こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
以前の職場でリケジョの方達も冷えとりにはとても興味を持っていたことがわかりました。知りたい、試したいという探究心を持った方が多く、冷えとりについていろいろお話を聞きたいと言われました。
どうやら、その職場に以前に冷えとりの種をまいてくれていた方がいたようなのです。
今日の記事は、前回のお話の続きでリケジョ女子の冷えとりお話会の結末を語ります。
前回のお話は、理系女子たちも冷えとりに関心を持つ理由〜職場の冷えとりをご覧くださいませ。
前任者の冷えとりへの功績
どうやらその方がいなくなってから、冷えとりを始めたのはいいけれど、いろいろとわからないことがあるので、知りたい〜!!!という欲が高まっていたところに、靴下をいっぱい履いた私が登場したので、本当に良かったと思います。
お話を聞いてみて、参加者の方の傾向もわかりました。
江戸時代の文字が読める人(以下、江文)は、自分でネットで検索して、すでにもう自分なりに冷えとりを始めていて、疑問を解決したかったようです。
ロシア語が堪能な人(以下、ロ)は、まだ靴下を履いていないけれど、書籍で冷えとりについて,読んで、やろうかやるまいかの思案中で、もっと話しを聞きたかったようです。
本の修復ができる人(以下、本修)は、本当に冷えとりはいいのか?という疑問の気持ちを持って話しを聞いていました。
こんな三人と、冷えとりについて、お話しながら楽しくランチをしましたよ〜。
(*前回までのお話は「冷えとり 仲間になるとき3」をご覧くださいませ。)
冷えとりの靴と服と本
江文「私は、冷えとりを始めたのはいいんだけど、まだ2枚しか靴下を履いていないのに、すでに靴が小さくて・・・、風さんに靴をどうしているか、聞きたかったんです。」
茜「私も最初は、かかとのない靴を履いていました。クロックスとか・・・」
江文「靴はどこで買っているんですか?」
茜「私はもともと足のサイズが大きくて、24.5センチあるんです。靴下を6枚履くと、25センチから26センチになり、そんな靴は普通のお店には売っていません。最初は私も困って、クロックスか、男性用のごつい靴を履いていましたが、ネットでロコンドさんというところが大きな靴を扱っていることがわかり、そこで購入しています。」
江文「ネットで靴を買うのは怖くありませんか?試着できないから・・・」
茜「ロコンドさんは返品無料なんです。だから、購入して、家で試着して、きつかったら返品できるので安心できますよ」
江文「それはいいですね!」
ロ「風さんはいつも服はどこで買っているんですか?」
茜「私は、スパッツを2枚も履いていて、下半身がとても太くなっているために、ぴったりとした服が無理なので、ワンピースが好きなんです。それと、自然素材を使っている服! 少しでも化学繊維が入っていると、ちくちくしていやなので・・・。服に関しては、自然素材を取り扱っているブランドを探して、ベイクルーズのflame&worksというところが今は気にいっています。」
江文「私もまだ冷えとりをやって、まだ日は浅いけれど、もう化繊はいやかも」
ロ「風さんの服はキレイな色ですね」
茜「ありがとうございます。冷えとりをやる前は、私の服は黒、グレー、茶色が多かったんですよ。でも、冷えがとれいていくうちにどんどん明るい色の服を着たくなってきたんです。」
江文「冷えとりと色って関係あるのかな?」
茜「さあ、どうでしょう?でも、陰気なことは考えなくなったから、少しはあるのかもしれませんね」
江文「そういえば、私も、ま、いいか〜って思うようになったかも」
ロ「本について,聞きたいんですけれど・・・・。風さんの前任者の方から、マーマーマガジンを勧められて、そこから私なりに調べて、こんな本を購入しました」(かばんから下記の本を出して見せてくれました。)
茜「進藤義晴先生の本ですね。私はすべて持っていますが、この文庫は持っていません。」
ロ「進藤先生は冷えとり提唱者なんですよね?」
茜「そうです。けっこう厳しく書いてあるので、いやになってくじける人も多いらしいです。私には全然そうは思わないけれど、きつい書き方だと思いましたか?」
ロ「私もそんなことは思いませんでした。むしろ、わかりやすくてよかったです」
茜「私は、進藤先生の本はこの3冊を常に読み返しています」
ロ「これはどこに売っているんですか?」
茜「大きな書店にはありますけれど、だいたいは取り寄せかアマゾンで購入しました」
一同「この本は初めて見ますね〜。冷えとりって、マーマーマガジンのイメージが強くて、おしゃれだと思っていたから、逆にビックリ」
茜「マーマーマガジンは本当におしゃれに取り上げていますからね。でも冷えとりそのものの精神もとてもおしゃれなんですよ。健康になるっておしゃれじゃないですか?」
江文「ほんと、そう。」
ロ「なるほどね〜」
体調の改善
本修「冷えとりってやるとなったら、どんな感じなんですか?」
茜「基本は24時間半身浴をして身体を温めることを推奨していますけれど、現代生活ではそれは難しいので、起きている間は靴下を履いて身体を温め、寝ている間は湯たんぽで身体を温めるということでしょうか・・・」
