こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
冷えとりをやっているお友達が欲しくて、どこに行けば知り合うことができるのだろうと一所懸命に探していましたが、探すのをやめたとたんに、冷えとりのお友達ができてきました。
少し顔見知りになってから、「冷えとりをやっていませんか?」と尋ねられることが増えたのです。
同じように悩んでいることをお話しするうちに、家族同士でおつきあいするようになった方が数名できました。
若い頃とくらべると、新しい友人ができることがだんだん少なくなってきますが、冷えとりがきっかけで仲良くなった方は、話しが合うので心を開いたおつきあいをすることができます。
さまざまな悩みや身体の不調をかかえているときは、人と話すことによって、だいぶ心が軽くなりますよね?
本日の記事は、特殊技術を持つリケジョ的な思考を持つ女子たちにも冷えとりが興味をもたれたときのお話です。
職場の冷えとり事情
転職したときのお話です。
体調を著しく崩したこともあり、定時で働くのをやめ、派遣でひととき仕事を始めることになりました。
定時で働くことから、週三回の短時間のパート勤務に変わりました。
ところが、ここで働いている人が特殊技術のある方ばかりで面白い。今までは 文系女子とおつきあいをしてきた私がはじめてここで理系的思考と出会いました。
本の修復ができる人、江戸時代の文字が読める人、イタリア語やロシア語が堪能・・・・
派遣ならではの、特殊技術を持った方ばかりが集められているようでした。
この方達と、お昼が一緒になり、食事する機会が増えました。
勤め始めて、ひと月たったある日のことです。
休憩室でお弁当を食べ終わって、仕事場に戻るときのことでした。
後ろの方から声がしました。
「風さん、もしかしたら、冷えとりやっていますか?」
急にそう尋ねられました。やっているとお答えすると、
「あ〜、やっぱり!!!!」
一緒に食事していた数名の方が、やっぱりね〜と話しています。
私も気になって、
「どうしてわかったんですか?」
そう聞いてみました。
「風さんの前任者の方が冷えとりをやっていて、私たちもいろいろ話しを聞いていたんですよ。本を借りたり、勧められたり・・・・。だから、風さんの足元を見て、そうかな?って思って・・・」
どうやら、私と入れ違いになった前任者が冷えとりをやっていらしたようなのです。
とても気になり、
「どんな方だったんですか?」
そう聞いてみました。
「穏やかで、風さんのようにのんびりしていましたよ〜。だから冷えとりをやると、同じように穏やかになるのかなって思って・・・・」
驚きです!!!
この私が穏やかに見えるなんて!!!
喜怒哀楽が激しくて、心の毒をためまくっていたのに・・・・。
冷えとりのおかげで、少しは性格も改善されていたのでしょうか???
「で、私も冷えとりを始めたんですけれど、いろいろわからないことがあって困っていたんです。良かったら、ぜひ明日のランチのときにでも話しを聞かせてください」
「私も聞きたいです」
「実は私もその前任者の方から紹介された本を読んでいます」
数名の方から、こんな声が上がり、とてもうれしく思いました♪♪♪
ランチで冷えとりおはなし会
昨日の話しをうけて、ランチのときに冷えとりのお話しをすることになりました。
参加者は私(風茜)を含めて4人です。
本の修復ができる人(以下、本修)、江戸時代の文字が読める人(以下、江文)、ロシア語が堪能な人(以下、ロ)。
江文「風さんに冷えとりのことを聞けてうれしいです。風さんの前任者の方が冷えとりがとてもいいと言っていらして、すごく勧めてくれたんですよ。だから、私も少し始めてみたんです」
茜「その方は、なにがきっかけで冷えとりを?」
江文「書店に冷えとりの靴下が売っていて、たまたま買って、始めたと言っていたかな?」
ロ「えーと、私はその方から、小さなノートみたいな本を借りました」
茜「マーマーマガジンですね。B5くらいの大きさで中がホチキスでとまっている冊子かな?私も数冊持っていますよ。」
ロ「そうです。私もその本を借りて、おしゃれで楽しそうだから、読んで始めようと思ったんですけど、暑くて靴下が履けない・・・。いまだにストッキングです・・・?」
江文「靴下をどこで買えばいいんだろう、って、私も思いました」
茜「冷えとり、靴下、で、ネットで検索すると、いっぱい出てきますよ。あとは、本屋さんでもセットで販売しているのもありますね。靴下が履けないのは,今が真夏だからですよ。私も始めたばかりのときは、夏で2枚でもびっしょりでした。うちに着くと脱ぎ捨てていましたよ。だけど、だんだん寒くなるにつれて、履けるようになりましたから、大丈夫です。」
