こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただき本当にありがとうございます。
冷えとりおはなし会の参加も今回で5回目になりました。
今回初めて知りましたが、この会は昨年の夏から始まり、すべて出席していると10回になるようです。
私は都合がつかない時は欠席してしまっているので、半分の出席となりました。
冷えとりおはなし会は、冷えとりをやっていると起こる様々な疑問を共有しようとすることが目的です。
人の経験が自分に重なり、私と同じだ!とか、こんなふうになるのね〜とか共感ができます。
何よりも大変な時に、同じことを悩み、話せる人がいるということはとても心が安らぎます。
最初お会いした方が、健康を取り戻し、とても明るくなっていく様子を見ると、心から嬉しいと思いますし、やはり冷えとりってすごい!と改めて思います。
冷えとりおはなし会は、少人数制でキャンディケイトさんで開催されています。
おはなしの中心にいるのは、冷えとり歴26年の柳沢さん。
私の何倍も冷えとり歴がある方ですから、その方に症状を話し、それはこうしたほうがいいとアドバイスを受けるのもとても参考になります。
興味がある方はこのように勉強会やおはなし会にも参加されて見るといいですよ。
目からウロコのこともたくさんあります!
それに開催されているキャンデイケイトさんもとても素敵なお店です。
お店の方もとても親切で、症状を話すと、この商品がいいですよと勧めてくれます。
都心で池袋から電車で10分くらいのところにありますので、お出かけしてみてもいいかもしれません。
【追記2019年5月20日】現在、柳沢さんは冷えとり歴29年です。キャンディケイトさんも店名を繭結さんに改名されています。
冷えとりおはなし会で知ったシルクパウダー
季節のおはなしに入る前に、柳沢さんからシルクパウダーのおはなしがありました。
シルクパウダーは、私もこのおはなし会に来るまでは知らなかったものです。
冷えとりでは、シルクが人間の肌の成分と似ていて、排毒のためにシルクの靴下を履いたり、シルクのスパッツや下着を身につけたりします。
すると、毒を吸った部分は破けてしまいます。
そのシルクを粉にしたものがシルクパウダー。
これをコーヒースプーン一杯分を溶かして飲むと、口からお尻までシルクを入れることができるとのこと。
シルクパウダーを飲むと、血糖値が下がると教えてもらいました。
(味は、私はあまり気にならないのですが、人によっては臭く感じるので、味噌汁などに混ぜる人もいるそうです。)
動物性タンパク質は消化されてしまうのですが、シルクは金と同じで化学反応を起こさず、消化されることもないので、内臓の毒を身体から出してくれる働きがあります。
絹のものを身につけるより、効果的であるというわけです。
これを柳沢さんは毎食後飲むと言っておられましたが、私は寝る前だけ飲んでいます。
シルクを飲むと、便が固まってコロコロしたものになるそうですが、飲みすぎると下痢になるとのこと。
私の場合は、ゆる便なので、もしかしたらコーヒースプーン一杯でも多いのかもしれないと思いました。
人によって体質は違いますので、適量を探していきたいと思います。
このパウダーは飲んでもよし、アトピーなどの肌には塗ってもよく、かゆみが取れるそうです。
子供がアトピーなので肌に塗っていますが、塗ると一時的にぼつぼつが増え、驚きましたが、だんだん乾燥して肌がポロポロむけて、綺麗になりつつあります。(子供のアトピーの肌につきましては、後日お知らせしたいと思いますので、もうしばらくお待ちくださいませ)
今出回っているこのシルクパウダーの原料はインドの糸くずだそうです。(以前は中国のものが多かったそうですが、現在はないそうです)
カネボウから出ているものが100パーセントシルクのものなので、飲む場合は100パーセントのものが好ましいとのことでした。(アミノ酸などの混ぜ物のあるものもありますので、ご注意ください。100パーセントのものはカビが生えやすいので混ぜ物がされてしまうそうですが、冷蔵庫に入れて保管しておけば問題はないようです)
現在シルクが足りなくなっているのは、化粧品として韓国などで使用されているからとおはなしもありましたが、進藤先生の本が翻訳されたせいかもという嬉しい情報もありました。
2016年3月13日の朝日新聞の記事にも「シルク新時代」という記事が載りましたが、
「紫外線を遮る。人の肌に塗ってもアレルギーを起こさない。良質のタンパク質だから人が食べても大丈夫。動物の体内では脂肪とくっつき、消化されずに外に出る。消臭効果や吸湿効果も高い」
とあり、赤ちゃんでも使えるものとしても注目を浴びているようですよ。
季節のはなし(夏の毒出し)
暦の上では5月5日の立夏で夏となりました。