本修「きちっとやらないと効果はないんでしょうか?」
江文「私は始めたばかりですが、やったりやらなかったりする日もあります。でも、持病の腰痛はだいぶ改善されてきたような気がします」
茜「良かったですね。冷えがとれると不調がとれてきますから。やらないよりやるほうがいいと私も思いますよ」
本修「腰痛がとれるって本当?」
江文「今まで3日に一度整体に通わなければならなかったのに、気がついたらそんなに行かなくても痛くなくなったんです」
本修「でも、靴下が高いんでしょ?」
江文「だけど、整体が一度だいたい5000円から8000円と考えれば、その一度を我慢すれば、靴下は買えるし、それで根本が改善されれば安いものじゃない? 靴下は一度買ってしまえば、何度も使えるから」
本修「まあ、そうか〜。風さんもなにか改善されましたか?」
茜「私はひどい生理痛があったんです。鎮痛剤(ロキソニン)を2時間おきに飲まなければ寝込んでしまうくらいのやつです。でもそれがいつ生理がきたのかわからないくらい、今はお腹が痛くないんです。それがきっかけで冷えとりにはまりましたよ」
ロ「えっ!生理痛がなくなるんですか? 私は頭痛がひどくて、頭痛外来でついにものすごく強い頭痛薬を処方されてそれが効かなくなったら、MRIで検査することになっているんですが、そういうのも効くかな?」
茜「うちの夫もひどい頭痛に悩まされましたが、冷えとりをやるようになってから、だいぶ緩和されたので効くのではないでしょうか?」
ロ「やっぱり私、やってみようかな?」
茜「あとは、子供がひどいアトピーだったんですけれど、だいぶ改善されましたよ」
本修「アトピーにも効くんですか?うちの子供もアトピーがひどくて、もうステロイドも最強を使っているんです」
茜「うちもそうでした。冷えとりをやって、絹の下着や靴下を身につけるようになってから、ほとんど出なくなりました。アトピーから発生する喘息の症状もだいぶおさまりました。」
江文「子どもも半身浴できますか?」
茜「うちの子はわりと物心ついたときからなので、あまりいやがりませんし、最近ではお風呂で半身浴をしながら、漫画を読んでいます」
本修「うちも喘息がひどいんです。アトピーと喘息って関係あるんですか?」
茜「子供がアトピーかもしれないときに、けっこうドクターショッピングをしたんですが、そのときに皮膚科のお医者様からアトピーを持っている子は、いずれ喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症も併発すると言われてその通りになりました。それから,親がそのひとつでも持っていれば、必ず遺伝するとも言われました」
本修「私もひどい鼻炎と花粉症だ・・・・」
茜「うちの夫も花粉症でしたけれど、だいぶ冷えとりで緩和されましたよ」
ロ「ますます冷えとりをやろうと思ってきました」
本修「冷えとりって宗教じゃないですよね?」
茜「冷えとり提唱者の進藤義晴先生もいっさいそういうことはないんですけれど、そういうことを言う人が多いんですよ。病気のときは心も弱くなっているから、すがりたくなるので、そういうふうに思ってしまうんでしょうかね?別に強く勧誘するわけでもないし、お布施をもらうこともないし、なぜそんなことを言うのかわかりませんけれど。まあ、物事にはいいことと悪いことの両面があるので、批判もあるのでしょうね」
江文「子供用の冷えとり靴下も売っているんですね」
茜「赤ちゃんからありますよ。うちの子供は絹以外のおしゃれな下着をつけさせたこともありますが、ちくちくしていやって、また絹の地味な下着に戻ってしまいました」
本修「わかるんですか?」
茜「そうですね。絹以外の少し化繊が混じったものを着せると、すぐにアトピーの発疹のようなものが出るから、わかるのかもしれません。子供は大人と違って、すぐに身体の悪いものが出るんですよ。大人はもう何年もかけて、そういうものを貯めていますけれど、子供はまだそんなに貯めていないから、わりとすぐに現れます」
本修「うちの子も、化繊のもので、ばーっと発疹が出たことがある!やっぱりいけないんですかね?そういう専門なところで購入しないと・・・」
茜「うちの子はUNIQLOさんで購入した綿のスパッツも履いていますから、専門店でなくても大丈夫ですよ。素材をきちんと見れば・・・・」
(本修さんは話しを聞きながら、ネットで、子ども,絹、と検索する)
本修「あら、思ったよりも高くないんですね。絹の下着。」
こうして、ランチの時間は終わりに近づきました。
皆さんもいろいろな疑問が解決できてよかったようです。
私も冷えとりは無理には勧めませんでした。
それは、自分でやる気にならなければ続けられないということを身を以てわかっているからです。
進藤先生もよく著書で書いておられますが、
苦あれば楽あり。
楽あれば苦あり。
本当にそう思います。
皆さんも足元をみて、ぷっくりした方がいたら、
「冷えとり、やっていますか?」
そう声をかければ、その方はいろいろとお話を聞かせてくれると思いますよ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
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