コミュニケーションスクール

言葉にすることの大切さ4 〜おうむ返し〜

投稿日:2015年2月28日 更新日:

見えない壁が現れているときの接し方とは?

前回の「見えない壁を知る」の続きです。

友達はあなたに、どうすればいいか相談をしてきました。でも、「別れなさい」なんて、否定的な言葉は聞きたくありません。なぜなら、自分のテリトリーを侵されたくはないから。要するに、

話したいのです。

話を聞いてもらいたいのです。

そして、ただただ、同意してほしいのです。

つまり、共感です。

一方の、あなたも友達の役に立ちたいと思っています。でも、気の利いたことは言えない。。どうせ、友達はカレシと別れる気はないのです。何を提案しても、壁を消すほどの言葉を持ってない。でも、友達には変わりありません。信頼だけは失いたくない。

いい友達と思われたいのです。

いい友達でいたいのです。

つまり、共感です。

だったら、どうすればいいでしょうか?

わたしだったら、こういうときは必ず、

おうむ返し をします。

つまり、相手の言ったことを、ただ復唱するのです。

 

おうむ返しとは、復唱すること

 

わたしは、インタビュー取材を数多く行ってきました。

その際、心がけてきたことは、おうむ返し をすることです。

「では、趣味はなんですか?」

「スポーツは好きですね」

「スポーツが好きなんですね。たとえばどんな?」

「サッカーが好きですね。ぼく、バルセロナのファンなんですよ」

「バルセロナのファン?てことは、見ることが好きなんですか?」

簡単にいうと、こんな感じです。なぜ、おうむ返し なのかというと、

まず、会話にリズムが生まれます。おうむ返ししている間にこちらに次の展開を考える余裕が生まれます。取材相手に自分の言った言葉を確認してもらうことにもなります。    そして、何よりも、

わたしには、取材相手の話をしっかり聞こうという姿勢  が生まれます。

取材相手側には、自分の話をきちんと聞いてくれている、という安心感  が生まれます。

そうなると、初対面でもお互いのあいだに信頼関係が生まれ、共感できるようになります。

だから、おうむ返し は、会話の基本中の基本だと考えていいでしょう。

聞いて、うなずいて、おうむ返し

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だから、あなたにできることは、

聞いてあげて、うなずいてあげて、おうむ返ししてあげることくらい。

 

「あなたはどうしたいの?」

「わたしは別れたくない」

「別れたくないのね?だったらもう少しがんばってみる?」

「でも、無理だと思う」

「無理だと思う?どうして?」

「だって、暴力をふるうんだよ」

「暴力をふるうのね?」

「そう」

「そうなのね?ひどいね。じゃあ、どうするの?」

「やっぱり別れるしかないのかな?」

「やっぱり別れるしかないのかな?どうだろう」

「きっとそうだよね」

「そう思う?」

「たぶん」

「たぶんそうか」

ただ、聞いて、うなずいて、おうむ返し  をしてあげる。

 

共感できるのは、お互いが対等の立場だからこそ

 

おうむ返しだけだったら、案外、簡単にできるかも…。

「わたし、どうすればいいのかもうわからない!」

「そんなのわたしもわかんないよ」

…………

心のこもらないおうむ返しをしても、なんの意味もありません。

おうむ返しが有効なのは、あくまで、

相手に誠心誠意、真心を尽くして敬意を払っているという大前提があるからです。

そこだけは、守ってください。

何度も言いますが、尊重する。敬意を払う。は、絶対条件です。

「敬意を払うって…。だって、いやいや聞いているだけだし。そんなくだらない話に敬意を払うなんて無理」

そう言いたくなる気持ちもわかります。でもね、聞くという意思決定をしたのは、誰でもない。あなたです。

あなたは敬意を払えない相手の話を聞くという意思決定をしたのですか?だったら、相手もあなたには敬意を払いません。なぜなら、お互いがの存在だから。

あなたが敬意を払えば、相手も敬意を払います。

敬意を払えば、誠意が伝わります。

つまり、壁が消えるのです。

そこで、初めて、親友の話の真意があなたに伝わるし、あなたの真意が伝わるのです。

初めて、本当の意味でお互いの家を行き来できるようになるのです。

一対一で話しているとき、人はお互いが対等です。相談している側が下。されている側が上なんてことは絶対にあってはなりません。

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だから、敬意を払うのです。

「何度も書いているから、そうなんだろうけど、やっぱり、嫌いな相手には敬意を払えない。自分を見下す相手を尊重するなんて、やっぱり無理。しょせんきれいごとですよね」

いまは、まだ、きれいごとにしか聞こえないかもしれません。でも、変わりたいなら、やってみることです。

まずは、

「敬意を払う。尊重すればいいのね」

そう頭で考えればいい。やることはそれだけです。

敬意を払ってください。尊重してください。

次は、そうできる自分になるための練習方法についてお話しします。

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風茜のプロフィール


風茜のプロフィール

冷えとりコーディネーター。
大学卒業後、美術館学芸員を経て、不況、夫の大病のため、転職を8回経験する。仕事のストレスから体が冷え切っていて、ようやく30代後半で妊娠するも、冷えのため切迫早産しそうになる。子供のアトピーをきっかけに冷えとり健康法を知り、靴下2枚ばきから始める。ずっと体が弱く、入院、手術を繰り返していたが、冷えとりで体質が改善されて、健康を取り戻した。現在冷えとり歴10年目。どんどん体の毒出しが起こり、体の冷えがとれて思う通りの幸せな毎日を送ることができるようになった。現在、靴下8枚ばき、半身浴2時間、1年中湯たんぽをいれ、腹7分を心がけている。アラフィフを機に、冷えとりコーディネーターとして、冷えとりと人との間をつなぐ仕事をしたいと活動を決意。2015年6月より冷えとりブログを開始。
冷えとり歴11年まであと2018年7月1日
あと66日です。