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冷えとりやめる人、続ける人、特徴やその違いは?

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こんにちは。

冷えとりコーディネーターの風茜です。

2021年7月に冷えとり16年目を迎えました。

10年目まではどちらかというと、持病を治したくてけっこう冷えとりをがちがちにやっていました。

冷えとりをしている人の中にもがちがちに冷えとりをやらなくちゃ気が済まないという人は多いのではないでしょうか?

実は長く冷えとりを続けられるコツがあるのをご存知ですか?

この記事では、

冷えとりをやめようか、続けようか

と悩んでいる人にむけて、冷えとり16年目の私の考えをご紹介します。

冷えとり健康法とは

耳鼻科医師だった進藤義晴先生が考案された健康法で、下半身と上半身の温度差をなくし、体を温め冷えをとります。24時間下半身を温めるために、半身浴、靴下のかさねばき、湯たんぽの活用して冷えをとります。

基本は

  • 半身浴をする
  • 足元を温める
  • 正しい食事をする

出典:進藤幸恵著・進藤義晴監修『免疫力が高まるシンプルな暮らし

進藤義晴(しんどうよしはる)先生とは

大正12年5月生まれ

昭和23年9月大阪大学医学部卒業

昭和24年10月医師国家試験合格、同大学耳鼻咽喉科教室に入局し、耳鼻科医としての道を歩み始める。入局に際して、「早く良い臨床医になりたい」との理由で学位取得のための研究を辞退、数カ所の病院を転々として臨床家としての修行を続ける。

昭和46年10月小牧市民病院勤務。47年4月より同病院副院長。

昭和56年3月、同病院退職を機に、東洋医学専門で自宅開業、昭和59年頃より超能力を応用した神霊医療による治療も開始、平成3年3月末、閉院、診療打ち切り。

*現在は次女の進藤幸恵さんが相談を受け付けています。

(『新版万病を治す冷えとり健康法』のプロフィール欄より抜粋しました。)

冷えとりでは、体を温めることで免疫力を高め、自然治癒することを奨励しているのですが、バリバリ西洋医学出身の進藤先生が、なぜ冷えとりを始めようと思ったのか、西洋医学との葛藤などもこの本には書かれていて、とても参考になります。

冷えは食生活とも関係していて、体を冷やす食べ物を食べないことも大切ですが、食べ過ぎないことも重要であり、生活習慣の間違いをただしていくことも奨励されています。

実は私は進藤先生の本を読み、冷えとりを始めたわけではありません。

2010年の『冷えとりガールのスタイルブック」を読み、服部みれいさんを知って冷えとりを知り、進藤先生の本を読むようになりました。

最近またこのスタイルブックが新しく発売されています。

おしゃれな冷えとりを見て、楽しそうだなと思って私は冷えとりを始めました。

そういう人がいてもいいかなって思っています(^ ^)

冷えとりをやめる人の特徴

自分の経験や冷えとりお話会や勉強会参加してみて感じた冷えとりをやめてしまう人の特徴があることがわかりました。

  • 冷えとりを正しくやっていない
  • 完璧じゃないと気が済まない
  • 答えを知りたがる
  • 効果がすぐにでない
  • めんげんに耐えられない

こういった理由から冷えとりをやめてしまう人も多いようです。

ひとつひとつみていきますね。

冷えとりを正しくやっていない

冷えとり=靴下の重ねばきと思っていて、半身浴を十分な時間していなかったり、靴下を履いたまま眠る理由を理解していないために、足が圧迫されて(ゴム抜きの靴下もあります)足が痛くなるからやらないという人もいます。

