こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
今やSNSをやっていない人はいないくらいSNSが生活に浸透しています。
ただでさえ、情報過多なこの時代、SNSでさらに情報の渦に巻き込まれ、以前だったら思い悩むこともなかったことに悩むことも増えてきました。
私もアラフィフまではSNSとは無縁の生活をしていたのですが、子供のママ友関係や自分のやりたいことをお伝えしていく上でSNSに関わることも多くなり、思い悩むことも増えてきました。
今日の記事は、アラフィフの憂鬱〜SNSの問題を考えてみたいと思います。
SNSをしたきっかけ

実は私のfacebook参戦は意外に早く2000年代でした。外国に友人が多くいて、その友達に勧められてfacebookを使ってみましたが、英語やよくわからない怪しい言語ばかりのfacebookタイムラインになりました。
そのときに、知らない人の記事が私のタイムラインに来たりして、なんだか怖いなと思って、その後は放置したままでした。
当時、仕事も忙しく、SNSをチェックする時間もなかったために、しばらくしてFacebookから遠ざかりました。逆算手帳やブログの講座を受講するようになって、facebookのアカウントが必要だと言われて再開するようになりました。主にそのためにFacebookを使用していました。
この時点では、Facebookしか利用していなくて、Twitterは全くどんな利用方法があるのか想像もできませんでした。どちらかというと、長い文章で物事を伝えていきたい私は、短いTwitterでは何をつぶやいたらいいのかよくわからなかったのです。
Instagramも写真撮影が苦手なので、自分には無理だと使う気もありませんでした。
Lineは、夫に情報がとられると脅され、最初からしませんでした。
というわけで、私のSNSは最初は、講座利用のためのFaceookのみの利用でした。
SNSのいいね!問題
最初のうちは、SNSのマナーがわからなくて、友達申請されたら、すべて承認してしまったり、いいね!をつけてくれた人には、すべていいね!返しをするようになりました。
すると、SNS依存になってしまいました。いいね!をつけてくれた人に、いいね!返しをしなくてはと思って、始終チェックしたりするうちに大好きな読書をする時間もなくなっていきました。
これが問題でした。
こちらがいいね!をしたり、コメントを書いてもスルーする人もいることがあり、そんなことに傷ついていたのです。
よく考えてみたら、いいねやコメントが来たから絶対返事をしなければならないということはないのに…
これこそ、自分がしたことと同じことを返してくれなくては気が済まないという思考でした。
これに気がついて、本当にいいね!と思ったものしかいいね!をしなくなると、自然と気持ちのいいおつきあいのできる人だけと交流できるようになりました。
SNSのフォロー問題
SNSにはフォロー数を競う方もいます。主にご自分のビジネスのためのフォロー数を増やすためにフォロー申請をしてくるのですが、そういう方はこちらがフォローすると、しばらくするとフォローを外します。
もともとこのような人は、会ったこともない知らない人なので、あまり傷つくこともないのですが、一度お目にかかって相互フォローした人からフォローを外されると傷つきます。
私もコンコンと悩むこともありました。でも、悩んだところで相手の真意は完全にはわからず、悩むのはあくまで自分の想像の範囲です。相手の気持ちなんてわかるはずがないのです。何も心当たりがないのに、不本意なことがあったときは、相手に何か問題があるのだと思えばよくて、自分の考える誠意の中で生きていけばいいと考えたら楽になりました。
相手に嫌われないように忖度する必要性がそもそもSNSのおつきあいにはないように思います。
だって、実生活であまり会うこともない人なのですから…
フォローを外されたときはちょっと落ち込みますが、それならば早く忘れた方が良いです。
ネットでSNSのフォローを外す人の心理を検索して調べてみると、主にこんなことがあるようです。
フォローを外されてしまった時は凹みますけれど、私は一瞬落ち込み、こんなふうに考えるようにしました。
- 私は記事をたくさんアップしたい→読みたい人だけ残った
- ネガティブ発言は気をつけよう
- 相手から縁を切ってくれてよかった
- きらきらと思ってくれるほどになった→自分のステージがあがった
アラフィフ世代は若い人と違って、SNS に慣れていない人も多いので、フォローを外されるとショックも大きいと思いますが、フォローを外した知人はあなたを本当の友達と思っていなかったと相手がわざわざ知らせてくれていると解釈し、おつきあいの方法を変えることもできるありがたいものです。
Lineのグループ問題
