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心と体の冷えとり_働く女性の悩み、主婦の問題、ママ友、嫁姑とのトラブルを解決する話  by風宏(心の冷えとり)&風茜(体の冷えとり)

05-17夫婦のコミュニケーション 05-23育児 コミュニケーションスクール

子育て論2 〜赤ちゃんの一番の栄養は、ママの”笑い声”だと気がついた〜

投稿日:2016年10月29日 更新日:


女性に必要不可欠だとお伝えしている「男性的出世脳」の中でも、特に大切なのが、

「男性的成功コミュニケーション」

です。

そのコミュニケーションには、いくつもの要素がありますが、

「相手の存在をしっかり感じる」

「相手の気持ちを理解する」

「相手の喜ぶことを優先する」

「相手の考えていることがわかる」

ビジネスでは、とても重要な要素になります。

 

これは、何もビジネスだけに限ったことではありません。

もちろん、起業を目指す女性には当然、身につけていただきたいですが、

そのためには、普段の生活。

ビジネスとは、全く関係のないところでも、意識して実践することがとても重要になります。

つまり、マインドから変えていく。

 

今回のテーマは「子育て」です。

 

もちろん、子育てにも、このコミュニケーションは必要です。

 

と、いうか、

 

もし、お子さんがおられる方で、今、子育てやビジネス業界でコミュニケーションにお悩みの方がおられたら、

一言、こう申し上げたい。

「子供が赤ちゃんだった時、あなたは、赤ちゃんとどのようにコミュニケーションを取っていましたか?」

 

言葉の使えない赤ちゃん相手だからこそ、

この能力が遺憾なく発揮されていたはずなのです。

 

つまり、お母さんは無意識のうちにこの能力を使っていたのです。

 

どうですか?

 

思い出してみてください。

 

では、前回の続き。本編をお読みください。

 

サイレントベビーにならないために

 

サイレントベビー

泣かない、笑わない赤ちゃんのことです。

泣いて、お母さんにお腹減ったよ。抱っこしてほしいよ。オムツ気持ち悪いよ。

訴えているのに、他のこと(スマホなど)に夢中のお母さんに気づいてもらえず、そのうちに、無反応になっていく赤ちゃんのことです。そんな赤ちゃんのサインに気づかずに、

「うちの赤ちゃん、本当に手がかからなくていい子なの」

そう勘違いして、相変わらず、赤ちゃんからの大切なメッセージに気づかないまま時が経ってしまいます。

そうやって育てられた赤ちゃんは、愛情不足、コミュニケーション不足から、発達障害を引き起こす可能性が高まり、将来の引きこもりやキレやすい性格の一要因になっているということで、最近、注目されている言葉です。

 

娘(音ちゃん)が生まれたとき、世の中にはまだサイレントベビーという言葉は存在してませんでした。でも、わたしたちは、赤ちゃんとのコミュニケーションについても、話し合いました。

と、いうのも、妊娠中に奥さんに起きた不幸な出来事で、以来、彼女のトラウマになっていることがありました。

以前、『高齢出産妊婦さんの苦悩3』で、書きましたが、助産士さんから言われた言葉が、彼女の子育てに大きく重く、のしかかっていたのです。

子宮内で、首が奇形に曲がってしまった胎児のときの音ちゃんの状態をエコー写真で見た助産師さんが言った言葉です。

「あなた(奥さん)が、赤ちゃんにしっかり愛情を注いでこなかったから、こうなったかもしれないんだよ。今からでも遅くないから、もっと赤ちゃんに話しかけてあげなさい。いいわね。あなたは、まだ全然母親になれてない」

精神的にどん底に落ちていた奥さんにとどめを刺したこの言葉は、その後ずっと彼女を苦しめ続けます。

「愛情を注ぐってどういうこと?わたしのやり方は間違っているの?じゃあ、どうしろっていうの?」

「わたし、母親になる資格あるのかな…ちゃんと母親になれるかな…」

それ以外にも、悩みは尽きません。

生まれてくる赤ちゃんと、どうコミュニケーションをとればいいのか、悩んでいました。子供ができる前、活字フリークの彼女は、家では、暇されあれば読書をして過ごしていました。赤ん坊と二人きりの時間、読書ができないストレスで自分はどうなるのだろう?ちゃんと愛情を持って赤ちゃんと会話できるのだろうか?赤ちゃんがなにを考えているのか、きちんと理解できるのだろうか?

