こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
いつもブログをご訪問いただきありがとうございます。
冷えとりを始めた半年の頃。
ついに、彼にも越えられるかどうか!?というほどの猛烈なめんげんがやってきたのです。
主に痛みのめんげんで、最初は原因不明の目の痛みから始まり、それがお腹を抱えるくらいの下腹部の痛みに移行しました。
どうやら健康になりたいと思って食べ過ぎたモロヘイヤがそのきっかけになったようです。
今日の記事は、男性の冷えとり半年目に起こった謎の目の痛み、尿路結石についてお話しします。
原因不明の目の痛み
冷えとりを始めて、ちょうど半年経った頃、突然、彼は目の痛みに襲われました。
経験したことのないズキーンという刺すような痛みでした。
すぐさま、眼科にでかけましたが、検査をしてもまったく原因がわかりません。
冷えとりをしていて、めんげんが現れると、医者に行っても原因不明なことがよくあります。
しかも、当時は私もまだ冷えとりを始めて3年目でめんげんの経験も少なく、どうして目が痛いのかがわかりませんでした。
もしかしたら、視神経?
頭の中に何かできている?
目のことは頭に近いので心配です。
なぜならば、彼は脳腫瘍経験者だったからです。
眼科医がわかりませんね〜と、軽く言うのに、腹をたてて、夫はお医者様に食ってかかる勢いで、
「どうして、原因がわからないんですか!」
と、言ったそうです。
今は、自分の経験と841さんのめんげん辞典から、目は消化器の毒、肝臓の毒ということがわかります。
でも、この当時はまったく不案内。
(もし、視神経なら腎臓の毒だということです)
医者しか頼る人はいなかったのに、そのお医者さまから、原因不明と突き放されたように言われたことが、彼を怒らせたようでした。
(怒りは心の毒でその威力は5000倍なのに?)
一応、目薬もくれましたが、気休め程度であまり症状はおさまらなかったようです。
(瞳孔を開く目薬が処方されたようです。なんだか目薬をさすと効いたような効かないような・・・と疑問視する程度です)
そのうち、目薬さえ処方してくれなくて、
「少し気にしすぎでしょ?大げさなんだから」
とひどいことを言われて、そのお医者様には行かなくなってしまいました。
そして、その後に原因不明の目の痛みを知るために、4つも眼科に行きました。
(その一つは名医がいることで超有名な大病院)が、どこでもその原因はわからずじまいでした。
今でも、たまに、左右どちらかが、突然、ズキーンという耐えられないほどの痛みが起こるそうです。
それは食べ過ぎたときでもなく、予告なく突然にやってくるそうです。
(自分は食べ過ぎていないと言い張りますが、私からみると、相当食べ過ぎているように思います。
だから、食べ過ぎているときに痛みはきているんじゃないかなと私は思っています。)
「目は食べ過ぎると、目やにやものもらいができるんだって〜。食べ過ぎた日の朝は目やにがすごいでしょ〜。」
と自分の経験から彼に伝えると、
「めんげんか〜」
そう思って耐え忍ぶようです。
めんげんだからこそ、耐え忍ぶことができるそうです。
成長しました!
男性の冷えとりのめんげん:尿路結石の痛み
そして、目の痛みが気にならなくなったと思ったら、今度は、横っ腹に、のたうちまわるほどの痛みが現れました。
これも、冷えとりを始めて半年経ったころでした。
子供と盆踊り大会の帰りに急に痛くなったそうです。
おそらく屋台で猛烈に食べていたのではないかと思います(本人は食べていないと主張しますが、食べている人に限って食べていないと言います)
痛い!
痛い!
死ぬ!
