤を10年近く使ってしまったのを本当に後悔しています)
親の私も冷えとり10年生なので、なかなかこれだ!という結論に達せないでいました。
追記2019年6月18日;現在冷えとり歴12年となりました。
そんな時に、冷えとりのお店の方に、相談して、いろいろな症例を教えてもらうと本当に安心できました。
抱え込まないで、お話しすることもいいことなのだと改めて思いました。
(*これまでのお話しは、
6脱ステロイドへの道④2ヶ月目」をご覧くださいませ。)
冷えとりで寛解する目安
シルクパウダーを塗っても、アトピーの肌にはなかなか改善が見られませんでした。
シルクパウダーを使用しているのに、どうして肌はカサカサになるのだろう?
いろいろな疑問もありました。
(今では、肌が治る直前にカサカサになり、剝がれ落ち、その下から美しい肌が現れ、本当にそこにアトピーがあったのか?と思えるような感じになることが、時を経てわかりましたが、知らない時は、そのカサカサは皮膚が固くなり、象の肌のようで本当に大丈夫なの?という心配な気持ちにさせられました。)
私は、目安が知りたかったです。
冷えとりは、一人ひとり、生活習慣も違えば、体質も違うので、一概にはこうだと言えない部分もあるのは、頭ではわかっているのですが、だいたい一時的にひどくなるのはある程度の期間があるということを知っていれば、なんとか自分の気持ちの整理がつくのではないかと思いました。
つまり、安心したかったのです。
そこで、繭結さんや、冷えとりおはなし会で、その目安について尋ねてみました。
すると、だいたい3ヶ月くらいで改善が見られる場合が多いということを教えてもらいました。(これも人によって、半年から数年以上かかる場合もあります。後で私もそのことに気がつきました。でも、人は知らないと不安になりますから、だいたいの目安がわかってよかったと思っています。)
脱ステロイド3ヶ月目の経過
脱ステロイド9週目
この週は、週半ばで一時的に良くなっていたのに、先週遊びに出かけた友人からもらったお土産のリーフパイや、抽選で当たったシフォンケーキを食べてしまって、木曜日に悪化しました。(以前は懸賞でケーキが当たったりすると、嬉しかったものですが、今では逆にあ〜あ、当たっちゃったなと思うのも変化の一つです)
特に肘がひどくて、象の肌並みに固くなりました。
やはり、お菓子は本当にアトピーには良くないのだなと改めて思いました。(のちにアトピーに一番いけないのは糖分ということを知りました。やはりです。)
この週末から土用の毒出し期間に入るので、消化器の毒出しが始まるのですが、アトピーは大腸などの府(ふ)も負担がかかると出やすいので、要注意しなければと心しました。
やはりお菓子などの頂き物をもらってしまうと、ダメとも言えず、与えてしまう私の弱さにも反省しました。
(ですが、全く毒になるものも除去するというのもいけないとのことで、1〜2割くらいは食べさせたほうがいいとのことです)
脱ステロイド10週目
この週は、先週にお菓子を食べ過ぎた毒が出たのか、猛烈にかきまくっていました。
寝ながら、痒くてボリボリとかきまくっていました。
週末から、2泊3日の旅行に出かけました。
うちの家族は、いつも粗食にしている分、旅行に行く時はハメを外すということにしていますので、夫も子供も好き放題食べました。
肌の表面的には、シルク風呂やパール風呂に入って、少しは良くなったのですが、旅先の暴飲暴食のためにカサカサは変わりませんでした。
旅行に行ってよかったのは、温泉の効能があり、長湯して冷えが取れたということかもしれません。
脱ステロイド11週目
やはり食べすぎると、子供はすぐに歯に毒が出るため、虫歯ができます。
冷えとりでは虫歯は治療しなくてもいいとありますが、子供のことはそういうわけにもいかず、歯医者に治療に行きました。
(ちなみに私も消化器系統が悪くて、虫歯には悩まされました。*詳しくは、「冷えとり 冷えとりとめんげん 虫歯」シリーズをご覧くださいませ。)
やはり、大腸の毒が出ると言われている奥歯に小さい虫歯ができていました。
小さく削るだけで済みました。
大人はなかなか毒が出ないのですが、子供は食べすぎるとすぐに鼻水や耳垂れ、虫歯などになって毒出しが出てきます。
この週は、身体のアトピーが良くなったり、悪くなったりしながら、皮が少しづつむけ始めました。
脱ステロイド12週目
この週は週半ばに一時的にアトピーが悪化しました。
耳が痒くて、聞こえにくくて、綿棒にシルクパウダーをつけて、耳の中に入れていました。
だいたい3ヶ月経ち、アトピーはまだまだ見て目にはひどいことには変わりはないのですが、親である私に覚悟ができたのか、あまり症状に一気一憂しなくなってきました。
ただひたすら黙って、シルクパウダーをお風呂上がりにパフではたくという日々が続きました。
脱ステロイド3ヶ月のまとめ
3ヶ月が一つの目安だと聞きましたが、アトピーの症状にはあまり変化は見られませんでした。
それはなぜか?
食べるのをやめないからです。
このころの子どもは、お菓子を全く食べるのをやめられませんでした。
私もあまりに強く禁止して、隠れ食いなどをされても嫌なので、1日に1度くらいはお菓子を食べさせていました。
子供の意識は、
「甘いものを食べたら、半身浴を長くすればいい。」
そういう感覚でした。
でも、これってどうなんでしょう。
本当は半身浴や冷えとりをしなくても、健康で体が冷えておらず、血の巡りもいいというふうにしなければいけないのに、食べたい欲のために、そうやって自分に言い訳して、食べた後に冷えとりがあるから大丈夫と思うのは・・・
そうです。
医者に行って、診てもらって薬を飲んでいるから大丈夫
と、安心する気持ちと同じだと思いませんか?
これが、
「治すな、直せ、直せば、治る」
と進藤先生がいわれていることなのです。
つまり、生活習慣を直さない限り、病気も治らないということになるのです。
冷えとりは免罪符ではないということをきちんと理解しておかなければなりませんね!
ただ、3ヶ月目が目安だという点においては、母親である私の意識が大きく変わってきたということだと思います。
そのくらいで、間違った情報を持っていた細胞が生まれ変わっていくのかもしれませんね。(肌は28日がターンオーバーとも聞きますね)
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- アトピーに一番いけないのは糖分。
お菓子を食べなければ大丈夫かと思いがちですが、実は果物もあまり良くありません。特にぶどうは本当に良くないので気をつけましょう。
どうしても食べたい場合は、醤油をかけて食べたり(そんなに悪い味ではありません)、塩で良く洗って食べるといいそうです。
そうすると、毒が消えるのだとか・・・
でも、そんなことまでして食べたいのか?と思うと、自然と食べなくなりますよ。 - 食べ過ぎたり、甘いものをとると、子供はすぐに毒出しが始まります。
鼻水、耳垂れ、目が赤くなる・・・
本当に顕著です。以前は、喘息の発作がすぐに起こりましたが、だんだん臓器の先端である皮膚などに毒が出せるようになってきました。先端に出る毒は、比較的症状が軽いのです。