 

ただ、一つだけ、運のいいこともあります。

当時、うちには、猫のマウがいました。マウは、我が家にやってきた新しい家族の音ちゃんから本当に一瞬たりとも離れず、ず〜〜〜っと音ちゃんだけを見つめて、常に横に座っていました。音ちゃんが泣けば、すぐにわたしたちを呼びに来ます。泣いてないときもミャ〜ミャ〜鳴きながらやってきて、なんだろう?と、様子を見に行くと、オムツの中はウンチでいっぱいなんてこともしょっちゅでした。音ちゃんの横で寝入ったわたしの顔を肉球で何度も何度も押し続けて、目が覚めてみると、音ちゃんが荒い息をして高熱を出していた。なんてことも。

 

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音ちゃんがお腹の中にいるときから…

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ず〜〜〜っと

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ず〜〜っと、まんまる目で

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ず〜〜〜っと、こんな感じでした。

「猫ってすごいね。なんでわかるんだろうね。匂いかな〜?」

「やっぱり、ただただそばにいるだけで、異変を感じ取れるようになるんだろうね。しっかり見てあげるってことなんじゃない。ただ、思ったこと、これからやることを言葉にして音ちゃんに言ってあげればいいんじゃない?アバアバよくわからない言葉を発してたら、何?どうした?って答えてあげればいいんじゃない?マウに話しかけるのと同じだよ」

「マウと同じってわけにはいかないでしょう?」

「コミュニケーション能力はマウの方が上なんだから、同じだよ。それくらい気楽にかまえることだよ」

 

ご批判覚悟で申し上げますが、わたしたち夫婦は人間の子供より動物のほうが大好きでした。猫を飼う前には、うさぎ、その前にはインコを飼っていました。わたしはボランティアで散歩に連れて行ってもらえない犬の散歩をしていて、犬のことをもっと知りたいと、ドッグアドバイザーの資格まで取ってしまいました。動物たちに、これでもか〜!てほど愛情を注いだし、「人間の子供なんかより、動物の方が正直だから好きだよね」なんて本気で思っていました。

だから、

「マウに注いでいる愛情と同じでいいんだよ。音ちゃんはマウの妹だから。マウを参考にすればいいよ。悪い言い方をすればペットと同じだな」

 

それくらいの気楽さを持って、考えすぎないでやっていこうじゃないかと。

 

でも、そうさせてはくれないのが、赤ちゃんだし、子育てなんですよね。

そりゃそーだ。赤ちゃんはペットじゃないし、人間なんですよね。

簡単であるはずがない。

 

でも、笑わない我が子

 

でも、音ちゃんは、全然笑ってくれませんでした。

バ〜バ〜ブ〜ブ〜ものすごく言葉を発するし、ものすごく動くし、マウの尻尾をつかんで引っ張るし、お腹が減ると凄まじい泣き声をあげるし、音ちゃんは、ものすごく活発な子なのに、決して笑わないのです。

そこで、わたしたちが、問題視したのが、

奥さんだけではなく、わたし自身も感じていた一番の心配事。

家に夫婦どちらかしかいないときの、音ちゃんとのコミュニケーションの取り方が、これでいいのかよくないのか、わからない。

と、いうことでした。

夫婦二人がそろっていて、音ちゃんと輪になって話をしているときはなんの問題もありません。音ちゃんは、聞いているのかいないのかわからないけれど、わたしたちの会話は聞こえているはずです。パパとママが自分の話しをしていることはわかっているはずです。パパとママが目の前で自分の話をして幸せそうな顔をしている。そのことに気づいているはずです。

そこに疑問を挟む余地はありません。

しかし、夫婦のどちらかがいなくて、音ちゃんとわたしの二人きりのとき、わたしの話し方や、話している言葉。話している内容が、果たしてこれでいいのだろうか?

その時間が長くなればなるほど、疑問が大きくなり、不安が膨らみます。

だって、そばには自分と音ちゃんしかいないのだから、「正解」「不正解」を判定してくれる人がいないのです。

あとになって、奥さんに、

「今日、音ちゃんにこういう風に話しかけたんだけど、こんな反応だったよ」

そう伝えることはできても、そのときの二人の空気感や音ちゃんの微妙な変化や新しい発見について、正確に伝えるには限界があります。

やっぱり、どこかの時間でほったらかしにしてしまう瞬間が必ずあるし、変化を見落とすこともあります。

かまい過ぎてもいいのか。オムツはすぐに取り替えるべきなのか?おねしょをしないようにするために少し時間を置いたほうがいいのか? いろんな疑問が湧いてきます。

わたしはおしゃべりな人間です。おしゃべりが大好きです。基本的にテンション高めの人間です。

奥さんは、静かに本を読んで過ごすのが大好きです。音楽をかけて本を読む。

だから、奥さんは本の読み聞かせを。これは、まあいい。

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わたしは、おしゃべり好きですが、返答してくれない相手に一方的に話し続けるのは難しいのです。

