冷えとりコーディネーターの風茜( @kazeakane1)です!
2023年7月に冷えとり18年目を迎えました。
この記事では、
- 冷えとりのことを知りたい
- 冷えとりを長くやるとどんな変化があるの
と思う人にむけて、冷えとり18年目の私の冷えとりの経過と変化をご紹介します。
冷えとり健康法とは
初めて読む方のために簡単に冷えとり健康法について説明します。
冷えとり健康法とは、耳鼻科医師だった進藤義晴先生が考案された健康法で、下半身と上半身の温度差をなくし、体を温め冷えをとります。24時間下半身を温めるために、半身浴、靴下のかさねばき、湯たんぽの活用して冷えをとります。
基本は、
- 半身浴をする
- 足元を温める
- 正しい食事をする
この3つを守ることです。
出典:進藤幸恵著・進藤義晴監修『免疫力が高まるシンプルな暮らし』
進藤義晴(しんどうよしはる)先生
大正12年5月生まれ
昭和23年9月大阪大学医学部卒業
昭和24年10月医師国家試験合格、同大学耳鼻咽喉科教室に入局し、耳鼻科医としての道を歩み始める。入局に際して、「早く良い臨床医になりたい」との理由で学位取得のための研究を辞退、数カ所の病院を転々として臨床家としての修行を続ける。
昭和46年10月小牧市民病院勤務。47年4月より同病院副院長。
昭和56年3月、同病院退職を機に、東洋医学専門で自宅開業、昭和59年頃より超能力を応用した神霊医療による治療も開始、平成3年3月末、閉院、診療打ち切り。
*現在は次女の進藤幸恵さんが相談を受け付けています。
(『新版万病を治す冷えとり健康法』のプロフィール欄より抜粋しました。)
冷えとりでは、体を温めることで免疫力を高め、自然治癒することを奨励しているのですが、バリバリ西洋医学出身の進藤先生が、なぜ冷えとりを始めようと思ったのか、西洋医学との葛藤などもこの本には書かれていて、とても参考になります。
▼詳しくはこちらの記事もごらんください。
【冷えとり書籍】超絶おすすめ!これ一冊で解決!冷えとりのバイブル『新版万病を治す冷えとり健康法』進藤義晴著
私は体がとても弱く、手術や入院が多かったため、健康に対する憧れが強くあり、いろいろな健康法を試してきました。
なかでも一番効果があったのが冷えとり健康法でした。
冷えとり17年目に起こったことは?身体編
さて、17年間もの長い間、私はこの冷えとり健康法を実践し続けてきました。この間に見られた具体的な変化や進歩をひとつひとつ振り返ってみたいと思います。
冷えとり17年目に入って、私の健康は順調でした。
年が明けて2月に入ると、甘いものを週に一度は食べるようになりました。その結果として、私の喉にはたんの絡みが出てくるようになりました。白い塊のようなたんと黄色いたんが交互に出るようなり、咳をしたり、咳払いをするとそれらが排出されました。食事量が多いときはたんが黄色くなり、そうでないときは透明なたんになりました。この状況は、食事を抜くと治ることがわかりました。
3月には声を使う仕事が増え、2時間話すと、たんが絡むようになりました。その時は、甘いものを食べるようになったし、毒が出ているのは仕方がないことだという自覚もありました。
そして5月、ストレスを感じる仕事を手放したことにより、声枯れという症状はなくなりました。しかし、その後の5月17日、私は新型コロナウイルスに感染しました。最高で38.8度まで熱が上がり、今回は体力の都合上、冷えとり健康法の一環である半身浴で治すことはできませんでした。その代わりに、トラネキサム酸錠250mg、カルボシステイン錠500mgとカロナールを1週間飲むことにしました。
感染3日後には、強烈な水下痢とともに微熱が出始めました。それにより、体力が回復して半身浴ができるようになりましたが、まだ体力が完全に回復していなかったため、長時間の半身浴はできませんでした。
食べられない→半身浴→食べられないのに水下痢というループへ。
水分だけはしっかりとって、湯たんぽをいれて、眠り続けました。
しかしながら、激しい水下痢を起こしたことでなんとなく私は、自分の中に溜め込んだ毒が一気に出ていったように強く感じました。
感染から10日後には完全に回復しましたが、その後もしばらくは小さな倦怠感が残りました。倦怠感は、家事をやらなくてはならないのにやる気がおきないなどの小さなことでした。まあ、5キロも体重が落ちてしまったので体力もなくなって、気力もなかったのかもしれません。
私にとって、新型コロナウイルスの感染体験も大きな変化となりましたが、逆に冷えとり健康法の効果を実感する良い機会となりました。冷えとり健康法を通じて培った自己免疫力のおかげで、私は感染後の回復を早め、症状を軽くすることができました。
3ヶ月近く悩まされてきた「たん」が、感染後は何事もなかったかのように出なくなりました。これには驚きました。私は熱が出ると喉に症状が残り、かなり長い期間せきやたんの症状が続くことがあったのに、このときばかりはすっきりと終わってしまいました。