靴下の履く順番は、絹(5本指)→綿(5本指)→絹(先丸)→綿(先丸)→・・・

5本指を2枚以上重ねると圧迫感を感じます。

8枚ばきの私はゴム抜きの緩めの靴下を履いているので足は痛く感じません。

冷えとりを始めたばかりの頃には、お風呂に長く入ったり、靴下を履いたまま眠ると、親指が痛くで目が覚めることもありました。

冷えとりを始めたばかりの頃は親指から毒が出ることがあるので親指が痛くなることがありました。

冷えがとれてくるにつれ、親指の痛みは消えていきました。

私も最初は靴下を履いたまま寝るのが嫌だなと思っていたけれど、24時間足元を温めるために、

  • 起きている時間は靴下の重ねばき
  • 眠っている時は靴下の重ねばきと湯たんぽ
  • 半身浴

ということがわかって納得できました。

完璧じゃないと気が済まない

食べ過ぎはよくないと全く食べないという極端なことをする人もいます。

体にいいものや温める物しか食べないという人もいますが・・・

「良いものばかり食べていると、体から悪いものに抵抗する力が抜けていくのです。機械でも体でも使わないでいると錆がついたり、なまったりして弱くなります。〜中略〜

桜沢式の食養を、懸命になって

実行しているのに胃の不調が治らない、といって来院した人がいました。「あまり厳格にやりなさるな。八分通りにしておきなさい」と指示して「冷え」を

とることを教えてあげましたら良くなりました。

出典:進藤義晴著『新版万病を治す冷えとり健康法』

進藤先生の考え方は悪いものを少しだけとり混ぜて食べることが良いと言われているのですよね!

体を冷やす食べ物も完全に食べないというのではなく、一割くらいは食べた方がいいと勉強会でも聞いています。

答えを知りたがる

冷えとり勉強会やお話会で突出した質問は、

「この毒はなんの毒ですか?」

でした。

これをしたからこうなった。

答えを知りたがる人は答えが出ないとやめてしまいます。

夫をみていても思うのですが、男性はなぜこうなったのかという結論を知りたがる傾向がありますが、自分の都合ではなかなか答えが見つけられないのも冷えとりあるあるです。

今ではそのこともわかるけれど、原因を知って安心したかったんだよね。

冷えとりをしていく中で、ピロリ菌が消えたり、花粉症がなくなったりということがあって、少しずつ冷えとりを信じられるようになったけど...。

黄本的には原因を知り対策を練り、安心したいタイプ。

効果がすぐにでない

冷えとりは内臓の毒を出し切るためにその効果はすぐにはでないことが多いです。

私は冷えとりを始めたばかりのひと月で長年悩まされた激痛生理痛が嘘のようになくなりました。

このような体験があると冷えとりを続けることができるのですが、効果がなかなか現れない人もいます。

効果がなかなか現れない人は毒を出す力さえもないということがあります。

そのことを知らないとやめてしまう人もいます。

めんげんに耐えられない

健康になろうと思って冷えとりを始めたのに、健康になるばかりか毒だしや好転反応(めんげん)という症状が起こります。

毒だしやめんげんは人によって期間は決まっていないため、長くかかったり短かったりします。

冷えとり提唱者の進藤義晴先生は以下のように考えられています。

症状の4つの意味は、

1・警告

2・肩代わり

3・排毒作用(自然治癒)

4・鍛錬

出典:進藤義晴著『新版万病を治す冷えとり健康法』

しかしながら、病気になれば医者にいくのが当たり前だという常識を持った私たちはなかなかこれを乗り越えることが難しく、めんげんに耐えられずに冷えとりをやめてしまう人もいます。

本当に医者にかかったほうがいいときは顔色がひどいときです。

症状があるのに元気だったり、顔色がつやつやしていてよいのは好転反応が起こっていると考えます。

そしてなぜか冷えとりをやめる人はひっそりやめればいいのに、冷えとりにすごい憎しみを持ち、ブログやYouTubeでめちゃくちゃ批判をする人もいます。

これは本当に悲しいことです。

冷えとりへの愛と憎しみの裏返しみたいです

冷えとりをやめる人、続ける人は二極化している

冷えとりを始めても半分くらいの人が1〜2年で離脱してやめてしまいます。

離脱する人をみてきましたが、

ガチガチに冷えとりをやろうとする人

は長く続けられませんでした。

逆に冷えとりの

いいところだけ取り入れようとする人

は、細々と長く続けられています。

私も冷えとりを始めたばかりの頃は勝手に「冷えとりだけで健康になる!」という意気込みでがちがちに冷えとりをしていたのでよくその気持ちはわかるのですが、その時は本当に、

  • こんなにやっているのになぜ効果がないのだろう?
  • このめんげんはしっかり冷えとりをしていないせいだ

と自分を責めてばかりで健康になろうと思って始めた冷えとりが楽しくありませんでした。

楽しくないことは長く続けられませんよね。

冷えとりのいいとこ取りをしている人は楽しんで冷えとりをしているからこそ、長く続けられているのだと実感しています。

冷えとりをやめること、続けること、どちらが幸せですか?