わたしがどんなに話しても、聞こえてくるのは、アババ〜ブ〜とか、ミャ〜(マウ)とか。あとは、自分の声。

だから、音ちゃんを抱っこしてひたすら歌を歌いました。

歌がきらいな赤ちゃんはいないだろう…。と、いうことからです。

それでも、音ちゃんは笑わない。なにをどうやっても笑わないのです。

 

 

ひたすら散歩。気がつけば散歩

 

「音ちゃんの刺激が足りないのかな?」

もっと、いろんなものを見せて、いろんな音を聞かせて、刺激を与えていたら、笑ってくれるかも?

そう思って、音ちゃんを乳母車に乗せて、ひたすら町を歩きます。

公園でお花を見せて、野良猫に近づき、カラスの鳴き声を聞かせ、パン屋に入ってパンの香りを嗅いでもらって、蕎麦屋で蕎麦をすする音を聞かせる。

高台に登って景色を見せて、電車に乗る。

どこに行っても、音ちゃんは乳母車に乗っているときは一睡もしませんでした。

すべてを吸収したるからな〜!

と、気合を入れて、全部を目に焼き付けるように目を見開き、終始、びっくりしたような顔をして起きていました。

ほんっと!

まったく!

寝ない!

乳母車に乗って動いているときはまったく寝ない。

止まると、ブ〜ブ〜明らかに文句を垂れる。

それでも、決して、笑いはしない。

「なんで〜〜〜〜〜?」

と、聞いても、答えは帰ってこない。

 

 

親の笑い声

 

気がつけば、一度も笑わないまま、5ヶ月が経っていました。4ヶ月目にはわたしも仕事に復帰し、奥さんと音ちゃんの二人きりの時間が増えました。家族3人が揃う時間がめっきり減ってしまったのです。

年末になり、休みに入った12月27日の夜。わたしたち夫婦は、久しぶりにお笑い番組を全員が揃って見ていました。ソファにちょこんと座ることができるようになっていた音ちゃんを真ん中に置いて。

すると、突然、音ちゃんがケラケラケラ〜ッと笑ったのです。

まるで、笑い袋のような笑い。満面の笑み。

「笑った〜!笑ったね〜音ちゃん!」

わたしたちが大騒ぎをすると、音ちゃんがまたケラケラケラ〜ッと笑います。

「なんだなんだ?なにが可笑しくて笑ってるんだ?」

「なんだろう?なんのタイミングで笑ったんだろう?」

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それからしばらく様子を見ていると、

「浜ちゃんがおもしろいことを言ってるタイミングで笑ってるんじゃない?」

「え〜?」

奥さんは、ダウンタウンの浜田さんの大ファンだったのです。

「そうじゃないよ。浜ちゃんがおもしろいことを言って、君が本気笑いをしたから音ちゃんも笑ったんだよ」

「そうか!!」

そうだったのです。

音ちゃんは、奥さんが本気笑いをしたら、それにつられて笑っていたのです。

 

浜ちゃん → 奥さんの笑い → 音ちゃんの笑い

 

てことは、

「わたし、それくらい笑ってなかったってこと?」

「顔では笑っていたかもしれないけれど、本気の笑い声はあげてなかったのかもしれないね」

「だって浜ちゃん見てなかったもん」

「浜ちゃんの声のトーンも音ちゃんにはウケてんのかもね。浜ちゃんの声のトーン、ジャパネットの高田社長(高田社長の声の周波数は赤ちゃんと同じ説による)に似てるし」

「あるかも〜」

 

以来、奥さんは、家で音ちゃんと二人きりのときは、必ずお笑い番組を最低一つは見るようになりました。

『ガキ使」に『リンカーン』に「アメトーク」。ビデオに撮って、音ちゃんと一緒に。

ママがゲラゲラと本気で笑う。そのママの笑い声によって、音ちゃんは完全に覚醒しました。わたしは歌に大げさな踊りを加えました。音ちゃんは大喜びでした。笑いを誘うように笑い声をあげると、音ちゃんも大笑い。

 

そうやって、気がつくと、あんなに悩んでいた我が家には笑い声が絶えないようになっていったのです。

とにかく笑う。本気で笑う。

イライラすることも、もちろんあるけれど、そのあとは、

「ごめんね」

と、謝って、本気笑い。

 

気がつけば、音ちゃんは、超ネアカな赤ん坊に育っていきました。

 

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大人がおもしろいと思っても、子供には怖いものだったり。笑いのツボは人それぞれちがう。

 

三つ子の魂百まで

でも、これからは、しつけということもやっていかなければなりません。

 

赤ん坊を、動物ではなく、人間にするためには、たくさんのことを経験させてあげて、自分の目で見て、自分の手で触れて、自分の舌で知る。

なにが安全でなにが危険か?