春には肝臓、夏には心臓、秋には肺、冬には腎臓の毒出しがあります。
季節は、旧暦に従って、立春、立夏、立秋、立冬で季節が分かれます。
この旧暦に従って、症状も現れます。人も自然の一員なんですね。
そしてこの季節が切り替わる前に、各18日間の土用の毒出し期間があり、ここでは消化器の毒出しが行われます。
一つの臓器の毒出しは1年に一度ですが、消化器の毒出しは驚くことに年に4回もあります。
いかに私たちが食べ過ぎているかわかりますね。
夏は心臓の季節で、心臓の毒出しによって、心臓の病気を治そうとします。
この毒は汗となって出てきます。
暑いからといって、汗をかかないで冷房の部屋で過ごすと、秋になって辛い思いをしますので、汗をかくことをためらわないようにしたいものです。
汗は表面の毒を出しますね!(吐くのは中ほどの毒、下痢は奥の毒を出します)
現代は心臓の病気が増えたのも、冷房のおかげで夏に汗をかかなくても済む環境になったからなのでしょう。
そして、暑いからといって靴下を脱いで素足で過ごすのも、冷えを作る原因です。足元が冷えるから、血液が足先に行くことができず、頭に上って冷えのぼせになり、暑さをさらに感じるようになりますので、靴下を履くのは大切なことです。
そして、お風呂の暑いからといってシャワーだけで済ますのもよくありません。
しっかり半身浴をしないと後で苦しみます。
うちの家族は真夏でも半身浴は欠かしません。
心臓が悪いとその毒を出そうとリウマチ、高血圧、結石などで毒出しをします。
夏は食欲が落ち、夏バテになるため、土用の丑の日で栄養をとるためにうなぎを食べる習慣もありますが、現代では食べ過ぎの傾向がありますし、冷房で食欲が落ちることはないのであえて食べる必要はないと私は思っています。
丑の日には、うなぎではなく、「う」のつくものを食べても大丈夫なので、私は「卯の花」「梅干し」で対処していますよ。
この食欲が落ちている時にあえて食べる必要はないです。
食べないと免疫力が働くので、心臓の毒出しが進み、秋も体調良く過ごすことができるのです。
夏には、そうめん、冷麦、麦茶など麦でできたものを食べる機会も多いですが、麦は肝臓にいい食品です。
肝臓は心臓の親に当たりますので、心臓の毒を引き受けてくれる肝臓が良く働けるようになりますから、積極的に摂りたいものです。
(麦がいいからといって、ビールやウイスキーなどのアルコールは体を冷やしますからNGです!)
夏の野菜は体を冷やしてくれる食べ物ですから、暑ければ冷房に頼らず、そういうものを食べる工夫もしたいものです。
でも食べすぎると体を冷やしますので、ほどほどにしなければなりません。
また、最近夏によく言われるのが熱中症。
その予防のために水をたくさん飲むことを奨励されていますが、水の飲み過ぎで腎臓が冷えてしまいますので、飲み過ぎには注意して、水分を飲むときはワインを飲むときのように、口に含ませ、ちびちび飲むことをお勧めすると柳沢さんは教えてくれました。
実際、水をがぶがぶ飲むと、7月半ばくらいに体の節々が痛くなるそうです。
その痛みは水を飲むのをやめると、痛みが止まるとのこと。
体は本当に面白いです。
そして、不調はだいたい治るまで時間がかかります。
その人の毒のため方と免疫力が違うので、一概にこのくらいと言えないのかもしれませんね。
例えば、前立腺が悪く、耳が聞こえなくなった人が靴下6枚で半年で補聴器が取れ、治ったと思ってやめると元どおりになってしまったこともあるそうです。
冷えとりは病気を治すのではなく、間違った生活を治していくと考えると良いとお話ししてくれました。
冷えとりは体治しではないのです。
間違った生活を治す=間違った生き方を治す
全くその通りです。
だって、間違った生活のせいで病気になったのですから、その元を治さなければまた元どおりというのは納得いきます。
とは言っても、できない〜!と言ってしまうのが人間です。
次回は参加者の皆さんのめんげんのお話を聞いていきたいと思います。
次回のお話はこちらへどうぞ!
冷えとり豆知識
- 夏の水の飲み過ぎは良くないとのことで、だったら温かくして飲めば?という意見も出ました。
温かくしても、大量飲めば腎臓に負担はかかるとのこと。
ただし、温かければがぶがぶ飲むことはできず、ワイン飲みはできるので、そちらの方がいいでしょう。
夏に糖分を摂りすぎると秋に影響がありますので、くれぐれもジュースやソフトドリンクの飲み過ぎには気をつけたいものですね。 - 半身浴の前に今の状態を見ることも大切と教わりました。1時間後、さっきの症状とどうか比べてみるとわかります。実験のつもりで半身浴をすると自分の状態がわかってくるとのこと。ぜひお試しくださいね。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
記事中ご紹介したシルクパウダーはこちらです。