ほんとに大げさなんだから〜と私は思っていました。
ところが、本当に痛かったようで、救急車に連絡したそうです。
真夜中だったし、救急隊員の方に、
「患部から、おそらく盲腸か尿管結石の可能性が高いと思います。だから我慢できるのであれば、朝、かかりつけ医に行った方がいいと思いますよ」
と諭されて、冷や汗をかきながら必死で一晩耐えて、かかりつけ医である内科に行き、朝一番で診てもらいました。
「盲腸ではないですね。尿路結石かもしれないなあ。だとしたら、もう少し大きな病院でMRIを撮らないと、なんとも言えないから、紹介状を書きましょう。」
そう言われて、また少し離れた大病院に痛みに耐えながら、なぜか自転車で行きました。(←駐車場がないって言われたから仕方がなかったんだよ!by夫)
そして、MRIを撮って、またもや、
「う〜ん」
お医者様をうならせることになりました。
「腎臓に白いものが見えます。でも、これ、ただの影なのかもしれないんですよ。というのも、腎臓内にこの大きさの結石が止まっている限り、痛むはずないんですよね。これが徐々に時間をかけて大きくなって、尿道におりてきたときに今のような猛烈な痛みが起こるんですけれどね。この状態で痛みが起きるって聞いたことないな〜。おかしいな〜」
たとえそうだとしても、夫は痛くてたまりません。
今をなんとかして!と思っていました。
薬でなんとかならないものなのかと聞きましたが、
「尿路結石は石が自然に外に出ないと痛みはおさまらないので、とにかく、水をたくさん飲んでください」
そう、さらっと言われたそうです。
なんて、原始的なんでしょう(昔はおしっこをたくさん出すためにビールを飲めと言われたそうです)
結局、我慢するしかなく、耐えに耐えていると、一週間くらいかけて徐々に痛みは引いていったそうです。
今、こうして書いていて思い出すのですが、この年のこの頃、夫はネバネバ野菜が健康にいいという情報をテレビで観て、モロヘイヤばかり食べていました。
「なんだか、モロヘイヤを食べると便通がいいんだよ〜」
(人によってかもしれませんが、私はモロヘイヤによって便通がよくなるということはあまりありませんでした)
モロヘイヤやほうれん草にはシュウ酸が多く含まれます。
身体に必要なカルシウムと結石をつくるシュウ酸と結びつきやすいので、それを多く含む食品を食べ過ぎると石ができやすくなるそうです。
おそらく、モロヘイヤの食べ過ぎから、めんげんが起こったのではないか?と私は考えております。
身体にいいからと言って、食べ過ぎるのも、よくないのですね。
それにしても、この冷えとりを始めた半年が、夫にとってめんげんのラッシュで本当につらそうでした。
男性にあるある痛風とのおつきあい
夫(風宏)は九州出身者です。
そのお友達や両親、親戚関係でよく耳にしたのは、痛風の話しでした。
義母「どこそこの誰々さん、痛風なんち。お酒の飲み過ぎやない?」
義父「いとこの〇〇も、痛風になったらしい。太り過ぎがいかんのやろう」
そういう話しをよく耳にするくらい、とにかく、痛風の方が多いのです。
(私は関東出身者ですが、家族の中ではあまり痛風の話題はありませんでした)
夫が言うには、小さい頃から魚卵(明太子)の食べ過ぎで、痛風になる人が多いんじゃないかとのことです。
そういえば、帰省した際にも必ず食卓には、明太子や高菜(塩分が強い漬け物)が並んでいました。
それが、義父が痛風になった頃から、食卓からはいっさい明太子が消えてしまいました。
おみやげで明太子が買いたいというと、義母が、
「明太子は身体に悪いから買わない方がいい」
買わせてくれなくなりましたので、おみやげ用にこっそり隠れて買っていました。
夫も、小さい時から、毎日明太子を食べる生活をしていたので、身体の中に痛風の土壌は十分できていたのだと思います。
それでは、彼はいつ自分が痛風ということを知ったのでしょう?