今年で16年目に入った冷えとりですが、そんな私でも冷えとりをやめたくなることは今でもあります。

そんな時はどうぞご自身に問うてみてください。

「冷えとりをすることとしないこと、どちらが幸せでしたか?」

答えがでてきたほうが今やるべきことだと思います。

基本的には冷えとり健康法は正しいのでしょう。

ただ現代に生きる私たちは昔に比べて、圧倒的に環境も汚染され、働きすぎ、ストレスをためています。

そして健康法を正しく行うことも難しくなってきているので、医者や薬に頼らざるを得ないということになるのかもしれません。

今、もし冷えとりを続けるのが苦しいなと思ったら、西洋医学に頼るべきですよね。

いつかまた冷えとりを再開すればいいのですから。

現在の冷えとり家族の状況

現在、冷えとり家族の冷えとり歴は

  • 私が冷えとり16年目
  • 娘が15年目
  • 夫が14年目

となりました。

最初は冷えとりを家族に強制していた私ですが、今では家族それぞれの意思を尊重しています。

食べ過ぎたいときは食べ過ぎさせています。

娘はストレスからまたアトピーを悪化させてしまい、JKということもあり自ら薬を使いたいというので今年からまた薬を使い始めました。

現在は皮膚科の医師の指導で、

  • 毎日朝と晩に抗アレルギー剤(ペポタスチン)
  • かゆいときだけステロイド(アンテベート)
  • 朝晩にヒルドイドローション

を使用しています。

本音を言えば、薬は使ってもらいたくないですが、娘の体は娘のものです。

娘は、

  • 半身浴
  • 家にいる時は靴下の重ねばき6枚(学校では指定ハイソックスに足先にホカロンをつけている)
  • 1年を通じて寝るときに湯たんぽ

を続けながら、肌の具合がよくなり明るい表情になりました。

体育で着替えの時間にアトピーの肌を見た友達がどうしたの?と言われるのもいやだった。

かゆいと勉強も集中できなかったから、今は薬にも頼りたいと思っています。

今は薬と冷えとりを平行してやっています。

足元が寒いのは今でも嫌なので、本当は制服もスカートじゃなくズボンにしたいと思っています。

今も基本をとらえながらもトライアンドエラーで冷えとりを続ける人に

家族の冷えとり歴が10年を超えた頃から、ガチガチの冷えとりをしなくなりました。

もちろん、

  • 冷え
  • 食べ過ぎ

などには十分気をつけています。

おつきあいやたまには甘いものが食べたいなというときは我慢せずいただくようになりました。

長く続けるコツは、

こうでなければならない

白黒はっきりしなくちゃ

という思考が手放せたからです。

冷えがとれて体が健康になり、心の冷えがとれたからこそ、冷えとりだけではなく、いろいろなことをトライし、間違ったらそれを正し、またトライするということこそが、冷えとりを長く続けられてきたコツだと思います。

白黒はっきりしなくちゃという思考だとできなかったときのショックは大きいですし、がんばってきたことが水の泡に感じてしまい、全部やめたくなってしまいますよね。

効果を早く出したいときにはしっかりやるということも大切なことですが、長く続けるためにはあまり厳しすぎずに冷えとりをすることも大切なことではないかと感じています。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

記事中でご紹介した本についてはこちらの記事もご覧くださいね。

まとめ

冷えとりをしている人が少しづつ増えてきています。

冷えとりのやり方や毒出しは人の数だけあります。

冷えとり勉強会やおはなし会などが冷えとりショップで開催されていましたが、コロナ禍でリアルな会も少なくなってしまいました。

まわりに冷えとりをしている人もいないし、とても不安。

そんなときは冷えとり仲間を見つけてみてくださいね。

私にもご相談ください。

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