ママ友の世界ではLineが普及しています。このLineがとてもやっかいで、すぐに連絡ができて、未読、既読がわかってしまうので面倒です。
それとライン独特のルールがあり、それも慣れるまでは本当に気になりました。
私がLineをするようになったのは、子供の保護者の連絡網のためです。子供の学校のクラス委員をやっている人が連絡しても返答してくれない保護者がいるので、連絡網をLineにしたいと申し出られた時に、仕方なくLineをするようになりました。
すると、みなさんどんどんLineにメッセージを流してきて、Lineの着信音が鳴り響き、一時期私の携帯の電源は外出先で落ちました。
後から知った話ですが、Lineには参加しないという保護者もいたようですし、参加しなくても仲間はずれにはされていません。これは賢いなと感心しました。Lineに参加しなくても必要な情報は届きます。
Lineに入ると、どんどんグループが作られて、細分化していき、密な関係になっていくのも怖いものです。
このようないらぬ悩みも増えてきます。
気がつくと、クラスLine、部活Line(全体、学年、クラスの3つ)、子供どおしが仲良しの親Lineなどいくつものグループができて、私のようなズボラな人間には管理ができなくなります。
ママ友の世界は、子供の学業の終了とともになくなっていきます。もし今、思い悩んでいる場合は子供の卒業とともにその悩みも消えますので、深入りしないのも一つの手です。
あるいは、短い期間と割り切って、思い切り密に楽しむのもいいかもしれません。どんなに仲が良くなっても、いずれは消えて無くなる期間限定の関係ですから。
アラフィフのSNSとうまくお付き合いする方法
それでもSNSは普及しています。これを一気に捨てることはとても難しいことです。
ママ友などと深く付き合いたくないと思ったら、Lineはやっていないとか、Facebook、Twitter、Instagramのアカウントは教えないとかで自分を守る必要もありそうです。
忘れてはならないのは、
自分の思っていることや常識は
相手も同じように考えているわけではない
ということです。
SNSが普及して、いろいろな人と繋がることができるようになりました。その中には自分と感覚も合う方もいるでしょう。その反面、絶対に会うこともできなかった人や、普通に会っていたらおつきあいをしない人もいることでしょう。
本来ならば、人とのおつきあいは長い間時間をかけて、相手のことを知り、仲良くなっていくものです。その過程には、いやなこともあるものですが、SNSの世界では、ネガティブなことを隠した表面の世界のことだと思っておくといいと思います。いいところどりの世界なので、嫌なことを知った時のショックは計り知れません。
それでも、実際にSNSがあってよかったことと、悪かったこともありました。
Facebookに自分の思い出をアップすると、過去の今日の記事がお知らせであり、過去を振り返ることができる
SNSでこのブログのイラストを描いてくれる方を発見できた
SNSを通じて応援したい大切な友ができた
考え方が広く浅くなった
依存してしまうと時間がとられる
想像もつかないことを知ることもある
知らないうちにトラブルに巻き込まれることもある
いいね!返しに奔走してしまう
フォローを外されるとショックが大きい
私もSNSでの憂鬱がありました。周りの人のキラキラがまぶしくて落ち込んでしまったのです。
そんな時に行ったことは、
SNSを見ない
でした。
友人に相談したら、亀山ルカさんの記事を教えてもらい、とても励まされました。ぜひ読んでみてください。
SNSは、少し前にはまったくなかったツールです。
傷つきたくなければ参戦しないことです。
TV「マツコと有吉のかりそめ天国」でも、久保田アナがTwitterをやってみたいと打ち明けたら、お二人はやめとけ!やめとけ!と言っていたくらいです。
(有吉さんはフォロワー数があまりに多すぎて今更やめることができないとおっしゃっていました。)
本来ならば人生で関わることのなかった人や、表面だけのお付き合いの方に自分の心を砕く必要はありません。
自戒を込めて、SNSとは、依存しないでうまくつきあっていきたいものです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
傷ついたときに励まされた本はこちらです。これを読むと思い悩むのがよくないことがよくわかります。
『脳内麻薬で成功中毒』(増田勝利)の中に、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」を聞くとIQが良くなると書かれていて、毎晩聞くようになったら、なぜか気持ちが明るくなりました。IQが上がり、賢くなって対処できるようになったのかもしれません。映画「のだめカンタービレ」でも弾かれていたピアノ曲なのでご存知の方も多いかもしれません。ぜひ聞いてみてくださいね。