なにをやってもよくて、なにはやってはいけないか?

 

三つ子の魂百まで”

「幼い頃の性格は大人になっても変わらない」

と、いう意味です。

3歳の性格は100歳になっても変わらない。

それが、時代とともに解釈転じ、最近では、

「3歳までの過ごし方によって、その後の人生が決まってしまう」

と、いう例に使われています。

理屈は、よくわからないけれど、

大昔から言われていることなんだろうから、深く考えず、取り入れて損のないことは取り入れる。

 

「よし!3歳までの過ごし方、教育、しつけはとっても大事らしいから、しっかりやろう!」

そう決めたのでした。

そのひとつが、

”0歳児から保育園に預ける”

でした。

これには、わたしの両親、奥さんの母親から大反対を受けました。

でも、わたしたちは、決めていました。

これだけは譲れないと。

 

保育園に預けるべきか否か?

 

そもそも、わたしも最初は反対をしていました。

「早すぎる」

「子育てを人任せにしてはダメだ」

「親が楽をするようではダメなのだ〜」

なんて。

もちろん、わたしの親も、奥さんの親も同じ意見です。

しかし、奥さんは、譲りません。

「わたしにはわたしの考えがある!」

「おう!じゃあ聞こうじゃねえか!」

 

「まず、第一に、わたしには公園デビューはできない!公園で子供を遊ばせている間に知らないお母さんとお友達になるって無理!公園にいても、ママのストレスは音ちゃんによくない」

「………まあ、一理あるかな…」

保育園だったら、常に保育士さんの目があるところで遊ばせられる」

「確かにね」

「そして、栄養士さんがつくるご飯とおやつの栄養バランスが完璧。離乳食のタイミングもわかるし」

「そりゃそうだ」

「そして、何よりもこれが一番大事。とっても強い子になると思う」

「そうなの?」

「保育園は幼稚園とはちがう。あくまで、働く親のために預かってくれるところだから、0歳から一緒に過ごす子供たちの中で、ものすごく揉まれる。風邪もすぐにうつされるし、ケンカもしょっちゅうだって聞いた。上も下もごっちゃになって常に大勢の子供達の中で生活するわけだから社交的になるし、物怖じのしない子になると思う。小さい頃から、独立心の強い子供に育ってほしいから」

「確かにね〜。わたしも幼稚園児(カトリック系のお上品な幼稚園出身)の頃は甘えん坊だったしね〜。保育園は、いろんな環境の子供達がいるからね」

「そして、わたしたちも安心して仕事ができる。そのほうが、早く音ちゃんに会いたいと思うし、一緒にいる時間が短くなるぶん、愛情たっぷりに触れ合うことができると思う。どう?」

「いちいちごもっとも。ふ〜ん。いいんじゃない?で、どこの保育園に入れたいの?」

「地元の公立保育園。公立保育園が一番園庭が広いし、公園も近い」

「入れるの?」

「入れるよ。ガラガラなの」

「世田谷区や川崎は待機児童だらけってのに?」

「そう。それもひどい話だけどね。ここは土地柄、子供が少なくてガラガラ」

そして、生後9ヶ月後の0歳の春。音ちゃんは、晴れて保育園に入園したのでありました。

 

 

 

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風茜のプロフィール


風茜のプロフィール

冷えとりコーディネーター。
大学卒業後、美術館学芸員を経て、不況、夫の大病のため、転職を8回経験する。仕事のストレスから体が冷え切っていて、ようやく30代後半で妊娠するも、冷えのため切迫早産しそうになる。子供のアトピーをきっかけに冷えとり健康法を知り、靴下2枚ばきから始める。ずっと体が弱く、入院、手術を繰り返していたが、冷えとりで体質が改善されて、健康を取り戻した。現在冷えとり歴10年目。どんどん体の毒出しが起こり、体の冷えがとれて思う通りの幸せな毎日を送ることができるようになった。現在、靴下8枚ばき、半身浴2時間、1年中湯たんぽをいれ、腹7分を心がけている。アラフィフを機に、冷えとりコーディネーターとして、冷えとりと人との間をつなぐ仕事をしたいと活動を決意。2015年6月より冷えとりブログを開始。