それは、大手デベロッパーからフリーライターに転職したときだったそうです。
私が思うに、大手デベロッパーの頃は接待で、毎日酒と美食の日々を過ごし(バブル経済を知る方はご存知だとは思いますが、その頃はそういう接待が非常に多かったのです)、フリーライターになったときに、取材の接待でこれまた美食三昧を過ごした結果なのではないか、と。
当然、健康診断で尿酸値が高いという結果がでます。
尿酸値が高いとプリン体の食べ物は控えた方がいいのですが、彼の好きなものはほとんどプリン体と言っても過言ではありませんでした。
干物、ビール、ラーメン(だしにプリン体を含むものが含まれる)、レバーや鳥の砂肝。(ほとんど、九州の名産でした)
みんな彼の大好きなものばかりです。
しかし、尿酸値が高いと、いろいろな病気と合併して大変なことになります。(実際、彼の父は、尿酸値が高い→痛風→尿路結石になる→水を飲むと結石を出すのが、痛くて耐えられないので、水分をとらない→結果、心臓疾患を引き起こすようになりました)
冷えとりを始める前の彼は西洋医学信奉者であり、その彼が選んだ結果は、尿酸値を下げる薬を飲むことでした。
かかりつけ内科医の先生からは、この薬は一生飲み続けなければならないと言われました。
痛みや辛さの症状もないのに、薬を毎日飲むというのは、案外面倒なものです。
ところが、あるとき、気がついたら尿酸値を下げる薬を飲んでいませんでした。
いいの?と聞いてみると、
「それが、薬を飲んでも飲まなくても検査結果が一緒だからさ」
健診の結果を見せてくれました。
(健診で悪い数値がでるということは、毒が身体から排出されているからだと進藤先生も著書に書かれています。本人が普通に生活できれば、気にすることもないのでしょう)
たぶん、あの半年目のめんげんが彼の何かを変えたのではないでしょうか?
だって、あんなに西洋医学信奉者だった彼が医者の言いつけを聞かないなんて・・・。
彼にもわかったようです。
医者にもわからないことがある(原因不明の病気)。
めんげんなんて、もっとわからない。
正直、今でも、飲み過ぎ食べ過ぎがあると、足の親指がぎゅっと痛くなったり、尿路結石のときのような痛みが襲ってきたり、目の奥がズキンと痛かったりすることもあるそうです。
(不思議なことに、今週末に飲み会かあるというときに限って、前日あたりから、その症状が出るとのことでした。身体からの警告なのでしょうね、飲み会に行くな!って身体が叫んでいるんでしょう、きっと。)
では、なぜそういう苦しい症状が起きたときに、前は飲んでいた薬を飲まなくなったのでしょうか?
その答えは、
「だって、めんげんだもの。仕方がないじゃん!
いっぱい食べちゃったんだから!(あるいはこれから食べる?)」
そう言って笑っています。
(そんな辛い痛い目に遭っても、まだおいしいものを食べたいという欲には勝てないようですが、食べ過ぎた翌日は調整して、食べる量をへらすことができるようにはなりました。)
こうして、少しずつですが、冷えとりによって、変化が見られています。
この尿路結石の痛みを最後に、痛みが起こらなくなりました。
尿酸値の薬も飲まなくても尿酸値は高いほうですが、平気になっています。
冷えとり10年を越えた現在では、あの痛みの記憶が嘘のように途絶えています。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 食べ過ぎると、けがをしたり、目が悪くなったりすることがあると冷えとり勉強会で聞きました。
けがをすると食べ物をとりにいけなくなる。
目が悪くなれば食べ物が見えない。
(私も美食家だった頃、カッターですっぱりと指先を切ったことがあります。ぷしゅーっと血が噴き出し、完治までひと月かかり、パソコンを打つのも、料理をつくるのも難儀しました。確かに料理も作れなかったです。) - ほうれん草やモロヘイヤなど、シュウ酸が多く含まれているものは、身体のカルシウムと結びついて、結石の要因をつくると本で読みました。
毎日食べず、普通に摂っていれば問題は起こりません。
なんでも食べ過ぎはよくないのですね。
(だから、ほうれん草のおひたしにはカルシウムを含むおかかが乗っているというのが、昔の人の知恵だと納得いたしました)