なんとなくですが、体の細胞が入れ替わったと感じるような変化を感じました。
同じ頃に感染した娘は、感染前は平熱が36度に満たなかったのですが、感染後、一気に平熱が36.4度にあがり、いつも寒いと寒さを訴えていたのに、暑い暑いと言うようになりました。夏でも長袖のYシャツを着て学校に通っていたのに、その夏は半袖でも通えるようになりました。体温が変わるとこんなにも変わるのだなと実感しました。
他にも、頬一面ににきびのようなアトピーがあったのですが、感染後、それらがすっとなくなってしまいました。
また彼女は新型コロナウィルスに対して大きな恐怖感がありました。そのため、マスクも手放せない、家に帰ったら、制服やかばんなどをアルコールで念入りに消毒しないと気が済みませんでした。ところが、感染後は一切そのようなことをやめてしまいました。マスクも着用しなくなりました。
これも不思議なことの一つです。
実は私も娘も、ワ〇〇〇はしていません。冷えとり健康法をしている人の多くは、そういう人が多く、みなさん感染後にそれぞれの変化があったようです。
ある人は、感染後に執着していた仕事を急に手放したくなって仕事を辞めた、またある人はずっと体調が悪かったのに感染後に急激によくなり、外に働きにいけるようになったなど。味覚がなくなって、その後回復したりした人もいました。
これはとても興味深いことでした。
冷えとり17年目に起こったことは?こころ編
冷えとり健康法では、トラブルが起きそうになったらうまくトラブルを避けられるということがあります。
実際に私も冷えとり健康法のおかげで、すんでのところで詐欺に遭うトラブルを避けることもできたこともあります。
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それは冷えとり健康法を行うことで、自分の頭でしっかり考えて行動できるようになるからだと言えます。見逃してしまいがちな小さな違和感にも、気がつくことができるのです。
冷えとり17年目は、人間関係のトラブルに巻き込まれることもありましたが、なぜかそのときに体が発熱することでトラブルを避けることができました。冷えとりをするようになってから、めったに熱が出なかったのに急に発熱して、寝込んでいるときにトラブルは解決してしまいました。結果的に、不必要な人間関係が自然と淘汰されることとなりました。
おかげで悪者にならずにもすみました。
いつも冷えとり健康法に守られている感覚があります。
以前は、人間関係を自分から整理することが多かったのですが、冷えとり健康法を始めるようになり、自然と必要のない人とは縁がなくなるようになりました。
冷えとり18年目の展望
これからの18年目について考えると、私の冷えとり健康法への期待は「もっと自由に心地よく」生活することです。
冷えとり健康法を実践し続けることで、心身ともに健康でありつづけたいと思います。一方で、自分自身の感じるままに、自分自身の体を信じて生きていきたいという思いも強くなりました。それは、冷えとり健康法の実践を通じて、私自身が自分自身をもっと理解し、受け入れることができるようになったからだと思います。
以前は冷えとり健康法がとてもよいので、人に勧めたいという思いが強かったのですが、今ではそんな欲もなくなってしまいました。
もちろん、自分の経験が誰かの役に立つのであれば、引き続き伝えていきたいとは思っていますが、昔ほどそんなに強い気持ちもなくなってきました。以前の自分は強引に冷えとり健康法の良さを伝えようとしていたと思います。それはとても傲慢なことであったとも反省しています。
また、以前ほどは、強いめんげんんも出なくなりました。以前はめんげんが出てたら、なぜ?その原因は?と知りたくなったものですが、今では、素直にそれを受け入れています。毒をいれたり、体を冷やせば、めんげんが起きるのだなという自覚もありますので(笑)。
以前の激しいめんげんについてはこちらの書籍をご覧ください。
すべて自分のせいなのだと受け入れることができるようにもなりました。
冷えとり健康法をすることで、昔はとても強かった心の毒がだんだん薄まってきて、強欲も少なくなってきたのだと感じてします。
現在は新しい挑戦をしたいと考えています。これまでの経験を活かし、冷えとり健康法の実践における不安を抱える方々をサポートする「ちょこっとサービス」を提供することにしました。このサービスでは、冷えとり健康法についての質問に対するアドバイスや、実践中の疑問解消のための相談窓口を設けています。正確で親切なサポートを提供することで、あなたが自信を持って冷えとり健康法を続けられるようになることを願っています。
もし、冷えとり健康法でお悩みのことがありましたら、ご相談ください。