江文「風さんは何枚履いているんですか?」
茜「8枚です」
一同「え〜!すごい。見せてください!!! わあ、スパッツも2枚履いているんですね!!!」
茜(足をめくってみせる)
江文「こんなに靴下があって、どの靴下がウールとか絹とか、手触りだけでわかるんですか?」
茜「最初は、絹の手触りが他のものと比べるとまったく違うので、すぐにわかるんですよ。ただ、私、洗濯機で洗ってしまうから、絹がだんだん固くなって、綿の靴下との区別が、手触りだけでは、わからなくなってしまうから、困ったと思っていたところに、いいのをみつけたんです。靴下のうえの部分が色分けされていて、見ただけで、絹かウールか識別できるものを!」
本修「でも、絹の靴下って価格が高くないですか?ちょっと買いにくい」
江文「私はシルクふぁみりいというところで購入したけれど、そんなに高いとは思わなかったな・・・」
茜「確かに市販されている他の靴下と比べれば高いと感じるかもしれません。でも、それで体調が改善されて、病院に行かなくなれば、安いものだと私は思うことにしました」
本修「そうか〜。私も週に一度整体に通っているけれど、そのときは気持ちがよくても、またすぐに不調になってしまうことを考えたら、そのほうがいいのか・・・・。なるほど〜。」
江文「私もそう思います。買う場所がわからなかったから、いろいろ聞けてよかった。 さきほど洗濯機で洗うと言っていましたが、絹は手洗いしましょうとタグに描いてあるんですけれど、大丈夫なんですか?」
茜「確かに手で洗った方がいいとは思います。ただ、うちは家族全員が冷えとりをやっているので、靴下が1日で30枚近くあるんです。とても手洗いは・・・・? 手洗いのほうが、絹の風合いはとれないので、そうすることをおススメするのだと思いますが、風合いさえ気にしなければ洗濯機でも大丈夫です。効果が落ちるというわけではないので。ただ絹は固くなってしまいますけれど。」
江文「あと、あまり洗わなくてもいいんですよね。確か、風さんの前任者の方も一番外側部分だけ洗濯するって言っていました。あとは一週間くらい繰り返し履くって言っていました。」
茜「そうですね。私は今の季節は靴下が汗でびっしょりになるので、全部洗っていますが、汗のあまりかかない冬は、確かに外側だけでもいいと思いますよ」
ロ「繊維が傷んだりして、破れたりしませんか?絹ってデリケートだから・・・」
茜「毒が出ると、新しいものでも破れるときは破れますから・・・」
ロ「じゃあ、破れたらおしまいですね。」
茜「私は繕ってまた使います」
ロ「繕っても大丈夫なんですね。繕うときは絹糸でないといけないんですか?」
茜「いえ、別にふつうの糸でいいと思います。私は破れたところをわかりやすくするために赤い糸であえて縫っています」
ロ「なんでわかりやすく?」
茜「そこがまた破れたときに、ここの毒がたまっているんだって思うためにです(笑)」
本修「毒ってなんですか?」
江文「東洋医学でもよく聞くけど、足の先から毒がでるんだって!」
茜「絹は人の肌と成分がよく似ていて、身体から出た毒を外に拝毒してくれるんですよ。だからその部分が溶けてしまうのです。たとえば、足の小指からは腎臓の毒が出ます。私は足の親指の内側がよく破れますが、そこは消化器の毒をだすところなので、あたっていると思います。」
江文「風さんは消化器が悪いんですか?」
茜「太れないんです。たくさん食べると下痢して、元通り。人はやせていて、うらやましいと言いますけれど、虚弱体質なので自分としてはきちんと消化して、標準体重になりたいんですよね」
江文「私も同じです。食べてもお腹を壊して終わりです。そういうのも治るんですか?」
茜「冷えがとれていけば、その人の適切な体重になるそうですよ。太り過ぎな人はやせて、やせ過ぎの人は太るらしいです」
一同「へ〜」
つづきは、リケジョたちもトライしようと思った冷えとりは実はとても合理的だから?
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
冷えとり仲間は見つけようと思ってもなかなか見つけられませんでしたが、特徴ある足元を露出していると声をかけられやすいです。
素直な人は冷えとりのことを知りたがります。(リケジョだからかもしれないけれど)
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