実は、私は、正社員8回、派遣、バイトなど実に多様な仕事に就いてきました。この職歴の中で、共通なのは、非正規職員から始まって、正社員になり、パワハラで辞めざるをえなくなるというパターンが多かったのです。
なぜなのでしょうか?
パワハラで傷つき、仕事を失うことに意味があったのでしょうか?
今ならその意味がわかります。
現在の私からみたパワハラ受けまくりの私の闇過去人生を振り返ることで、今、パワハラという人間関係にお悩みの方の心のともしびになればと思って書くことにしました。
パワハラはその中にいるときはとてもつらいものですが、心の毒出しであると思えば、毒を出し切ってしまえば、大きく変化する大チャンスになります。
災難はそのときはいやなものだけど、あとになって大きな気づきも多いのが人生です。
そして、失敗しても、どこかに自分の合う場所が必ずありますし、人生なんとかなるものです。
私の失敗体験から探っていきましょう!
今回のお話は、自分を建て直すために新しいことを学んだのに、自分を偽ったためにまた辞めざるをえなくなりました。そんな私の仕事闇歴史をお伝えいたします。
意識改革!社員からバイトへ
私が8回も転職ができたのは、今にして思えば、相手のいいなりになる性格だったからだと思います。
雇用主は、文句も言わず自分のいうことを聞く人間を雇いたいものです。私という人間は、幼い頃からの両親の諍いを見て育った結果、つねに自分さえ我慢すればいいと相手の機嫌をとる生き方を選んできました。
それなら、それでずっと通せばいいのですが、突然、我慢の糸が切れて爆発して仕事を辞めるというパターンが多かった気がします。
本当の私は、相手のいいなりになんか、なりたくなかったのです…
【人生転換のチャンス10】
家事も育児も仕事も!頑張りすぎは破綻する
気持ちを割り切ることが必要
就職できないという焦りは禁物、できるときはできる
自然体でいられる仕事を見つけよう
なぜ相手のいいなりになってしまうのかといえば、一番は私自身が会社員でなければいけないと思い込んでいたからでした。
そして、その会社員も年齢があがるにつれて、どんどん採用されなくなっていくという不安から、相手のいいなりになり、仕事を得るというのが私のパターンだだったのです。
前のインテリアの仕事が私の最後の就職先だと思って就職したのに、できないことをできるといったために耐えられなくなり、またもや仕事を辞めることになりました。
もう無理は禁物です。
子供が突然病気になって穴が開いても罪悪感が少ないバイトで仕事をしようと決意し、再就職先に2つの会社に応募しました。
ひとつは、お受験用のグッズを販売しているお店の店員の仕事、もうひとつはインテリア会社のショールームの仕事でした。
どちらも接客という仕事で面白そうでした。幸い2つとも採用の通知をいただけました。
お受験のグッズのお店は電話がかかってきて、条件を聞いている時に、その電話の声がすごく冷たく、意地が悪そうで嫌な直感が働き、そこで働くのをやめました。電話の対応もろくにできないところは、おそらく対人関係でまた問題が起こるだろうという予感がしたからです。
のちにママ友がそこでバイトをするようになりましたが、この店のオーナーが本当にひどくて嫌になり、すぐにやめたそうです。
そういう意味では私の第六感は当たっていました。
インテリアのショールームの電話対応はとても感じが良かったのですが、面接に行くと、会社の汚さが目に余りました。インテリア会社なのに本当に汚部屋のように汚いのです。このときは汚さと会社の状態の関係があるということは、想像できませんでした。が、のちに汚いところは嫌な気が蔓延しているということを身を以て知ることになります。
【人生転換のチャンス11】直感を信じることは大切
電話応対が悪いところは人間関係も悪い
会社が汚いところは管理が行き届いていない
当時はまだ子供を保育園に通わせなければならなかったので、汚いくらい目をつぶろう、感じがいい人が多そうだしと、何かと言い訳をつけて、ここでバイトとして働くことに決めました。
ところが…
この会社はその汚さを象徴するがごとく、管理ができていないのでわがままにやる人はわがまま放題で、いい人はその犠牲になっているという会社だったのです。
バイトを始めて、数ヶ月で、社員たちがインテリアという綺麗なものを販売しているその裏でこんなことをしていることに気がついてしまいました。
- 女性社員が大声でヒステリックに罵倒する
- 男性社員が就業中にエロサイトを閲覧する
- 男性社員がチッと舌打ちし続ける
管理が行き届いていないので、やりたい放題の人が野放しで、耐えている人は我慢し続けるという状態で、うつ病で休職する人も多いことも知りました。どうしたものかと思いましたが、私には子供を保育園に通わせなければならないというミッションがあったので目をつぶることにしました。
ところが…
そんな私に社員にならないかという話が持ち上がりました。
その裏では嫉妬という大きな渦が巻き起こり、やがてそれに引きずり込まれることになるとは当時の私には気がつくはずもありませんでした。
続きは【冷えとりB面】後悔しない生き方|8回の転職人生⑧ブラック社員からの逆襲をご覧くださいませ。